食いっぱぐれない女性の仕事は?【女性が学歴・キャリアなし!から始める仕事8選】

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家庭環境も多様化する中で「離婚」や「世帯収入の低さ」が原因で女性のキャリアアップの希望も非常に旺盛になってきていることをひしひし感じる今日この頃。

今から自分で稼ぐことってできるの?

自慢できるキャリアもない・・・

学歴もないけど仕事探せるかな・・

今回はこのように不安に思っている20~40代の女性でもこれから挑戦出来て今後自身で生計を立てられるような食いっぱぐれのない仕事を、キャリアコンサルタントの目線でいくつか挙げてみたい。

【この記事が役に立つ人】
●自慢できる学歴やキャリアがなく今後のキャリア構築に悩む20~40代女性
●離婚や別居で独立生計を立てる必要があるもののキャリアの浅い女性
●旦那さんの収入だけでは世帯収入が低く自身も収入をしっかり作っていきたい女性

【この記事で得られること】
→学歴・キャリアがなくても挑戦できる仕事が分かります。
→独立生計を立てられる仕事でこれからでも長くキャリアが築ける仕事が分かります。
→在宅でもしっかりキャリアアップできる仕事が分かります。

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女性が仕事で食いっぱぐれる原因

まずそもそも、なぜ女性が仕事で食いっぱぐれてしまうのか?これを考えていく必要がある。相談を受ける転職の面談でも20代~40代の女性はいろいろな事情、背景を持っている。最近多いタイプが以下の3タイプ。

●離婚・別居を考えパートナーに頼らず独力で生計を立てていきたい30~40代女性
●パート勤務、事務や派遣などのキャリアが長くつぶしが利きにくい20~30代女性
●信金、地銀など金融機関での窓口などの経験が長い30代女性

これらに該当するの女性は、残念ながら市場価値としては高くなく、年齢が上がるにつれて評価されにくい。そして目先の感情で仕事を選んでしまうと後々失敗に繋がってしまう。いつも転職の相談に乗っているご本人には直接は言えないけど見事に「食いっぱぐれ」と判断してしまう女性は以下のポイントのどれか、または複数を兼ね備えている!

・誰でもできる仕事をいつまでもやっている
・与えられた仕事だけをやっている
・何につけても挑戦しない(ハナからあきらめている)
・社会に対するアンテナが弱い
・仕事以外の何かに悪い意味で依存傾向がある(異性、家族など)

誰でもできる仕事をいつまでもやっている

あなたでなくてもできるレベルの仕事をやって仕事をした気になってないだろうか?あなたのセンスやあなたの思考が仕事に直結する仕事をせずに歳だけを重ねて後で取り返しがつかなくなるパターン、ほんとに多いと感じる。

与えられた仕事だけをやっている

会社や上司から与えられた仕事だけをやる、これも歳を重ねて女性が食いっぱぐれるパターン。
仕事は新たな価値や改善を見据えて創造するもの!

あなたが何か価値を生み出しているという自負があるだろうか。決められるのではなくあなたが決めた仕事をやる思考がないと食いっぱぐれる。

何につけても挑戦していない(ハナから諦めている)

一概に言えることではないけどキャリア志向の低めな女性は大体こういう特徴がある。

・面倒なことが嫌い
・勉強や努力をする習慣がない
・自分はそんなに大したことないと思っている
・自分なんかにはできないと思っている
・話すことが芸能人、ドラマやバラエティなどが多い

勉強や努力をしない人は社会へのアンテナは立たない。何も挑戦せずにハナから無理だと諦める人にはチャンスは来ない。ドラマや芸能人の批評をしても自分の人生が良くなることは残念ながらない。自分の人生に挑戦的に向き合わなければ先はない。

社会に対するアンテナが弱い

経済や政治に関してのアンテナが著しく低い人は食いっぱぐれる確率もやはり高い。転職面談でなかなか企業への紹介が難しいと思う人ほど、経済動向や政治事情に疎い。世界のトレンドから自分を見つめるという視点が全くないので仕事も日常生活も目の前の事だけをこなしている感じ。

仕事以外の何かに悪い意味で依存傾向がある(異性、家族など)

