転職エージェントで変更すべき担当者の特徴とは?

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転職エージェントの担当者のレスポンスが遅いやろ!

転職エージェントの紹介する求人がイマイチだな・・

専門分野の話、理解してるのかな・・

転職エージェントを活用して転職活動をする場合、その成功はあなたの登録した担当者の質によって成否が決まるケースが多い。転職エージェントとの相性が悪いなと思っていても、転職エージェント自体を別の会社に変えることなく、担当者を変更することで状況が改善されることもある。

現役キャリアアドバイザーの立場も踏まえて、今回は転職エージェントの担当者の対応に不満や不安がある方に向けて、チェックするポイントや合わない時の対応を現役キャリアアドバイザーのプロ目線でお伝えしていく。

【この記事が役に立つ人】
・転職エージェントをこれから利用しようと思っていてちょっと不安な方
・転職エージェントの担当者の対応を不満に思っている方
・転職エージェントの担当を他の人に変えてほしいと悩んでいる方

【この記事が伝えている事】
→転職エージェントの間違いのない担当者の見極め方が分かります。
→転職エージェントの担当者を変えてもらう方法や改善を促す方法が分かります。
→転職エージェントの担当者を変える前に改めてチェックするポイントが分かります。

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転職エージェントで変更すべき担当者の特徴とは?

まず結論から。
現役のキャリアアドバイザーであるプロの目線からしてこんな担当者はやめた方がいい。

①仕事が遅い・約束を守らない
②身なりが整っていない
③あなたの業界やキャリアに関して無知
④フィードバックがない
⑤興味のない求人を一方的に案内する
⑥とにかく急かす
まず一点頭に入れておいた方がいいこと。あなたに対してもいい加減だったり不快感しか与えない担当者は顧客企業に対しても同じことを思われている可能性が高いという事。
 
あなたが仮に応募したとしてもその評価の低い転職エージェントや担当者からの推薦になってしまえばあなたの印象を与える前にマイナスからのスタートになってしまうことは頭に入れた方がいい。

①仕事が遅い・約束を守らない

これは論外。仕事が遅いのは相談者であるあなたや顧客企業にとって不快感しか与えない。転職エージェントの担当者としてというよりは社会人として満足できるレベルにない担当にはサヨナラを告げた方がいい。

また仕事が遅いだけでなく期日を守らないなどは全く信頼できない。仕事が遅い、約束を守らないなどの担当者はすぐに担当を変更してもらうべきだ。

②身なりが整っていない

転職エージェントに面談の機会があると思う。その時に面談した担当者の身なりをチェックしてみてほしい。今はリアルな面談ではなくWEB等でも面談の機会があると思うからしっかり確認してほしい。身なりというのはその担当者の性格を如実に表す指標と思ってもらって間違いない。

・よれよれや汚れたスーツやシャツを着ている
・髪型に清潔感がない
・臭いがきつい(タバコ臭、口臭、強烈な香水臭、体臭)
・持っているアイテムが汚い(ノート、バインダー、PC)
・靴が汚い(磨いてない、擦れている)

こういったような様子が見られる場合には、自分自身にそこまで配慮ができてない人だ。つまり他の事や周りの人まで配慮ができない可能性が非常に高い。身なりが整わない転職エージェントの担当者はあなたの転職活動に配慮できない可能性が高い。

③あなたの業界やキャリアに関して無知

とにかくあなたの経験してきた仕事・業界に無知な担当者もこれまた多い。その仕事の実状を知らなさすぎたり、その仕事の習得に必要な資格やそれにどれくらいの労力が必要かを知らない担当者も非常に多く存在する。

ただ求人要項の仕事内容と給与などの希望条件だけで求人を推してくるケースだ。あなたもそうかもわからないけど、転職活動に迷う人が転職エージェントを使う理由の一つに自分ではこの先のキャリアがどういった方向性がいいのかが分からないという人は多い。

その中で今現在のあなたがどういう仕事に就ける可能性があって、どのようにキャリアを積んでいくと人生が好転するかといういわゆる「選択肢」を指し示すこと。

Ex:
Aの仕事だと目先の給料はいいけど、その先はBの仕事だと最初は少ないが1年くらいのうちに○○の資格を取って3年くらい実務を積めば3年後に市場価値が上がる可能性も上がり今の収入を超えられるようにすることができる。

