職歴なしの履歴書、職務経歴書を書類通過させる方法【プロ直伝完全版】

転職

職歴が浅いからなのか書類が通らない・・・

履歴書や職務経歴書の効果的な書き方がわからない・・・

生活や働き方が多様化してることもあるのか、職歴の薄い人も年々増えている気がする。
職歴がなければ当然就職、転職となっても不利になることは当たり前。

しかし、それを潜り抜けなければ先はない。

今回は職歴なしでもまずは面接で直接アピールする機会をもらうために、まず第一関門となる履歴書や職務経歴書の作成のポイントについて現役アドバイザーのKevinがこれまでの経験と知恵を結集してお伝えしたい。

 

【この記事が役に立つ人】
●職歴があまりない人で履歴書や職務経歴書の書き方に困っている人
●書類選考でいつも見送りになってしまう人

他の候補者を出し抜く書類の仕上げ方がわかります。

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職歴なしの履歴書、職務経歴書を書類通過させる方法【プロ直伝完全版】

企業の採用活動において、書類選考が存在する目的をまずは理解すること。
書類選考の目的はたった一つ、「足切り」だ。

つまり、会って選考する必要のない人を見極めるという事だ。あなたは応募する会社に合う価値があると思ってもらえるようなものを仕上げる必要がある
なかなかその事が頭ではわかっていても、実際の書類で表現できない人が90%以上いる。以下のポイントをすべて確認して進めていくこと。

<履歴書>
①アピールしやすいフォーマットを選定する
②写真はプロに撮ってもらい完璧に貼り付ける
③記入欄を全て埋めきる
④字を丁寧に書く
<職務経歴書>
会社の規模感やサービスや単価などボリュームをはっきり書く
⑥あなたならではのプロセスを書く(PDCA)
⑦応募企業に合った自己PRを2つは書く
⑧具体的な自身の目標を書く
<添付資料編>
⑨レポートを作成する

履歴書の完璧な作り方

履歴書はあなたという人物の概要をまず見てもらう書類だ。
性格、人柄、生い立ち、常識感、見た目の印象がすべて滲み出る。
以下の点を全て完全に抑えて作成すること。

①アピールしやすいフォーマットを選定する

履歴書の書式はコンビニや書店にも売っていたりするが、フォーマットが違っていてどれでもいいというわけではない。
あなたが応募する会社のことを踏まえ、どの書式が一番自分に合致するかをしっかり見極める必要がある。

例えば、「部活」なんてものが書いてある履歴書は学生向けだしね。このフォーマットでないといけないということはないけど、あなた自身をアピールできない履歴書で出してもまったく意味がないのでそこを考えながら選ぼう。

②写真はプロに撮ってもらい完璧に貼り付ける

写真は多くの人がこだわってない。写真の貼り付けを完璧にすることによって大きく印象が変わる。
写真は職歴の浅い人なら、めちゃくちゃ重要なポイント書類といってもいい。

写真屋さんで撮る

まず写真は証明写真ではなく、写真屋さんで撮る。1,500~2,000円くらいでリクルート用の証明写真を撮影してくれる。
店先にあるような証明写真機と違って、やはり光の加減などすごく良く調整してくれるから見た目の印象が大きく変わる。機械の写真だと薄暗くなったりして実際の年齢よりも老けて見える場合が多い。証明写真機でも700〜800円程度するからそれほど変わらない。

丁寧に切り取り裏に名前を書く

写真を切るときはカッターと定規を使ってまっすぐ!歪む事なく切る。
そして写真の裏面には必ずフルネームで記名する。
写真の裏に名前を書いている人は30代でも40代のバリバリのキャリア層でもほとんどいない。
企業の採用担当者はそういう細かいところも貼ってある裏から書いてあるかどうかをチェックしている。
僕も自社の採用担当でもあるけど求職者の書類をチェックするときは必ず見ている。

③記入欄を全て埋めきる

これは選択式のテストで分からなくてもすべて何か書くのと一緒で、記入する欄があれば適切にすべての欄を埋めること。
応募する企業のことを徹底的に調べて志望動機や自己PRはみっちり書く。

例えば自己PR欄がフリースペースであったとすればそのフリースペース分だけはアピールする人も周りにいるという事だ。あなたがそのボリュームを満たさなくていい理由は一切ない。