付き合っている彼氏に依存したり、結婚して旦那さんの収入に頼りっきりになっている女性は
やはり30代、特に40代になってくるといよいよ取り返しがつかなくなる。他の記事でもたくさん書いているけど、離婚率も高まってきたりしている中で何かあった時に食いっぱぐれない状態にしておくことは非常に重要。

自分自身の人生は自分でマネジメントするべき。結婚するとまた違ってくるが、彼氏の状況に合わせて自分の仕事を合わせているような人もいるけど、先々の二人の関係なんて神様しか分からない。

今後食いっぱぐれない仕事8選【女性で学歴・キャリアがなくても挑戦できる仕事】

例えば、看護師、歯科衛生士、理学療法士といった医療専門職などは引く手数多でいつでもどこでも働けるが、専門学校や短大で専門課程を受けて国家試験に合格する必要がある。20代後半以降になってくると現実的になかなか難しい。

今回は20後半~40代から今からでも女性が挑戦できる食いっぱぐれない仕事を僕なりに【厳選して】以下8つご紹介する。

①宅地建物取引士
②社会保険労務士
③介護士
④WEBデザイナー
⑤WEBエンジニア
⑥語学講師・翻訳
⑦営業
⑧コピーライター

①宅地建物取引士

不動産取引のスペシャリストである宅地建物取引士(いわゆる宅建)はやはり資格ニーズが高い。資格取得は簡単ではないが、資格学習初学者でも本気を出せば十分挑戦できる資格。

不動産会社などは宅建士1人につき置ける従業員数も限りがあり、宅建士はどの事業所でも必要になる。そして宅建士しかできない仕事がある。

・35条書面(重要事項説明書)の記名・捺印
・35条書面(重要事項説明書)の説明
・37条書面(売買契約書)の記名・押印

この3つは宅建士の独占業務と言われ、不動産会社で20年勤めていようが宅建士でなければできない仕事。そのような理由から宅建保持者というのは常に求められる。

不動産会社などでは「宅建合格者」を要件にあげていることも多いので、市場価値は高い資格の一つ。宅建は国家資格になるけど、学歴や実務要件などが必要とされる国家資格の中で数少ない誰でも受けられる資格

しかし合格率は毎年15%程度で低めだしノリでは受かることはできない。実は僕自身も宅建士でもあるので宅建士という仕事や自身の宅建試験時の勉強については別の記事で詳しくまとめてあるので是非見てみてほしい。

②社会保険労務士

女性がその地位を築いて権威も得やすいのが社会保険労務士。言わずと知れた人事労務の国家資格。給与計算、社会保険の申請、就業規則の整備などの労務事務のスペシャリストでもあり、事務スキルとコミュニケーションスキルがあれば、これからの時代の社会的ニーズも非常に多い。

ただし難関国家資格の一つで、年に一回の試験で合格率は6%前後。実は僕自身も挑戦中で1回失敗している。かなり膨大な試験範囲があり、10科目すべての科目で7割近くの点数を取る必要がある為、本当の実力がないと合格できない。また学歴なしでも挑戦できる仕事と書いておきながらも受験資格には短大、高専卒以上の学歴もいるのでその点だけご容赦願いたい。

資格に合格して社会保険労務士として登録すれば、今の時代パソコン一つで仕事ができ、社会保険労務士事務所で実務経験を積みながらキャリアアップし、独立開業することも可能だ。

③介護士

これはもう本当に引く手数多。ただでさえ人の居ない介護現場。体力のいる仕事にはなるが、今後高齢者は増え続け介護事業所の需要も非常に高まる。給与は今現在は決して高くないが、国も予算を組んで処遇改善の手当を支給したり、働きやすい方向に舵切りされている。

その中でも身体介護の出来る「介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)」は介護業界の登竜門、3~4か月で取れる資格だ。その後実務経験を3年以上積んで「介護福祉士(国家資格)」、「ケアマネージャー」などを取れると介護業界では無双状態になる。間違いなく食いっぱぐれることはない。

④WEBデザイナー

HPや広告などのWEBデザイン。ここは少しセンスも必要になるし、転職する場合は実務経験も問われる場合が多いけど、IllustratorやPhotoshopというソフトが使えるようになるとやはり重宝される。

WEBデザイナーは制作の場数を増やして自分のポートフォリオ(制作実績)を増やしていけば、転職というよりはランサーズやクラウドワークスといったWEBでの仕事を個人に依頼するプラットフォームなどをつかったり、デザイン会社などの外注として制作に携わることもできる。

