第一生命の内勤を辞めたい!次のキャリアの可能性と転職の手順は?

転職
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第一生命の内勤もう辞めたい・・・

第一生命は待遇悪くないけど、やりがいが・・

第一生命から次の転職はどう進めたらいい?

これまで転職の相談に乗らせてもらった30~40代女性の中には第一生命の内勤職からの転職を考える女性の相談に乗らせてもらう機会が多くあった。その転職理由など共通している人が結構多い印象。今回は第一生命の内勤を辞めたいという人が現状から抜け出す流れについてお伝えしたい。

【この記事が役に立つ人】
●第一生命の内勤を続けるか迷っている人
●第一生命の内勤を辞めて転職したいと考えている人
●第一生命から転職をするときの市場価値について知りたい人

【この記事が伝えていること】
→第一生命を辞める人のパターン
→今のキャリアの市場価値
→第一生命からの転職の為の適切な方法と就きやすい仕事
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第一生命の内勤を辞めたい理由ベスト3

第一生命の内勤を辞めたい人の理由に多いのが以下の3つ。大体当てはまっているケースが多い。

①人間関係が悪い
②社風が古すぎてついてけない
③保険に興味ない・イメージギャップ

①人間関係が悪い

まずはこれは第一生命に限った話ではないけど、女性の多い職場にもなるので人間関係が上手くいかないという人は多い。連携をとる箇所も多くの部署、人がいて様々な折衝でストレスも生じやすい。

毎日オフィスに行くことがストレスになってきて転職を考える人は多い。退陣折衝能力が高かったりちょっとしたことを気にする傾向のない人はこのくらいはなんてことないけど、近年20代中心に本当にストレス耐性が低くなってきている。

第一生命の内勤でも人間関係の悪さを理由に転職をする人は多い。

②社風が古すぎてついてけない

第一生命出身の人でほとんどの人が口にするのが「企業体質が古い!」という事。大企業でもあるのに結構時代に沿っていない制度などが多く不満の温床になっている。昔のやり方を頑なに変えず生産性のないルールが多く存在していて不満を多く聞くこともある。

「こうやればスムーズなのに・・・」
「いつまでこんなことやってるの?」

こんな声は第一生命の内勤に限らず営業職の人からも結構多い。年功序列文化もまだ根強く残っていてあまり評価基準も明確ではない(どこまでの成果を残したら昇給するかなど)為、やっても伸び悩むケースが多い。

第一生命の内勤の給与自体は業界的に他と比べても遜色ない為、金額に対する不満というよりも、その伸び悩みに不満を訴えるケースが多い。

③保険に興味ない・イメージギャップ

何となくのイメージで第一生命に入ったものの、入社前のイメージと世間が保険会社に対して抱くイメージのギャップに苛まれている人もいる。

営業職はこれが多いけど、内勤スタッフも就職活動や転職活動時に志望動機がパッとしないまま入社している人も結構いる。何となく第一生命に入ったけど、やり始めると興味がわかないのに激務と向き合うだけの毎日になってやりがいが感じられず、隣の芝生が青く見えてしまう。第一生命の内勤も作業量は膨大にあり、興味がわかず淡々と作業をしている自分が嫌になるパターン。

ちなみに保険や金融というものに興味が持てる人はここでFPを取ったり、保険の専門資格を取得したりしてここでキャリアアップに舵を切っている。こうなっていくと保険業界で骨を埋めるキャリアのパターンになる人が多い。

第一生命の内勤のキャリアの評価されるところ

第一生命の内勤のキャリアってそもそも世間的にどんな評価?

第一生命の内勤のキャリアで転職で評価されやすいところは以下のようなポイントがある。

●PCスキル
●事務処理能力(マルチタスク能力)
●折衝業務の経験
●金融リテラシー

PCスキル

やはりPCのスキルはどこに行っても必要不可欠。特にVBAなど(office系自動処理のプログラム)などが組めると、業界問わず様々なところで重宝される。

またパワポでの営業資料や会議資料などをサクサク作れるというのも武器にはなるし、ブラインドタッチやショートカット操作を使いこなせるという事も、内勤スタッフとして大きな強みになる。

事務処理能力(マルチタスク能力)

