ブラック企業あるあるエピソード〜Vol.3 同族のインテリア関連企業〜

公開日: : 最終更新日:2019/12/15 ブラック企業 ,

前回までの記事はこちら
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ブラック企業あるあるエピソード〜Vol.1 住宅メーカー編〜
ブラック企業あるあるエピソード〜Vol.2 ITベンチャー編〜

4月に入社した会社を6月で、8月に入社した会社を12月でやめた僕はその年が明けた1月、3社目の会社に入社した。
新卒1年目で2回目の転職だった。

3社目の会社はカーテンを中心としたインテリアのデザイン・施工会社だった。
夫婦二人が運営し、5名の社員を抱える零細企業だった。
ここはオフィスの佇まいや面接の時の対応が良くて、
今までのように過酷な勤務環境ということはほぼないだろうと確信した。

これまでの住宅メーカー、IT営業会社ときてなぜインテリア?と思うかもわからないが、
当時僕は大学の時に取得したインテリアコーディネーターの資格を持っていた。
大学の時に結構勉強して取たので、どこかで活かしたいと思っていた。
そういう経緯があって住宅メーカー→建設業回に特化したIT→インテリアというような流れになった。

ブラック企業あるある地獄はまだまだ続く

さすがに1年で2回目の転職活動になると、書類選考で結構落とされた。
なんとなく大手の看板が社名に入っているような企業とか、知名度のある企業など、
体制がしっかりしてそうなところを選んだがどれも見事に撃沈した。

この2回の転職理由の伝え方も辻褄が合うように少々カスタマイズして伝えていたが、
2社辞めているということが自分でもかなり後ろめいた感じになって、少々自信もなくしていた。

そんな中でどんどん中小企業、零細企業にも応募するようになってきた中で、
夫婦経営している社員7〜8名のインテリアデザインや施工の会社に面接に行った。

ここは1回目の面接で社長と会ったんだけど、この社長がまた優しそうな人で、
「今までは会社が合わなかったんだね、一度うちで着々とやってみなよ」という言葉をかけてくれた。

その社長の感じと、社内の雰囲気も良さそうだったし少人数でしっかり取り組めそうだなと思って、
営業として入社することになった。

ブラック企業あるあるエピソード①:気の狂ったようにキレる上層部

この会社は完全に一人の人間が全てを掌握していた。
社長の嫁である専務だ。

この専務が本当に一人狂い咲いていた。
パートナーである社長にも怒鳴り散らすばかりか、
短大を出たばかりの20歳の事務の女の子にも、毎日声が枯れるくらい容赦無く怒鳴りつけていた。

その心底怒鳴る理由もはっきり言ってどうでもいい理由だ。
お茶の片付けが遅いとか、ゴミが落ちっぱなしとか、FAXがきたまんまになっているとか、
何か他のことをやっていれば気づかなかったり後回しになりがちなことに対して、
壊れたかのように怒鳴り散らしていた。

もちろん女性だったけど、はっきり言って「女」という生き物には一切見えなかった。
目力も強く、自分が標的にしたものは気がすむまで鋭い怒声をどこまでも投げかけた。
社内の雰囲気は最悪だった。
面接の時に見学したオフィスは実は専務がその時いなかったということに気づいたのも後の祭りだった。

ブラック企業あるあるエピソード②:給料の低さが半端ない

給料は19万+インセンティブというこれまでよりも低い内容だった。
住宅メーカーの時は22万+インセンティブ、詐欺ITベンチャーの時は21万+インセンティブだったので
転職をすることに給与が下がる典型的なパターンで転職の怖さとか愚かさを思い知らされた。

どれだけ頑張ってもインセンティブも大して上がらない。
明確な基準もなく2〜3万つけばいい方で、営業といっても現場仕事をすることが多く、
客先でカーテンの取り付けとか、カーテンレールを切ったり、メーカーにカーテンの縫製のオーダーをしたり、
営業とはかけ離れた仕事が多かった。勤務時間も例に漏れず長かった。

ブラック企業あるあるエピソード③:もはやどこでも同じなのか、長時間労働のブラックぶり

朝は8時半から夜も12時くらいまでは毎日働いていた。
以前の2社に比べるとまだ早い方だったが、それだけ働いても稼げるようにならない自信があったし、
7〜8人の少ないスタッフの中でもほぼ全員が辞めるという考えを頭の中に持っていた。

そんな状況の中で2ヶ月ほど経った時、またしても「転職」が頭をよぎった。
1月に入社し、3月の暖かくなってきた頃、出会いと別れのこれまでだとワクワクするシーズンに
とんでもなくブルーに陥った。

ブラック企業あるある:まさに泥沼、新卒1年目に3回目の転職活動

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この時ばかりは本当に自分が嫌になった。
周りからも「根性なし」とか「何がしたいの?」とか否定的に言われまくっていたし、
自分でも本当にこれからどうしたいのか一切わからなくなった。

僕はこれまで成績も常に良くて、スポーツも得意、それなりに女の子にもモテたし、人渡りも良くて、
自分に自信を持って生きてきたけど、もはやその自信は一気に崩壊していた。

でもこのままここにいても何も好転しないことだけは確実にわかっていた。
ちょうど大学を卒業して1年経とうとしている3月の中旬、また転職サイトや求人誌を見るようになった。

3ヶ月ほどまた転職活動をし、多くの企業に書類を送った。
しかし書類でまた落とされまくる日々が続いた。
この期間、ゆうに25社以上は書類で落とされたと思う。

社会人2年目の6月のある日、書類を送ったある一つの企業から面接日程の連絡が入った。
その会社は小中学生向けの個別指導の塾だった。

面接に行くと当時30代のマネージャーが面接をしてくれた。
その人はこれまでの僕の職歴については特に深く質問してくるわけではなく、
それよりも今後どんなビジョンを持ってるのかとか、どういう仕事をしていきたいとか、
あくまで僕のポテンシャルの部分を知りたがっていた。

その時の僕のビジョンややりたいことを伝えると、
そのマネージャーはその日一緒に飲みに行こうと誘ってくれた。

とにかく今の会社から抜け出したく、新しい会社の内定に植えていた僕は
そのマネージャーから飲みに誘われたことに心躍らないわけがない。
好印象をもってもらってることに少々舞い上がっていた。

今の自分が、当時の自分に今声をかけるとすれば
「仕事が決まればどこでもいいのか?」
といったレベルだ。

飲みに行ったのちマネージャーの勢いもあり、近々入社することが決まった。
そう、大学を出て社会人生活1年4ヶ月、4社目の会社が決まった。

次に続く・・
↓↓
ブラック企業あるあるエピソード〜Vol.4 学習塾ベンチャー~

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Kevin@キャリアアドバイザー

Kevin@キャリアアドバイザー

20代で4社のブラック企業を渡り歩き、迷走に迷走を重ねた末にキャリアアドバイザーという天職に辿りつく。 その迷走経験を活かし500人以上の転職相談に乗ってきた30代現役キャリコン。企業の採用支援実績は600社以上、上場企業の人事代行も務め採用コンサルタントとしても活動中。

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  • 名前:Kevin
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