パソコン一つで在宅でもでき、時間場所を選ばない仕事でもある。業務量が増えてくるとどうしても自分が手を動かさないといけないのでその点は覚悟する必要がある。

⑤WEBエンジニア

これはプログラミングの勉強が必要。今見ているようなWEBサイト、毎日一回は触るアプリ、買い物をする通販サイト、こういったをものを制作する仕事だ。

要はプログラミングには様々な言語というものがあってCSS、HTML、Javascript・・など複数の言語がある。この記事では細かいところまではお伝えはしないが、こういったことを勉強していけば十分困らない収入は得ることが出来る。

今は未経験からでもプログラミングなども学べる機会はめちゃくちゃある。IT業界も深刻な人材不足。あなたの努力と気持ちがあれば仕事はいくらでもある。

同じように在宅でもでき、納期などの問題はあるが時間を選ばず作業ができるのもメリット。企業に属することなくクラウドワークスやランサーズといったプラットフォームで仕事を請けることもできる。

⑥語学講師、翻訳

これはハードル高くない?と思う人もいるけど。語学も食いっぱぐれない。あなたが外国に行ったことなくても英語で自己紹介も無理!という人でも、関係ない。

語学は赤ちゃんの時に親の言葉を聞いて日本語をしゃべれるようになる過程を経てきたのだから外国語も容量は一緒。できると思ってやるのか、無理と思ってやらないのかの違いなだけ。(実際僕の仕事仲間で海外経験はイギリスに2週間旅行で行っただけしかない英会話教師もいる。)

これは英会話の教師になるという事ではなく、英語がある程度使えるようになるとそういうこともできるという一例。他にも翻訳の仕事などもある。

多少の英語さえ分ければ英会話講師と協業してレッスンもできたりできる。今はWEBなどでレッスンすることもでき、仕事や時間に縛られず好きな働き方もできる。「語学!?無理!」という先入観をもったら負け。

英語だけでなく中国語、スペイン語をはじめマイナーな言語でもそのマイナーな言語を学びたいと思っていたり翻訳してほしいと思っている人は必ずいる!

⑦営業職

営業は一番挑戦のハードルは低くなる。40代でも体力とポテンシャルさえあれば十分転職できる余地がある。しかし営業と言っても広すぎるため、何を一番にキャリアを考えるかをしっかり決めた方がいい。

・お金をガッツリ稼ぎたいのか?(収入重視)
・商材やサービスを信頼してやりがいを持ちたいのか?(やりがい重視)

BtoB(法人取引)かBtoC(個人営業)によって多少変わることもあるけど、営業が成果を出すプロセスというのは基本的に変わらない。このプロセスを身に付ければどんな会社でどんなものを売るという状況になっても通用するようになる。そういう意味では女性でも食いっぱぐれない仕事になる。

僕も長年営業をやってきているけど、やはり営業職の魅力は自分の提案が受け入れられた時の爽快感。これは何を売っても感じることのできるものだ。

30代、40代で未経験から挑戦しやすい業界としては保険、住宅、不動産などになる。
例えばファイナンシャルプランナーなどは独学でも十分挑戦できる資格で生活にも役立つ知識も得ながら仕事の幅が広がるし、前述したが宅建なども不動産会社には宅建保持者がいなければ仕事が制限されたりもするから重宝される。宅建は幅の利かせられる資格なのでぜひ挑戦してみるとよい。

⑧コピーライター

ライターの仕事もやはりAIには取って代わることのできない仕事だ。数をこなして経験値を積みスキルを上げることでフリーランスでの働き方ができる。

前述したようにランサーズやクラウドワークスでもライティングの仕事は腐るほどある。このようなブログ記事を外注している人もめちゃめちゃいるしWEB制作会社やデザイン会社からの仕事もたくさん受けられる。具体的な制作依頼は

・会社パンフレットの案内文
・HPの中の紹介文
・求人広告の原稿
・ブログ記事やコラム

などが多い。こういったものを書く仕事はなかなか細かい言い回しや表現も重要なのであなたの経験や感性が必要になる。

今後女性が選ぶと確実に食いっぱぐれる仕事

逆に僕がおすすめしない今から選んぶべきではない仕事もお伝えしておく。あなたでなくても数年のうちにAIなどで賄えるようになる仕事といった方が適切かもわからない。

製造業

製造に携わる仕事はやはりロボットに変わっていく。今から製造のキャリアを磨くのはやめた方がいい。そもそも製造業に就けば時間と場所に拘束される、つぶしが利かないというデメリットが今後は大きい。