このようにあなたの業界において、今のあなたのキャリアや年齢を踏まえてこのように的確な選択肢と可能性を示してステップアップのイメージがつけられるかどうか。これが相談者のあなたにとっての転職エージェントの担当者からもらうべき一番の仕事だと思う。

求人だけポンポン送り付けるだけで、あなたのキャリアについて「コンサルティング」「アドバイス」をしない担当者は無能だと頭に入れておこう。

担当者が若くキャリアが浅い場合は人柄を見極めよう

特に大手のエージェントは担当の数も多く、正直当たり外れもある。特に多いのが20代そこそこでまだまだ自身のキャリアや人生経験も浅いアドバイザーが担当になることもある。これは全て20代の担当が悪いという訳ではないけど、あなたにとっては不利にはなりやすい。
担当自体のキャリアが浅いと

・あなたのキャリアがどう生かせるのか?
・あなたの経験を評価してくれやすい会社はどういったところか?
・親和性のある業界はどこか?

こういったところのイメージがつかない。

例えばあなたが30代で結婚していた場合、その担当が20代そこそこのアドバイザーだとどうだろう?仕事選びはただの会社選びではないから家庭環境など仕事以外のことも配慮しながら幅広い検討事項の中から仕事を選らばなくてはならない。やはりあなたと同等以上の人生経験をしている担当が望ましい。

しかし単に年下でキャリアが浅くて経験も少なくても、

・あなたの状況を理解してくれて親身になり奔走してくれる
・分からないことは分からないとはっきり言える(教えてください!と言える)
・メール返信、電話など対応スピードが速い

こういった側面が見られるのであればその動きに期待したい。求人案件はタイミング。あなたの希望に合ったものをスピード対応で拾ってきてくれる可能性もある。このタイプのアドバイザーは若くても是非期待してあげてほしいところ。

④フィードバックがない

・アドバイザーとの面談時に質問してくるだけでアドバイザー個人の意見がない
・書類に対しての添削のフィードバックがない
・面接を受けて、ダメだった時も次につながるフィードバックがない
こうのに当てはまった時も疑う必要がある。実際転職エージェントの仕事って、簡単に言うと求職者を右から左に動かして当たればよし!ってことなんだけど、本当にただこれだけやっている担当アドバイザーも多い。企業ごとにアピールする部分も変えていく必要もあれば、活動の戦略を変えていくことも必要。状況によって適切な行動が取れたり、アピールが出来るようにフィードバックしてくれるかどうかは非常に重要。
 
そして企業の面接を受けても不採用になるケースはある。その時にしっかり面接の先方の所感など次につながるフィードバックをくれるかどうかも大事。次に改善が出来たりするポイントをあなたにしっかり伝える必要がある。
 
逆に言うと、フィードバックが全くない担当は頭使ってないってこと。ただあなたの書類に書いてあること、面談で話した表面的なことだけ把握してポンポン流すだけになっている可能性があるのでしっかり見ておこう。

⑤自分に興味のない求人を見せてくる

多分一番多いであろうケースがこれ。転職エージェントのアドバイザーもなんだかんだ「売上が一番」。決めたいというのがにじみ出ているケースがある。

とにかくあなたの入社(成約)を決めたいもんだから、あなたの意向に全く合わない求人をいくつも送りつけて理解に苦しむ価値観を押し付けて応募させようというケースも多い。そういう場合は、なぜあなたにその求人を薦めた理由を聞いてみよう。

その担当なりにあなたのキャリアや意向に対しての意図や考えがあればよいがそれがはっきり説明できないケースはパートナーとしてあなたのキャリアを相談すべきプロのパートナーではない。

⑥とにかく急かす

あなたに求人の応募を急かしてくるなど、とにかく対応を急かす担当者はあなたの立場や状況というよりは自分本位な可能性がある。早く決めて成果を出したい、など転職希望者には関係のない思惑が急かすことに繋がっている場合がほとんど。

