「上司が嫌!合わない!」で転職を考える時の4つのポイント

公開日: : 最終更新日:2019/12/15 20代の転職, 30代の転職, 人間関係, 転職, 転職理由, 退職 , ,

上司が本当に無能、会社の意向をそのまま伝えてくるばかり、
いつも怒ってばかり、仕事が遅い、言ったことを忘れる、部下の気持ちが分からない・・・

にもかかわらず一丁前に、偉そうにわかったようなことを指示してくる。
「じゃそれを自分がやってみろよ!」と言いたくなる。

そんな上司の下で働くのが嫌すぎて会社を辞めようかな・・と悩み始めたあなたに、
上司が嫌すぎて転職をするという場合に気を付けないといけないポイントをお伝えする。

実際「上司が嫌」「上司と合わない」というのを転職理由の前面に押し出しすぎてしまうと
不利に働くケースが多いので、押さえるべきところを押さえて進めた方がいいね。

①上司が嫌という退職理由は基本的にはマイナスだという認識

前述の通り「上司が嫌」「上司と合わない」というのをストレートに理由にしてしまうと
以下のような理由で今の会社からも転職したとしても選考先の会社で以下のようにとらえらてしまい
絶対的にあなた自身の評価を下げるマイナスポイントとなる場合が多い。

上司という「環境」を批判しているだけに取られるケース

会社というのはいろんな人間、環境がある。
それに適応してうまく付き合っていくことが社会人としての度量の評価でもある。

たまたま今の会社に入って一緒に働くことになった上司を批判しているだけに映ってしまうのは
社会人としてのレベルとして評価を下げやすい。

「上司が嫌」「上司と合わない」という理由だけで転職を考えるのは
稚拙というのがまず感覚としてある。

上司や会社に対して何も手を打ってないと思われるケース

上司を批判するだけでそれに対して何も対策を取らずに自分が身を振るという形は避けた方がいい。
いつも上司と合わないという理由が転職理由にある求職者と面談をしたときに最も多いパターンがこれ。

立場上、上司に対して何も言えないという人もいるかもわかんらないけど、
上司に対して自分からの能動的な行動がないまま転職を決断してしまう事はまず辞めた方がいい。

上司の立場を理解してないと思われるケース

まず前提として上司とあなたは立場が違う。
要は会社から求められている成果が違うという事だ。

つまり良質な社会人として、いろんな立場の人と仕事を進める上でかかわる際に
相手がどういう事を求めているか、どういう結果を望んでいるかを理解しないといけない。

それを理解しようとせずに自分本位の意見や考え方をぶつけても
その行動はあなたが周囲との調和を図れていないという事に結論づいてしまう。

自分本位の意見や考えばかり主張して、相手の立場を理解していないという事がないだろうか?
転職活動で面接に行った際も転職理由に上司との衝突が理由にある場合に、
上司の立場を踏まえない発言をしてしまうとこれに当てはまる。

これは僕の感じる傾向だけど、出世できない人の典型はこれ。
自分の事ばかり考えて自分の主張をいつも周りに通すだけ。
これでは出世して多くの人間を見るとなった時にもその器は限られてしまう。

②まず尊敬できない上司の3つのタイプを知る

前述の通り上司が嫌だという事を前面に出さないために
まず部下のあなたから見る上司のタイプを知って適切な対応をする必要がある。

単に上司が嫌だからやめるというよりは、
その嫌な上司に適切な対応を取った上で辞めるという方があなた自身にとってプラスになる場合が多い。

無能な上司や部下に嫌と思わせてしまう上司というのは
僕も何人も見てきたけど、大体みんな下記のどれかに当てはまる。

①「おだてれば浮かれるゴマすり」タイプ(上にいい顔をしたい、思考の浅いタイプ)

大して思考の深くないタイプ。
普段物事を深く考えて仕事をしてないので、何か問題が起きた時にあたふたする。
部下の気持ちや状況も理解しようとする姿勢に欠ける。

上(会社)から怒られることも多く、部下から見てても滑稽に映る時も多い。
尊敬の念が抱けない典型的なタイプだ。

社長、役員、部長といった自分よりも上の人たちにはへこへこしてるタイプで
そういう立場の人たちが通達したことを立場の違う部下にそっくりそのまんま伝えるから
誰にも響かないし部下を動かす力がない。

どちらかというとゴマすりで昇進してしまったタイプ。

②「世の中分かった風」タイプ(特に40代後半~50代の上司)