第一生命の内勤は本当に業務量が膨大だという人が多い。営業から依頼のあった見積もりや営業資料の準備、新規の契約書類のチェック、契約内容変更の確認、保険金の請求業務、保険金の算出・支払い、関連書類の作成やその発送・・・

そのすべてがお金に関わる業務でもあり、正確にチェックをしなければいけない。加入している顧客も多い為、正確な作業はもちろんそのスピードも必要とされるため、多くの業務を正確に複数こなしていくというマルチタスクは評価されやすいスキル。

折衝業務の経験

営業、審査、顧客などたくさんの立場の人とコミュニケーションをとりながら仕事を進めるのが内勤の特徴。それぞれの立場を図りながら適切にコミュニケーションをとって仕事を進めなければいけない。

決まったことをやり続けるだけでなく、前述のマルチタスクをこなしながらその時々に応じて適切に判断をしていく必要がある。関係各所と調整を図りながら仕事を進めて完結させるまでの流れは他でも評価されやすいスキルになる。

金融リテラシー

保険業界は比較的他の業界よりも勉強しないと仕事がわからないことが多い。保険商品の内容自体はもちろん、法律が改正されてお客さんへの説明が変わることもある。保険商品だけでなく、税制、金融、不動産、住宅や教育ローン、年金など複数の知識をかけ合わせていかないとプロとは言えない。

このような知識を勉強することはもちろん、資格を取ることも推奨される場合が多い。FPはもちろん、保険募集人、AFP、CFPなど専門の資格を取っているならそれに向けて取り組んだ姿勢や過程や知識は転職市場でも評価される。

第一生命の内勤を辞めるときの適切な手順

第一生命の内勤から転職を考えた場合、もちろん言うまでもなくすぐに第一生命を辞めるという行動をとるのはタブー。

特にコロナ以降は多くの会社が採用基準を下げておらず、転職活動期間が長期化している場合が多い。早まって辞めるのではなく、しっかりと転職の戦略や方向性を固めることから入ろう。

大まかな流れは以下。

①自身のキャリアを踏まえ3年後、5年後のキャリアビジョンを持つ
②自分自身のキャリアを棚卸し、履歴書と職務経歴書を作成してみる
③転職サイトやIndeedで求人を見てみる
④転職エージェントに登録する
⑤内定が出て承諾をしたら退職準備に入る

①自身のキャリアを踏まえ3年後、5年後のキャリアビジョンを持つ

転職を考える人の多くは目先の条件やイメージだけで求人を選びがちになってきている人が多い。やりたいことがないとか、どんな仕事に向いているかわからないという人もいるかもわからないが、まずはここをしっかり考えることに時間を使う事。でなければ次の職場でも何か嫌なことや理不尽なことが少しあっただけで「辞める」という選択肢を選びがちになる。

特に第一生命から転職したいという人は最初、給与などの待遇で選んでいる人が圧倒的に多い。給与に不満はないものの前述してきたような理由で転職に舵きりをする人が多いのであまり自分のキャリア形成について考えられてない人が多い。

3年後、5年後、どんな働き方をしていたいだろう。第一生命の内勤職は多くは女性だと思うので、その点を踏まえると・・・

・結婚後や出産後同仕事と向き合っていきたいか?
・収入は実際どのくらいをイメージするか?
・どんな環境でキャリアアップしたいのか?
・自身で稼げるスキルをつけるのか?お式の中で働き続けるのか?

このようなことをしっかり考えて見ることから始めるとよい。また、自分が何をしたいかわからない、向いている仕事がわからないという人は別記事で適職診断をしてみてほしい。

②自分自身のキャリアを棚卸し、履歴書と職務経歴書を作成してみる

方向性が決まったら履歴書と職務経歴書を自身で作成してみよう。履歴書や職務経歴書のフォーマットは「履歴書 フォーマット」などとググればフォーマットはダウンロードできる。

自分自身のキャリアに合った書式を使うようにしよう。職務経歴書は本当に適当に書く人も多いのでしっかり自分のやってきた業務のボリュームやその中身がわかるように数字を交えて作成しよう。

③転職サイトやIndeedで求人を見てみる

まずは転職サイトやIndeedなどの検索エンジンで求人をいろいろ自分なりに見てみよう。世の中にはたくさんの求人があるので、その中から自分の意向に合った求人がどのようなものがあるのかをチェックしてみよう。

