営業を辞めたい!【甘え】かどうかを判断するポイント

転職
スポンサーリンク

営業が辛くて仕事を辞めたい・・・

成果が出なくて会社に居づらい・・・

僕も求職者の面談をしていてこういう状態の人は山ほど相談に乗ってきた。僕自身は営業という仕事が嫌になったことはないけど20代の頃はいた会社の仕事が辛くてすぐ辞めてきた過去がある。そのたびに人から言われていたことが「甘え」という事。

自分では甘えてるなんてことはなく頑張ってる!という気持ちでやっていたつもりだったけど、
振り返ってみると、当時やってなかったことも多くあった。

今回はそんな自身の経験も踏まえて今営業を辞めたいと思っているあなたの考えが「甘え」なのかそうでないのかの判断基準をお伝えする。

【この記事が役に立つ人】
●営業を辞めたいけど周囲に甘えと言われてどうしていいかわからない人
→今やめるべきなのか、頑張るべきなのか明確になります。
スポンサーリンク

営業を辞めたいという気持ちが【甘え】に当てはまる3大パターン

まず、僕なりの結論から。
営業を辞めたい!となったときにその理由が【甘え】に該当する3大パターンがある。

①アポが取れない・話を聞いてもらえない

これはおそらく営業を初めてやった人に一番多い。テレアポなんかをやっている会社だと電話をかけてもかけても断られて、自分は迷惑な電話しかしていないんじゃないか?と自問する 。

かけてもかけても取れず精神的に参って表情が死んでしまい、営業をやっている意味が感じられなくなるパターン。

②数字を追うのがつらい

営業にはつきもののノルマや数字に追われて、今週の数字、今月の数字、今期の数字を上司から詰められてげんなり。

「足らない分をどうするんだ?」と詰められ、できもしない営業計画を立てて毎回しのいで営業にやりがいを感じなくなるパターン。

③訪問しても訪問しても「検討」ばかり

アポイントを取って営業に行って商談はしても毎回毎回「社内で相談します」「家族で検討します」「稟議あげてみます」でなかなか商談の進捗が進まず、「決める」ということができず結局流れてやる気をなくすパターン。

これらの3つのパターンのどれかに当てはまっているならあなたの仕事には改善の余地がある。

営業を辞めたいという気持ちが【甘え】には当てはまらない2大パターン

また営業を辞める理由でいつになっても多いのが下記の2パターン。これらの場合はあなたの【甘え】と言ってしまうと厳しいかなと思う。

①仕事時間が長い・休みが少ない

昼間は外に出て夕方会社に戻る。そして帰ってきてから見積もりや提案書を作ったり、事務処理を延々とやって気が付いたら22時とか23時とか・・。営業成績が上がらなければロープレやれだのそれでいて数字は上がらない。。

顧客の都合に合わせて休みの日も出社したり、休みの日でもバンバンケータイに仕事の電話がかかってくる。そんな公私が切り離せない状況に嫌気がさしてくるパターン。

このパターンは自分で何とか仕事のやり方を改善していくことも出来るが、会社の配慮というものもある程度必要になってくる。

②商品やサービスに自信が持てない

お客さんがこれを買ってもあまり得しない・・
自分で詐欺なんじゃないか・・・
この商品を使ってもあまり効果はないんだけどな・・

そんなことを考えて営業が嫌になるパターン。正直商品やサービスの裏側がみえた時に、お客さんに勧めるべきではないという気持ちを持った時は営業にも熱が入らなくなるからね。

この2つのパターンは僕が20代の時、働いていたブラック企業で何度も経験した(汗)。この場合は会社の企業努力や経営陣の協力もいる部分はあるから一概に甘えには当てはまらないかなと思う。

しかし、大事なのはそういう会社を選んだのが紛れもないあなただという事。自分に責任があるということは間違いないのでその点はしっかり認識しておく必要がある。

営業を辞めたいのが【甘え】の場合に甘えをなくす方法

営業が辞めたいという理由のパターンには上記の通りいろんなタイプがある。今までたくさんの転職希望者を見てきた中で甘えから営業を辞めたいと思う人にはほぼ100%共通して言えることがある。

その人自身が自身の人生に夢や目標を持てていない!

という事。

●アポが取れない、話を聞いてもらえない
●数字を追うのがつらい
●訪問しても訪問しても「検討」ばかり

こういう理由で営業を辞めたいと思うあなたには何か今後かなえたい夢や目標があるだろうか?
夢や目標が持てなければ何をやるにも意義を感じにくいしやらされ感覚になってしまう。

甘えから営業を辞めたいという場合は必ず明確なあなた自身の目標を持つことから始めることが必要!!