このタイプは転職組の上司に多い。
以前どこかの会社でバリバリやっていたという触れ込みで今の会社に入社してその経験を活かしている場合が多い。
(活かせられてない場合も多いが。)

それなりのうんちくはあるし、ロジックもある。
ただその固定観念が強すぎて新しい事に取り組んだり従来の仕組みやシステムを変えるのに抵抗があるタイプだ。

このタイプは自分の考えや経験が正しいと強く思い込んでいるから
自分が正しいと思う事やこれまでやってきたことを半強制的にやらせる場合が多い。
あなたのこうしたい、ああしたいという事を受け入れない場合が多く、
部下の意見に耳を貸さない場合が多い。

「これはこうだ!」と、何でも分かった風な分からずや。

飲みに部下を誘う事も多く自分を立てることが部下の役目くらいの気持ちを持っているから
この手のタイプに一番部下が嫌気がさす場合が多い。

③「たまたま今のポジション」タイプ(特に営業マネージャーとか)

社内の人員配置やポストの都合などの何らかの事情が要因となって
適任がいなかったのかなぜか運よくたまたま今のポジションについてしまったタイプ。

このタイプはお察しの通り自分で成果を出してそのポジションになったわけではないので
その上司の言葉、アドバイスに説得力がない。

「じゃ、自分がやってみろよ!」
「そのプランやれっていうけど自分がやったらできるの?」

という感情を抱いてしまうタイプ。

自分自身でパフォーマーとして成果を出してきてない自負があるので
成果を出せる社員に対しては頭が上がらないのか自由にやらせて立場が弱くなる。
その一方で成果が上がらない社員に対しては強い当たりになる。

この手のタイプの上司は自分が仕事ができないなら
少なくともせめて部下の気持ちや状況を汲み取って言葉をかけたり仕事のサポートをすることができるように
マネジメントや組織活性について勉強する必要があるけど
立場上それなりに給料ももらっているからそれに満足してしまって成長意欲もないという傾向がある人が多い。

③上司を立てること、出し抜くことを考える

どれだけ嫌な上司、ムカつく上司でもあなたが会社員である以上は
組織を活性化させることに貢献しなければ評価がされにくくなる。

どのように組織を活性化させるかという事で考えると、
やはりあなたはまず上司の前であなた個人が成果を出して粛々と無能さを思い知らせることになる。
え、無理!と思ったとしても今の会社でそれが実践できなければ
次の会社で嫌な上司にあたってしまった時も同じ事態になる。

この思考が持てるか持てないかは
あなたのビジネスレベル、社会人としてのレベルを大幅にアップさせられるかの分かれ道だと思う!!

まずあなたが一つ大人になって、ガチンコでバトルして上司を力でねじ伏せるのではなく
あなたが粛々と成果を出し、上司に無能さを思い知らせつつ、
自分の評価を上げながら追い詰めるという行動をとることが一番良い。

A:上司の手柄にさせる

あなたの尊敬できない、嫌だという上司が前述の3つのタイプのどれに当てはまるかを考えた上で
あなたが何か成果を出した時にはそれをその嫌な上司の手柄にさせてあげると良い。

普段威張ったり、怒鳴ったり、仕事ができなかったり、あなたが尊敬できない上司でも
「あなたのおかげで成果が出せました」というニュアンスが伝えられれば、
その上司は自分が何もしていないことに徐々に気づき始めて、あなたに頭が上がらなくなってくる。

ちょっとした上司の動きが大して何も役立ってなくても
「その動きのおかげ」ということを伝えてあげることだ。

例えば社内会議で成果を賞賛されたときも無能な上司のおかげとウソでも言ってあげること。
そうするとだんだんその無能な上司はあなたに頭が上がらなくなり、
あなたに対する態度が変わってくる。

そうするとあなたと上司とのパワーバランスも徐々に変わり、
あなたにストレスがなくなってくる。
さらに上の立場の人間にもそんなあなたの人間性はとても評価される。

僕は前職で7年間務めた印刷会社の時はこれで自分の居場所を作った。
自分の場合は前述②の上司タイプだった。50代の固定観念の強いオッサンで、
自分のやり方を振りかざしてやらせてくる人だったけど、
違うやり方を推進して結果で黙らせて、あなたのおかげと彼を立ててあげたら徐々に優しくなった。

この上司の下で自分以前に2人辞めていくのを見たし、うつになったのも1人いた。
そんなストレスを感じやすい上司を自分自身で変えさせたのは自分でもかなり自信になった。