もしモノづくりが好き、モノづくりをやってんみたいという人はやりがいを感じて仕事ができる可能性が高いからこの限りではないけどね。

一般事務(会計など)

事務も同じ。誰でもできる仕事はロボットがやるようになる。一般事務や会計はAIが一番得意とする仕事だと言える。

そして事務職は他の記事でもお伝えしているけど、特に一般事務はつぶしが全く利かない。20代ではちやほやされて仕事がさせてもらえても30代後半、40代になると事務で採用してくれるところなどほとんどないし、活かせるキャリアというのも残りにくい。

接客業

窓口やチェーンの飲食店スタッフなどは、基本的な応対が決まっている。パターン化されたやりとりは、十分AIが対応できてしまう。会計も今は自動的にカメラで買ったものや食べたものを撮影したら会計業務もできてしまう。接客の「ホスピタリティ」というのを身に付けてもそれを発揮する場がなくなってしまう状況になる。

配送・ドライバー

言うまでもなく自動運転が普及すると仕事はなくなる。自動運転が普及していない今、ドライバー不足は深刻で、まだ女性でも挑戦できる。しかしそれなりに体力仕事になるし、自分が動かなければ稼げないという仕事だ。長期的なキャリアアップは難しい。

まず客観的に自分を知るためにエージェントに相談

まず自分が転職市場でどういう位置にいるのか、どんな市場価値があるのかをしっかり理解した方がいい。その為にはキャリアのプロに相談するのが一番。転職エージェントのアドバイザーはいろんな転職支援の経験があり、様々な企業と接点を持っているのでどういうキャリアを築いていくかをイメージするのには良いアドバイスをくれる。

経験のあるアドバイザーならあなたとよく似た経歴の人の相談に乗ったことも必ずと言っていいほどあるだろう。転職エージェントを使ったことがないという方はお金もかからずいろんな求人を知れるので是非一度活用してほしい。

女性で転職エージェント使ったことない!という方は大手だと断然【パソナキャリア】がおすすめだ。

特に30~40代女性は転職独りよがりになりやすい

何年もキャリアアドバイザーをやっている感覚では、男性に比べると特に30代や40代の女性はやや独りよがりになってしまう人が多い気がする。つまり世間の採用ニーズと自分の市場価値の理解のギャップを把握できてないという事。これはなかなか一人では解決できず、理解できるのはいくつも落ち続けた後になってしまう。

転職市場を理解した第三者に最初からアドバイスと戦略をしっかりサポートしてもらう方がいい。
転職エージェントだと以下のようなサポートをしてくれるからね。

●強みや活かせる部分を客観的に探してくれる
●応募書類だけでは伝わりづらいところを補足して企業に伝えてくれる
●自分で探さなくても選考余地のある多くの求人をまとめて提示してくれる
●面接を受けた企業のフィードバックをしてくれるのでダメでも次に活かせる
●つらいときも多少は相談相手になってくれる

まとめ ~食いっぱぐれない女性の仕事は?【女性が学歴・キャリアなし!から始める仕事7選】~

<女性が仕事で食いっぱぐれる原因>
●誰でもできる仕事をいつまでもやっている
●与えられた仕事だけをやっている
●何につけても挑戦していない(ハナから諦めている)
●社会に対するアンテナが弱い
●仕事以外の何かに悪い意味で依存傾向がある(恋愛など)

こういう考え、姿勢で仕事に向き合うのをまず即刻止めよう!

①宅地建物取引士
②介護士
③WEBデザイナー
④WEBエンジニア
⑤語学講師・翻訳
⑥営業
⑦コピーライター

以上は【学歴、キャリアの浅めな女性のあなたでも、今から挑戦できて食いっぱぐれない仕事】で僕が厳選した7つだ。

製造業、一般事務(会計など)、接客業、配送・ドライバーなどは今からAIに淘汰されつぶしが全く利かなくなる。出来れば避けよう。

今日はここまで!
See you mate!