漏れやすい項目
・記入日
・名前、住所のフリガナ
・メールアドレス、携帯番号
・自己PR、希望欄など

学歴欄、職歴欄は正式名称を書く

通っていた学校や勤めていた会社の正式名称、正式部署が書けていない人も多い。

私立なのか市立なのかとか、(株)で表記するのではなく「株式会社」で。
学校法人名は正式に書けているかなど。正式な名称で書く事。
入社や入学の時期や卒業、退職の時期(年月)も正確に記載しよう。

<学歴>
2010年4月 ○○市立○○高等学校 普通科 入学
2013年3月 ○○市立○○高等学校 普通科 卒業
<職歴>
2013年4月 株式会社○○ 入社 営業部1課配属
2016年12月 株式会社○○ 退社

趣味・スポーツ欄等の扱いについて

書式によっては趣味、スポーツなどの記入欄があるものもある。
ここの書き方について多くの人がただ趣味を書いているだけの状態になっている。

「読書」「映画鑑賞」などと書かれても、ふーん・・としかならない。

読書や映画鑑賞がどのように仕事のパフォーマンスに結び付けられているかを書かなければ意味がない。企業は別にあなたの趣味が何かを知る必要なんてない。
読書だろうが映画鑑賞だろうがなんでもいいんだけど、その趣味が仕事のパフォーマンスにどのように役立たせているのか?というアピールができてなければ意味がないので注意。

④字を丁寧に書く(手書きの場合)

綺麗な字を書く必要はない。丁寧な字を書くこと。
心のこもっていない字、雑な字というのはすぐに相手に伝わる。

手書きの場合はしっかり一字一字思いを込めて書くこと。

綺麗とは言えない字でも、どれだけ丁寧に書いているかは採用担当者は一発でわかる。
特に点、ハネ、払いなどはしっかりと一画一画をいつもより倍の時間をかけて書くべきだ。

手書きとパソコン、どっちで作るのがいいの?

これもよく聞かれるけど、結論どっちでもいい。
考え方としては応募する会社に対してあなたの魅力はどちらの方が出せるか?という視点で考えればいい。

例えばIT系の会社を受けるのであればパソコンで手際よく作成したイメージを持たせられればいいだろうし、役所や年輩者が採用担当のお堅い会社を受けるときには手書きの達筆でアピールしたほうがいい場合もある。

しかしやはり今やWordやExcelで作成することが8~9割といったところだ。

職務経歴書の完璧な作り方

職務経歴書ではほとんどの人はこれまで経験した業務だけを羅列しているような書き方になっている。それではあなたならではの仕事ぶりや取り組み方がわからない。

職務経歴書は正社員であれアルバイトであれ、あなたがしてきた仕事の取り組み方やプロセスを記載するものだ。

Ex.飲食店勤務の場合の職務内

担当業務:開店準備、オーダー、接客等
担当業務:開店準備、オーダー、接客等
他のスタッフがスムーズに勤務がスタートできるように開店30分前に出勤し開店準備を行いました。接客ではドリンクが半分を切っているお客様をチェックし、必ず「次の飲み物はお決まりですか?」と一声かけることを徹底することにより客単価のアップを実現させました。
このようにあなた自身が取り組んだ姿勢がわかるような書き方をする必要がある。
これは飲食店での接客の例だけど、飲食店で働いた経験のある人なんて五万といるわけだし、でなければあなたを選ぶ理由がない。

⑤会社の規模感やサービスや単価などボリュームをはっきり書く

これまで経験した仕事、会社、サービスや商品の規模がわからなければ応募した会社の仕事に合うかどうかもわからない。

・社員数、売上
・商品・サービス単価、客単価、扱った予算
・客数(一日の接客数や、担当顧客数)
つまり個人向けに100円ショップで販売をしていた人が、法人に何千万円もするシステムを販売するのは難しい。
そういう観点で応募した会社に合致する内容を開けると一番いい。

⑥あなたならではのプロセスを書く(PDCA)

書類は「入社したら活躍してくれそうだ」「しっかりした対応ができそうだ」と思わせたもん勝ち。そう思ってもらうためにはやはりあなたがPDCAを回して何か成果を挙げた体験をアピールすべき。

PDCA=Plan(計画)+Do(実行)+Check(検証)+Action(改善)

何も書いてなかったりするよりはアルバイトでも具体的にやっていた内容や取り組んでいたスタンスがわかった方がよい。
アルバイトバージョンでのアピールの一例をあげると、

