旦那が低収入すぎてイライラ!専業主婦が働く前の心得

20代の転職

このところ多く就職・転職の相談を受けるのが20~30代の専業主婦からの相談。
旦那さんが低収入すぎてイライラが隠せず、その家計を補おうと自分が働こう、社会復帰しようというパターンの方。

しかし小さい子供のいる家庭であればそう簡単に仕事も始めにくい。
またしばらく専業主婦であまり大した社会経験もないのに
自分にどんな仕事ができるのだろう?という思いもある。

そんなこれから仕事に就くことを少しでも考える主婦のあなたが
動き出す前に今一度整理しておいた方が良い事をお伝えする。

ちなみにこの記事はパートをしようという方というよりは
フルタイム・正社員としてキャリアを積んでいこうと考えている人向けの内容になっており
パート収入で家計を支えたいという方には不向きな内容だと思うので悪しからず。

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旦那が低収入すぎてイライラする前に家計の支出は適切かのチェックを

まず僕の基本的な考え方として長年専業主婦をやっていたあなたには、
あなたができると思う仕事ですっと始められる仕事はほとんどないと思っておいた方が良い。

何年も転職支援をしてきて、転職市場は思っているより厳しい。

理由は、当たり前の話になるけど、
どこまで行っても社会経験と特定のスキルというのを重宝するからだ。
簡単にある程度の収入を得られる仕事はない。

それは後述するとして、まずは家計の収支を懸念して仕事を始めようと思うなら、
まず支出が適切かどうか、対策はどのくらいできているかをしっかり見直すべきだ。

もちろんこれまで「できることは全て切り詰めてやっている!」という方も多いと思うけど、今一度「切り詰めているけど!」という視点ではなく客観的かつフラットな視点で確かめてほしい。

食費などの生活費を工夫しているか?(外食多くない?不要なもの買ってない?)
携帯電話、ネットなどの通信料金は見直したか?(格安スマホに変えては?)
生命保険などのプランも見直したか?(死亡や入院の保証金額そこまで必要?)

ここはあなたが働く前に着手すべき重要なところだ。

あなたが働いたとしてもで支出を抑える意識がなければ
入ってきた分だけ使ってしまうという家庭が非常に多い。
まずはそこんとこ家族でしっかり取り組めているかを旦那さんと確認すべき。

旦那の低収入にイライラするも、社会経験の少ない専業主婦の転職市場での位置づけ

旦那さんの低収入にイライラしつつも、これからフルタイム・正社員で仕事を探すとなった時に、
専業主婦というものがどういう見られ方をしているかという事について理解しておいた方が良い。

実際のところ考え方としては2つある。

①専業主婦でも元気とポテンシャルがあればウェルカム!のスタンスの会社
②あなたのキャリアに対する考え方が明確にあれば採用のチャンスを与えたい!のスタンスの会社

それぞれ以下に補足する。

①専業主婦からでも元気とポテンシャルあればウェルカム!の仕事とは?

とにかくこのパターンは人手が足りていない業界の会社が当てはまる。
また離職が多く未経験の候補者のポテンシャルに賭けてみたいという会社が多い。

現実のところ、専業主婦からの転身でフルタイム・正社員として始めやすい仕事は以下だ。
(※あなたに特定のスキルがないと想定した場合)

日系保険会社のセールスレディ

家庭の経験が活き易い仕事になる。
ある程度時間にも融通が利き、子どもがいるなら一番手っ取り早いかもわからない。
成果次第で収入は非常に伸びる。旦那さんの給料も数か月で超えられる可能性もある。

しかし人脈が全ての仕事であり多くの人とコミニュケーションを取る必要がある。
人に会う機会を自分でどんどん作っていかないといけない。
それが苦手なタイプだと苦労する。

外資系の保険会社(カタカナ社名の会社)は主婦をターゲットとしていないので難しいが、
社名が漢字の保険会社(○○生命保険)なら結構簡単にスタートできる。

離婚したシングルマザーなどは保険のセールスレディになる方が多い。
時間に融通を利かせてそれなりに稼ぎたいというニーズと合致するからだ。

実際会社にもよるが会社に行くのは週2回くらいでいいところが多い。
あとはいろんな人とアポを取って話したり交流会に出たり、それぞれだ。
子どもの保育園への迎えや授業参観なども調整して参加できる。