どんな経験が活かせそうか
どんなスキルが足りていないか
将来のキャリアビジョンにはマッチするか
家庭とのバランスは実際のところ保てそうか
どんな人と働くことになるのか

募集条件だけでなく、様々な観点で求人は見るようにしよう。

④転職エージェントに登録する

あなたの大きな力になってくれるのが転職エージェント。自分で転職サイトなどで探しながら並行して進めるのがベスト。1~2つは登録しておいた方がいい。

シビアな話をするけど、保険会社の内勤は言ってしまえば「事務」さん。いつの時代も「事務」と名の付く求人を出せば応募は殺到する。もしあなたが今と同じ「営業事務」のような仕事に応募するようならただ書類を送っただけではその他大勢に埋もれてしまう可能性が高い。

転職エージェントはあなたと企業の間に立って適切にあなたのアピールをしてくれたり、選考が進んだ際の条件交渉などをしっかりしてくれる。もちろんあなたの転職の相談にも乗ってくれるのであなたにとっては非常に力強いパートナーになる。

第一生命の内勤のキャリアで活用をお勧めするのは以下のエージェント。

マイナビジョブ20'sはもしあなたが新卒で入っていたりして数年のうちに辞めるというケースなら非常に使いやすいエージェント。20代で経験の浅い人を歓迎する求人も多く保有している。新卒向けのサイトのマイナビを運営していることもあって、若い人を歓迎する会社が多いのはその為。まだまだキャリアの浅い層には絶大な人気がある。

パソナキャリアは女性に優しいエージェントでもある。パソナグループ自体の社員の女性比率が高く、相談する転職希望者も女性比率が高い。また転職の相談者への対応も非常に親身なのが売りでもあるのであなたが20~40代の女性であれば年代問わず力になってくれる。

dodaは特に30代、40代で第一生命でのキャリアが結構長い場合は登録しておくとよい。上記の二つに比べてミドル案件や年収高めのものが多い。ある程度のキャリアを主張できる状態であれば登録して進めるとよい。

転職エージェントって聞いたことないとか、どんな仕組みかわからないという人は別記事を参照してほしい。

⑤内定が出て承諾をしたら退職準備に入る

転職活動で内定が出てしっかり検討した後にその承諾することを決めたら退職準備に入ろう。

雇用契約書をしっかり書面で取り交わす事が出来たら退職届を出すという流れ。口頭で内定だけもらっても実際後でひっくり返ることはある。しっかり書面での意思統一を図った後に上長にその旨を伝えよう。

第一生命の内勤を辞めた後に就きやすい仕事

第一生命の内勤を辞めた後に就きやすい仕事は以下。これまでに何人も転職で成功している。

・生保・損保代理店
・営業事務
・秘書
・経理事務
・不動産事務

この辺りの仕事は第一生命の内勤の仕事をそのまま活かして、即戦力で貢献できるだろう。転職後も活躍している人も多いのがこれら。ITリテラシーを発揮し、事務処理能力やマルチタスク能力を存分に発揮すれば大いに戦力になれる。

しかし、前述したけど上記の職種はそれなりに志望者も多いのでアピールの仕方が一番ネックになる。十分な書類選考でのアピールと面接での印象付けが一番大事になる。

そういう意味ではその会社の風土にどれだけマッチするかのアピールができるとよいので、どんな人を採用したいと考えているか?を徹底的に考えて効果的なアピール方法を考えることが最も重要

この辺りは転職エージェントにお世話になる場合は担当のアドバイザーが様々な企業の内部情報をくれるので対策が立てやすい。

まとめ ~第一生命の内勤を辞めたい!次のキャリアの可能性と転職の手順は?~

第一生命を辞めたいと思う人は定期的に会っているような気がするんだけど、考え方は人それぞれ。どんなキャリアの人でも、まずは今後どんなビジョンを描きたいかをしっかり考えて進もう。

話を聞いているとかなり古い体質が残っているように感じるし、あまり時代にまだマッチしていない会社なのかもわからない。転職することによってその考え方や価値観は大きく広がっている人が多いので一つのチャンスと考えて自身のキャリアに自分自身で責任をもって行動してほしい。

今日はここまで!
See you mate.