B:ガンガン案を上げる

特に①や③のような仕事の実力が伴っていないタイプの場合は、
あなたのアイデアやプランをどんどん突き上げていくと良い。

①や③のようなタイプは考えることをあまりしないので、
部下に思考の深いところやそのロジックを見せつけられるとそれに頼りがちになる。
成果が出た時にはその手柄を自分のものにしたくなるタイプだがそうさせておけばいい。

②のタイプの上司に比べ①や③のタイプの上司は会社からもあまり評価されていない場合が多い。
だから何か成果が上がった時もその上司でなく優秀な部下のあなたが要因だ、ということは認識されている。

それでもその上司を立ててあげることであなたの株が上がる。

どんどんあなたの秀逸な提案を投げていくと、あなたの思考にその無能な上司の思考がついていかない場合が出てくる。
その時に初めてその上司を飛び越えて会社に相談すればいい。その順番を守ればあなたの評価は上がるばかりだ。

C:先回りしてやる

これはどんな時においても重要なことだけど、尊敬できない上司や無能な上司というのは、
思考が浅いタイプが多いから先のことを考えて業務を推進することができない。
いつも短絡的な施策を打ち出したり、上から言われたことを自分の意図を交えずそのままやるだけ。

だから先にこういったリスクや可能性があるという事を考えてあなたは先に手を打っておくべき。
上司が考えてなさそうなことを先回りしてあなたが対処してみよう。

また上司は会社に対していい顔をしたいというのが根底にある。
その無能な上司にいい顔をしてもらうためにあなたができることをしておくといい。

数字を先回りで報告しておくとか
いろいろ上司の立場でほしい情報をしっかり見極めて準備しておくと会社からの株は上がる。

④上司が嫌で辞める時は会社にはタテマエだけ伝えればいい

上司に対していろんな対応策を施しても変わらず、
会社でも自分の昇進や待遇アップが見込めない場合は退職という方向になると思うけど、
辞めるとなれば会社に言う時はいちいち「上司が嫌」とか「尊敬できない」ということを
理由として言う必要はない。

そのように伝えることがダメではないけど、あなたにとって何のプラスにもならない。
辞めると決めたなら、次のスタートをスムーズに切って次の環境で早くパフォーマンスが出せることに注力すべき。

上司が嫌で辞めたいと伝えてしまうと、
その上司ともまた変なしこりを残してコミニュケーション取らないといけないかもわからないし、
会社もあなたに残ってほしいからその上司に対して何らかの対応をするから待ってほしいという事になったり
いろいろあなたの今後の掴むべき明るい未来に無駄な時間をまた過ごすことになる。

あなたは前述の対応などを含めてやれるだけのことをやった自負があるのなら、
「挑戦したい仕事が見つかった」とか、
「家庭の事情で・・」
「以前からお話をいただいていて迷ったんですが・・」
とかタテマエできれいな理由を言って、退職すればいい。

非生産的なことに時間を生み出す可能性のある伝え方はする必要がない。

まとめ

●「上司が嫌」「上司が尊敬できない」という理由を前面に打ち出して転職するのは良くない場合が多い
環境の好き嫌いで意思を変えると思われてしまう節が出る。

●まずは今の環境で上司に対しての行動を変えてみることが大事
これをせずに辞めると次の環境でも嫌な上司にあたった時に同じ状況を繰り返す。
まずは嫌な上司を自分の手のひらで転がすくらいの気持ちで仕事をしてみよう

●上司に対する行動を変えるためには、自分の上司のタイプを知る
①おだてれば浮かれるゴマすり風タイプ
②世の中分かった風タイプ
③たまたま今のポジションタイプ

●上司を立てること、出し抜くことを考える
A:上司の手柄にさせる
B:ガンガン案を突き上げる
C:先回りしてやる

●上司が嫌で辞めると決めたら伝えるのはタテマエでOK
やることやってダメならそこまで来て変なところでパワーを使う必要はもうない。
未来に向けて生産的なことだけに取り組めばいい。粛々と次の行動をとる。

今日はここまで!!

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Kevin@キャリアアドバイザー

Kevin@キャリアアドバイザー

20代で4社のブラック企業を渡り歩き、迷走に迷走を重ねた末にキャリアアドバイザーという天職に辿りつく。 その迷走経験を活かし500人以上の転職相談に乗ってきた30代現役キャリコン。企業の採用支援実績は600社以上、上場企業の人事代行も務め採用コンサルタントとしても活動中。

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  • 名前:Kevin
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