Ex.私は居酒屋のアルバイトで顧客単価を1ヶ月間で1,000円上げました。
そのために以下の3点を改善してきました。
①毎日オーダーを取る際、必ず今日のオススメ一品とその理由を伝える
②ドリンクと合う料理の組み合わせを頭の中に入れておきドリンクの注文があった時に必ず勧める。
③ドリンクが切れる寸前のお客様に必ず次の注文を伺う
その結果1ヶ月で私が担当した顧客の単価を1,000円上げることを達成しました。

このように取り組んだ結果と行動が明確にかければベスト。

⑦応募企業に合った自己PRを2つは書く

まず書類というよりも応募する会社のことを知ることは一番大事。
その会社がどういう人材を求めているかを深く考えよう。

A社:顧客志向が強くベクトルが自分よりも他人に向いている社員が多そう
B社:若い社員が多く経験は浅くても行動力のある人が多そう
C社:どんどん新しいサービスをリリースしていてアイデアマンが多そう
というようにHPや求人情報をしっかり見て求める人材を理解したうえで、それに合致するアピールをしなければダメ。
A社のような会社を受けるのに、行動力とポテンシャルを推しても響きにくかったりもするしね。
そして自己PRは2つは違う切り口で書いておくようにしよう。
自己分析したら2つくらいは必ず出る。

⑧具体的な自身の目標を書く

そして一番大事なことは、キャリアの有無とかそういうことよりも、あなたが今後どんなビジョンを描いているか、どんな社会人になりたいか、どんな人生を歩んでいきたいのか、その展望を語れるかということ。

いくら華々しいキャリアを積んでいる人でも今後のビジョンが語れなければどうやって活躍してくれるかのイメージもつきづらい。

これまで職歴が浅くて過去は語れなくても、人をしっかり見てる担当者、人をしっかり見ている会社は今後の方向性を大事にしているところが多い。

どんなキャリアを積んでどんな目標を描いているのか、ぜひ明確に書くようにしよう。
具体的であれば具体的であるほど惹きつける。

「お金持ちになりたい」
「マネジメントがしたい」
「営業で活躍したい」

お金持ちになりたいならあなたの「お金持ち」の定義はなんなのか?
資産の額なのか、月給の額なのか?
マネジメントならどれくらいの規模の組織をマネジメントして部下からどういう風に思われたいのか?
営業で活躍して月にインセンティブはいくら取りたいのか?10人いたら営業成績が5番目でも活躍していると言えるのか?営業成績が1位になることなのか?

最低限そういうレベル感で書けないとダメだ。
ぜひそのレベルで自分と向き合って書類を書いて欲しい。

添付資料について

履歴書、職務経歴書以外にあなたをアピールする方法がもう一つ。
これは職歴がほとんどなかったり、職歴だけではアピールしづらい場合に有効なやり方だ。

自分なりのその会社に対してのレポートを作ることだ。

これは時間と手間もかかるけど、職歴もロクにないなら他の人と同じことやっていてもだめ。
あなたならではのアピールをするためにレポートなども作るといい。

実はこれ、効果覿面。
今まで5人くらいこういうの作るのサポートしたことがあるけど、かなり印象は上がる。

・その会社の商品やサービスをより拡大するアイデア
・会社の業務を効率化させる方法
こういったことをしっかり調査してレポートにまとめるから手間も時間もかかる。
綺麗なレポートではなくても内容が書けていればあなたのその会社への興味も伝わるし、何しろそのレポートを作ってきたという行動が仕事で直結しそうな行動に移る。
ネットに出ている統計調査や業界ニュースなどを見て、新しいマーケットがないか?新しくマッチングできそうなビジネスはないかなど、広い視点で一度考えて1枚の用紙にまとめてみよう。
長ったらしいレポートにする必要はない。
重要なことはすべて1枚にまとめるように心がけよう。
どうせたくさん作っても残念ながらその案が採用されることはほとんどない(笑)
あくまでアピールのためだ。

まとめ~職歴なしの履歴書、職務経歴書を書類通過させる方法【プロ直伝完全版】~

職歴の浅い人は書類でどれだけ他人と違うかという事を見せられるかがポイント。

正攻法で行ってもほかの候補者と横並びになると勝てない。

自分にしかできないゲリラ戦法を自分自身でもしっかり考えてみることが必要だ。

あくまで今回伝えてきたことはキャリアで勝負できないならまずは書類で文句を言わせないようにしてから勝負というスタンスが大事という事だ。

書類がしっかり仕上げられたらあとは落ちても挑戦、調整、そして挑戦。

必ずいい結果が出る。

今日はここまで!
See you mate.