転職できない‥死ぬしかない‥と諦める前に行う【6つの振り返り】

転職
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もうこんな自分は転職なんてできない・・

今の環境で社畜としてやっていくだけか・・

もういっそのこと死ぬしかない・・

転職が上手くいかないことで自分に対する自信を失い、未来に不安が絶えなかったり絶望したりする求職者の転職面談を何度もしたことがある。そういう人には必ず共通してお伝えしているポイントがある。転職できない、死ぬしかないと不安を抱く人はその前に必ず6つのことを確認しておこう。

【この記事が役に立つ人】
・転職ができず自信を無くしている人
・転職が上手くいかず死ぬしかないと思っている人
・転職の相談をできる人が周りにあまりいない人

【この記事が伝えていること】
→転職で自信を無くして死ぬしかないと思う人の共通点
→そもそも転職活動ちゃんとできているのかのチェック
→正しい転職活動の手順

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「転職できない、死ぬしかない」と思っている人に共通すること

まず最初に、転職をあきらめたり死ぬしかないと半ば自暴自棄になっている人は、ほぼ共通することがある。その状況に気持ちはわかるし同情はしたいけど、僕からしたら、はっきり言って自分に甘い人がほとんど。以下のような共通点があるから「周りは自分の事をわかってくれない」「これ以上は無理」と考えてしまう。

与えてほしい気持ちが強い

仕事は当たり前に与えられるものではないと自覚しよう。転職が上手くいかないとか死にたいとか思っている転職弱者の多くは仕事が当たり前に与えられると思っている。つまり受け取ることにしか意識がない。

他責にしている事

会社が悪い、上司が悪い、先輩が悪い、同僚が悪い、環境が悪い、、全て周りの責任にしていて自分には非がないと考えている。今の状態があるのは全て自分の選択の積み重ねだということを理解して受け入れなければ残念ながら結果が変わることはない。

相手のことを考えていない

転職委が上手くいかない人は自分よがりなコミュニケーションが多くなる。転職では面接をする人、書類を手にして読む人など企業の採用担当がどんなことを聞きたいのか、見たいのか、を考えて取り組める人でないと当然うまくいかない。自分が採用担当だったら何を見たいか、どんなことを知りたいか、をしっかり考えて準備しなければ先に進まない。転職が上手くいかない、死にたいと考えるような人は自分の物差しでしかやれてない雑な人が多すぎる。

転職できない、死ぬしかないと思っている人は【6つの振り返り】を

改めて転職できない、死ぬしかないと思っているようならまず自分の活動を振り返って以下のポイントを確認してみよう。

①自己分析・キャリアの棚卸ができているか?
②どんな価値が提供できるか真剣に考えているか?
③先に自分の主張をしていないか?まずは貢献から!
④第三者にアドバイスをもらっているか?
⑤書類は採用担当が知りたいことが整理されているか?
⑥見た目や言葉遣いから面接の受け答えまで独りよがりになってないか?

①自己分析・キャリアの棚卸ができているか?

自己分析はしたことがあるだろうか?今までのキャリアの振り返りをしたことがあるだろうか?それを考えずに求人情報だけ眺めて「いい条件の仕事ないかな。。」「おいしい仕事ないかな。。」では全くダメ。

今まで自分がどんな思考や希望を持って仕事をしてきたのかも重要な振り返りになる。今の現状は過去の積み重ねでしかない。その認識がなければこれからも変わらないだろう。

②どんな価値が提供できるか真剣に考えているか?

今までどんな業務をどれくらいのレベルでやってきたか?
今までやってきた仕事と仕事を掛け併せたら何か自分にしかない強みはないか?
どんな貢献ができるのか?

こういったことを真剣に考えたことがあるだろうか?世の中や経済というものは「価値の提供」で成り立っている。仕事における「給料」もあなたが提供する価値の対価であるということを認識する必要がある。

③先に自分の主張をしていないか?まずは貢献から!

自分が提供できる価値を考えられてない人は往々にして自分が受け取る権利だけを先に主張しがち。あなたはそういう状態になってないだろうか。転職の際に受け取ることのできるものだけを求めすぎる人は嫌われやすい。受ける会社にどのように役に立つことができるかを真剣に考えてみることが重要。

④第三者にアドバイスをもらっているか?

転職が上手くいかない、死にたいと思っている人はほぼ例外なく誰にも専門的アドバイスを求めていない。もしくはアドバイスを聞いているようでそれを実行していない。特に転職のプロである転職エージェントのアドバイザーは経験豊富な人も多く、あなたのキャリアが活かせる環境や、可能性のある方面を熟知している場合が多い。そういった外野の意見を聞かず独りよがりになっている場合がほとんど。

⑤書類は採用担当が知りたいことが整理されているか?

履歴書・職務経歴書の精度が低いのも転職できない、死にたいと嘆く人の共通しやすいポイント。手書きで適当に書いてあったりしないだろうか。特に職務経歴書は概ねひどい人が多い。

どんな業務をやってたがわからない、どんな成果を上げたのかわからない、何を実績として残してきたのかわからないなど、全く実態がわからない履歴書、職務経歴書になっていないかチェックしてみよう。あなたが採用担当者ならそれを見て手に取るように自分自身のことがわかるだろうか?

⑥見た目や言葉遣いから面接の受け答えまで独りよがりになっていないか?