時には本当にあなたの対応が遅い場合に急かすことが必要な場合もあるが、不必要に急かしてくる場合は注意した方がいいだろう。

転職エージェントの担当変更を切り出す方法

担当アドバイザーがあなたにとって適任ではないと感じた時、せっかく登録した転職エージェントでもあるのですぐに転職エージェントを変える必要はない。なぜなら担当さえ変われば問題は解決する必要があるからだ。担当が変わることであなたの活動がスムーズに進むならそれが一番手間もかからずいい。

転職エージェントに担当を変更してもらう時、なかなか担当本人にストレートには言い出しづらいときがあるし、切り出し方に困る場合があるが、下記のように対応してみよう。

①転職エージェントの総合窓口にTEL
②担当本人にメールで連絡
③転職エージェントを変える

①転職エージェントの総合窓口にTEL

転職エージェントの支店などの総合窓口に匿名でまずは連絡して担当を替えてほしい旨を伝える。
その後担当が誰かを伝え、その後にあなた自身の名前を言う。

すると支店の担当者が配慮して現在の担当にあなたからの角が直接立たないように担当を替えてくれる。現在の担当に直接伝えるのがどうしてもできないという人はこのように伝えるべきだろう。

②担当本人にメールで連絡

直接話すのが難しいという人は多いと思うのでメールでその担当者に理由を伝え、あなた自身のキャリアに合った人やあなたの転職のケースの実績がある人などに変わってほしい旨を伝えよう。メールだとストレスなく伝えることができる場合が多いし転職エージェントの担当もそれに応じてくれる場合がある。

③別のエージェントに登録

最終今お世話になっている転職エージェントやその担当者に伝えるのが面倒、ストレスだという場合はやはり転職エージェントを変更すして他の転職エージェントに登録をし直すのが良い。転職エージェントは会社によってやはり対応やフォローの仕方が違うので全然違う対応をしてくれる場合がある。

転職エージェントの担当変更する場合のメリットとデメリットは?

転職エージェントの担当を変更する場合は当然メリットとデメリットが発生するのでその点も事前に把握しておこう。

転職エージェントの担当変更のメリット

・コミュニケーションのストレスが減る
・前の担当が紹介してくれなかった求人を紹介してくれる
・自分のキャリアに合った担当者がつき相性が合いやすくなる
担当を変更することによって、当然エージェント側も大きなクレームにはしたくないので出来る限りあなたに合った担当者をつけてくれるようになる。そうするとコミュニケーションのストレスも減り、新たに紹介してくれる求人も出てきたりする。
また、あなたのキャリア(専門領域)に合った担当者がついてくれることになりやすいので、理解を深めてくれることにもつながりやすい。

転職エージェントの担当変更のデメリット

・自分自身のことを改めて話す必要がある
・エージェント側であなたの噂が悪く広まっている可能性もある
・前の担当者から来た情報と被るケースもある
担当者が変わることによって当然、引き継がれている情報はあるにしろ、もう一度自分のキャリアやバックボーン、希望求人などを改めて話して理解してもらう必要も出てくる。それは手間といえば手間かもわからない。
また担当変更を申し出ることによってエージェント側であなたの担当変更の経緯が共有されることになり、その理由や状況によってはあなたのことが悪く伝わっている可能性もある。そうなると少し転職エージェントの担当者も積極的な支援をしてくれないという可能性もあるので気を付けたいところだ。
そして前任との引継ぎや情報共有が甘い場合もあるので、前任から共有された求人情報をまた重複して提供を受ける場合もあるのでその点理解しておこう。

まとめ ~転職エージェントで変更すべき担当者の特徴とは?

●変更すべき転職エージェントの担当者の特徴
・仕事が遅い、約束を守らない
・身なりを整えていない
・若すぎてキャリアが浅い
・自分に興味のない求人を見せてくる
・業界知識がない、可能性を語れない
・書類や面談のフォローがない
この辺りが垣間見えたら担当者の変更を考えてみよう。

●転職エージェントの担当変更を切り出す方法
・転職エージェントの総合窓口にTEL
・担当者にメールで伝える
・転職エージェント自体を別の転職エージェントに変更して登録し直す

是非あなたの良い転職につながることをお祈りしたところで今日はここまで!
See you mate.