清掃会社

どちらかというと現場の仕事に近い場合が多いけど人員不足の業界だ。
現場の清掃スタッフは50~60代のパートの方で対応する会社が多い。
そういった年輩の方を管理しながら新しい取引先を増やしていく営業的な仕事もある。

多くの担当現場があり多くの年輩のパートさんがいるが、
そういった形をマネジメントしながらシフト管理をしたりする場合が多い。

パートの先輩主婦たちにいろいろかわいがってもらいながら仕事ができる場合が多く
ハマるケースが多い。

住宅・不動産会社

住宅や不動産(売買、賃貸)の営業も始めやすい。
お客さんの家計や家庭問題に直結する相談が多く、
あなた自身が家庭を持っていれば相談に乗りやすい部類だからだ。

戸建て住宅の営業などは少しハードルが高い気もするが、
賃貸の営業や新築マンションのモデルルーム営業などは未経験でも始めやすい。

ただし営業なので契約数や売上といったノルマのある場合が多い。
ここは腹をくくってそこに立ち向かえるかどうかは重要になる。

成果を出せば保険のセールスレディ同様かなり稼いでいけるので、
旦那さんの収入に頼らなくてもあなた自身の収入だけで家計をやりくりすることも大いに可能だ。

しかし平日休みが基本にはなるので、家庭内での理解やその為の家庭環境の整備は必要だろう。

介護系

今存在する産業の中で需要が一番大きく、
未経験からでも経験を積み資格を取ることで引く手数多な状態になれる仕事がこれ。

稼げるかというと答えはNoになる。
介護職員初任者研修、介護福祉士、ケアマネージャー等の資格を取ることで
人出不足の業界の中では非常に重宝されるようにもなり、仕事に困ることはほぼない。

介護付き有料老人ホームなど介護施設の形態によっては夜勤などもある。

また訪問介護などは業界の中でもより稼げる部類に入る。

②キャリアに対する考え方が明確にあれば専業主婦でも採用したい!のケース

旦那の低収入にイライラするのが原因であなた自身が仕事に就こうと考えた場合、
あなたにさしたる社会経験がなければ、まず旦那さんの収入に関わらず、
自分自身が今後長期的にキャリアを築いていく!ずっと社会や仕事と向き合っていくという気概が必要だ。

そこまで言い切れるような状態にしていないと、
企業はまずあなたを選考の土俵に乗せない。

仮に旦那さんが高給取りになったり、収入が安定すればすぐ辞めるだろうという考え方になる場合が多い。
家庭や旦那さんに関わらずあなたの仕事に対する考え方をしっかり持つべきだ。

それができるようになれば、間口は広がる。

資格の取得を目指す

資格を取ってその資格を活かしてずっと仕事ができるようなビジョンを描けるのであれば
それは非常に大きな武器になる。

例えば士業系(税理士、社会保険労務士、行政書士等)の資格を目指して、
税理士事務所、社会保険労務士事務所、行政書士事務所に駆け出しとして入社するケース。
この場合はあなたが勉強さえがんばれば、実務を経験しながら資格取得が近づく為意味のある時間になる。

ただし、上に挙げたような資格はご存知の通り難関資格になるので相当の努力は必要になる。

もう少しハードルを下げると他には
経理のスペシャリストを目指して簿記3級、2級の資格を見据えてみたり、
保険関連であればファイナンシャルプランナー(FP)を勉強してみるのも良い。

関心のある美容系の職種を極める覚悟を持つ

これは今まで何人か実際に僕の相談者でもいた。

30代の専業主婦の方で美容や健康に興味のある方で、
興味のあることをスキルにして経験を積んでいこうと決めた方が
エステやマッサージ等の施術を習得していくケース。

しっかりした腕と顧客とのコミニュケーション能力がつけば、
自分自身で開業することや、委託スタッフとしていろんな店舗と提携をして施術した分だけ報酬を得ていくことができる。
そうすると自分自身で仕事時間や収入をコントロールすることができるようになる。

旦那の低収入にイライラするからと言って「一般事務で探す」は一番ダメ!