見た目や言葉遣いも適切でない人も多い。誰にもフィードバックをもらわず、気を使えない見た目や言葉遣いになってないだろうか?面接の受け答えも自分ではアピールしているつもりでも全く逆効果になっている人がほとんど。転職が上手くいかない、死にたいなどと思っている人ほどその傾向は強いこともキャリアコンサルタントの経験上言えることだ。

転職はできない、死ぬしかないと考える人が今から転職を成功させる手順

ではどのような手順で転職を成功させていったらよいのか。まずは以下の手順で進めてみることをお勧めする。

まずは必ずエージェントに登録してお世話になる

アドバイザーとなる第三者を見つけることから始めた方が良い。転職エージェントに登録してみてまず客観的なあなたの市場価値を知るところから始めてみよう。思わぬ戦略が見えてくることもある。自分一人で転職活動を間違った方向に進めていた可能性もある。

転職エージェントは様々な会社があるが、下記を参考に2~3社登録しておくとよい。

20代のキャリアがまだ浅い場合のおススメの転職エージェント

20代のキャリアがまだ浅い場合(経験があまり主張できない場合)
第二新卒AGENTneo
キャリアスタート
マイナビジョブ20's
20代で比較的キャリアが浅い場合、第二新卒AGENTneoキャリアスタートマイナビジョブ20'sなどに登録して求人の紹介を受けよう。転職が上手くいかない人は多くの人が自分自身のキャリアの方向性が定まっていない。この3つのエージェントならこれからの方向性や可能性を慎重に考えた上で適切な求人を示してくれる。しっかりまずはアドバイザーの面談を受けてみよう。

20代後半~30代以降のキャリアの場合(一定分野で3年以上のキャリアが主張できる場合)

20代後半~30代以降のキャリア層の場合(一定分野で3年以上のキャリアが主張できる場合)
doda
リクルートエージェント
マイナビエージェント
20代後半~30代以上のキャリア層なら大手のリクルートエージェントdodaに登録すれば豊富な求人情報数の中から自分自身のキャリアに合ったものを選んでくれる。これらのエージェントはやはり求人数が多いのでたくさんの可能性を見出すことができるのが一番のポイント。同業界でなくてもそのスキルや経験が活かせる思いもよらない会社や業界にも目を向けることができる。
※女性の場合は以下にも登録しておくとよい。
パソナキャリア

女性なら女性アドバイザーも多く、親切さが他に比べて突出しているパソナキャリアに登録しておくと安心だ。特にまだ転職エージェントを使ったことないとか、転職が初めてという場合にはびっくりするくらい丁寧な対応をしてくれるので安心できるのもポイント。

上記の中から2~3社並行して進めていくとよい。

採用担当者や経営者の気持ちを考える

転職できなくて死にたいという人は大体いつも焦っているのもあるので、自分の視点でしか物事を考えられてない。企業と求職者というのは対等だし、あなたを雇う企業はあなたに給料を払うわけだから、あなたにも価値提供をしてもらわないといけない。つまり選考に当たってどんなところを見たいかがはっきりしているわけだ。

にもかかわらずそれを考えずに自分が言いたいことばかりを主張しててはダメ。企業が何を知りたいか、聞きたいかをしっかり読み取ってそれを書類に記載したり面接で伝える必要がある。求人サイトやIndeedなどのエントリーでも名前や住所といった誰でも書くような情報だけ書いていて自己PRなど、他の候補者と差別化できるようなところを一切手を付けてないケースが多いのでこれではうまくいかない

書類は完璧に仕上げる

だから書類は魂を込めて作成する必要がある。あなたの履歴書、職務経歴書はどれくらい本気で、どれくらい時間をかけて作られているだろうか?1時間や2時間でははっきり言ってダメ。半日、1日くらいはじっくり時間をかけて作ったほうが良い。

有効なのは転職エージェントのアドバイザーに添削してもらうこと。僕も今まで数千人の履歴書や職務経歴書を見てきているけど、8割はいい加減な書類。必ず細部までこだわろう。下記参考にしておいてほしい。

30社は落ちるのが普通という認識を持っておく

そもそも!年齢やキャリアにもよるけど、転職が上手くいかないという人は転職に関する認識が浅い場合が多い。例えば40代であれば企業も組織的にハマるポジションは限られている。そんなあなたがずっぽしハマる求人なんてもともと稀。30代でも経験によっては同じことが言える。

すいすい選考が進む優秀な人は別として、普通の人なら20~30社落ちることなんてざらにある。30社くらいはい落ちて当然くらいのマインドで行かないと持たない。それくらいで死にたいなんて言ってたら何人の人が死んでるかわからない。企業側にとって人材採用というのは近年それだけ慎重になっているということを肝に銘じよう。

まとめ ~転職できない‥死ぬしかない‥と諦める前に行う【6つの確認】~

まず転職できないということで死ぬしかないといえるようならまだまだ情報不足。転職をうまく進める方法なんていくらでもあるし、そもそもそういう人はそれを聞いててもやっていない。今日お伝えしたようなこともこれを読んでいるだけでは何も変わらない。

すぐに書類を見直して書き直してみる、エージェントに登録してみるなど行動することが重要。まずは今までと違う行動をしなければ結果は変わらない。

「最も愚かな事は今までと同じ行動を繰り返し、今までと違う結果を期待することだ」

という言葉もある。ぜひ行動の変革を!

今日はここまで。
See you mate.