これは多くの女性が思い込んでいる、社会との認識の乖離だと思っている。
事務職というのは正直あなたのような経験がない人には需要がない。

なぜか?
一概に言えるわけではないと思うが、傾向として頭に入れておいてもらいたいのが
企業が事務職を採用する基準は基本的に
「明るくてテキパキしていて笑顔で事務所を明るくしてくれる20代の若い女性」
というところが多い。

求人広告で募集しても一般事務にはこんな採用難の時代でも実際にめちゃくちゃ募集が来る。

そんな時に経験者でPCスキルがあったり、経理や労務など会社の管理的な仕事に対応ができたりする人や、
20代前半の若い歯切れのよさそうな女性が応募してきたらそちらを採用したくなる。

要は一般事務は競争倍率が高いし、経験の浅い人はほぼ不要という事だ。

専業主婦だった20代後半~30代の女性が一般事務でフルタイム・正社員として仕事に就くのは現実的に難しい。

繰り返しになるがこれはフルタイム・正社員を見据える場合の話だから
週3日、1日4時間~程度のパートなら勤務は大いにあり得るのでその点再度お伝えしときたい。

今後にスキルとして残る選択をすべき

パートで働くのもそうだけど、一般事務として今あなたが入社して働いたとしても、その後が超問題。

40代とかになってくるといよいよ需要がない。
今僕が転職相談に乗る人で最も難しいのがその層。

40代になって離婚して子供がいるから自分がしっかりフルタイムで仕事に就いて稼がないといけないという女性のケース。
本当に20代、30代の時に何か一つでも専門的な知識、スキルをつけていないとどこにも推薦ができない。

その本人にはなかなか言えないけど、そうなってからでは本当に手遅れ。

40代になると「これから頑張ります!」では全く通用しない。
20~30代の専業主婦が改めてキャリアを積み直すとなった場合に
現実的にまずスタートしやすく、且つ将来的に活かしやすい分野は以下のようなものがある。

●営業(保険、不動産)
●経理
●エステ、マッサージ
●士業系事務所で資格見据えての勤務
●介護

最初に時間をかけて勉強する余裕があれば
●制作・クリエイティブ(イラストレーター、フォトショップ必須)

今後活きやすく、かつ現実的に今から取れるおすすめの主な資格としては
●簿記2級(まず3級を取ってから)
●士業系(社会保険労務士、行政書士、)
●介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)
●介護福祉士
●ケアマネージャー
●宅地建物取引主任者
●ファイナンシャルプランナー など

まとめ ~旦那が低収入すぎてイライラ!専業主婦が働く前の心得~

●旦那さんの低収入にイライラして働くことを考える前に家計の収支を絞っているか?
多くの家庭は無駄な出費を抑えたり現在の定期出費の見直しをしていない。
まずそこを見直すべき。

●社会経験の浅い専業主婦は基本的に需要が薄いことを認識するべき

●専業主婦でもポテンシャルと元気で採用してくれる仕事はあるが結構限られている
保険会社のセールスレディ、清掃、住宅・不動産、介護など

●キャリアに対するビジョンや計画をしっかり持てるなら
資格取得の戦略を立てる
美容系であれば普段自分が興味のある分野であれば女性なら始めやすい

●「とりあえずできそうな一般事務で!」はダメ
そのあとに何も残らない。つぶしが利かない。
自分ができるとイメージがついても、需要はあなたが思うほどはない。

あなたの旦那さんが会社員であれば今後給料が大幅に上がることは考えにくい。
あなたも独自の武器を持って社会経験を積むべきだ。

旦那さんの会社に食わせてもらう生活モデルはもう少なくなってきている。
あなたも手軽に仕事を始めることもできるし、あなた自身の価値を高めて稼ぎたいだけ稼ぐことがしやすい時代だ。
是非あなた自身のキャリアを確立してほしいと切に願う!

今日はここまで!
See you mate!