実現したい目標や夢が【ある】場合

もし仮にあなたが今後実現したい夢や目標がある場合は、
今いる環境、今の仕事がその夢や目標の実現の近道になるかをよく考えることが重要。

●今いる会社の業界知識や商品知識をつけることはあなたの夢や目標に近づく方法だろうか?
●今の会社の営業のやり方は今後の夢や目標に近づく方法だろうか?
●今の仕事で成果を出して稼ぐことはあなたの夢や目標に近づく方法だろうか?

その問いに対して明確に答えることが出来なければそりゃ頑張る意味が理解できてないってことだからね。何か目的意識を持って取り組むという事が成果を出すには必要だ。ただ目の前のテレアポリストを無機質にかけ続けるだけ、無意識にお客さんを回るだけなら 全く意味のないものになってしまう。

実現したい目標や夢が【ない】場合

実現したい夢や目標がなければ、まずそれを明確にしなければ何も始まらない。

●いつ何を実現したいのか
●何を手にしたいのか
●どういう自分になりたいのか

しっかり考え抜いて決めていく必要がある。これを決めるのはただ頭で考えていては何も進まない場合が多い。

しっかり書き出して整理してそれをだんだん明確にしていくことが重要だ。ちなみにこのやり方は自己分析の方法でも書いているのでぜひこの記事を参考に!

甘えから営業を辞めたいという思う人がパフォーマンスを上げてイキイキ働く為の4つのポイント

自分の目指す目標や夢が明確になれば、あとはそれに向けて今の環境で成果を出していくことに集中するしかない。

営業で成果を出せる人は、はっきり言ってどんな商材を扱っていても、どんな業界にいてもそのスタンスは共通している。

そしてもっと言うと
成果が出せるからそのスタンスになるのではなく、 そのスタンスでいるから成果が出るようになる!

もし成果を出している他の営業を見て「あいつは成果が出せるからあのようにパリッとしてるんだ」
なんて思っていたらそれは完全にあなたの【甘え】。注意してほしい。

①セルフイメージを上げる

成果を出せる営業は自分のことをあまりマイナス評価しないし、先のことについてもマイナスイメージを持たない。そして常に自分よりレベルの高い人と付き合うようにしたり、自分のできないことに背伸びして挑戦するようにしている。

常に現状を否定せず、それに満足することもなく、常に前を向いている。まず見た目から入って理想の姿に近づけるというスタンスの人が多いからオーダーのスーツを着て、ピカピカに磨かれた靴を履く人が多い。

イオンや既製のスーツ屋さんのセールで買った1~2万円くらいのスーツを着ていると自分の買える範囲のものだから普通になってセルフイメージは上がりにくい。

ペン、タイピン、カフス、ハンカチ・・こういったアイテムも しっかり身につけて、自分はでデキる営業マンだというセルフイメージをしっかり持っている。こういうセルフイメージが持てていると、なぜかモチベーションが上がり、自然と成果が出る。

オーダースーツのおすすめ2つ

■オーダースーツSADA

まずは手軽に19800円からお試しで作れるのでおすすめ。 店舗でしっかりフォローしてくれるので安心

■Suit Ya

ネットで手軽に注文できるのがいい。
いい生地でのスーツを仕立てることでセルフイメージをぐっと上げることができる。

②ポジティブな言葉

とにかく営業で成果が出してイキイキ働ける人はネガティブな言葉を使うことがない。「できない」「わからない」というような言葉を使わず、「やります!」「ぜひやらせてください!」という言葉を使う。

人の悪口や愚痴も言う事がない。周りに対する不満を言っていても自分のパフォーマンスが良くなることはないということを知っているからだ。これは僕もずっと一番大事にしていることだ。会社の悪口や周りの人の悪口を言うとそちらに意識が向いて自分がそちらに知らない間に引き込まれていることに気づいた方がいい。

甘えから営業が辛いと感じる人はこのポジティブな言葉とか反応ができてない人が圧倒的に多い。
成果の出ない人は成果の出ない人同士で傷のなめ合いをする傾向がある 「やっても一緒だよね・・」とかね。そうなったら絶対に成果は出ない。

③明るく大きな声で姿勢を正す

これもめちゃくちゃ重要!営業が楽しいという人や成果を出せる人はとにかく明るい。挨拶も大きい声でできるし、「はい」の返事も気持ちいい。そして姿勢や歩き方にも自信が満ち溢れている。

先に挙げたスーツや靴なんかの身なりをしっかり整えると自然と背筋が伸びて胸を張ったような歩き方になって自信がみなぎってくる。うつの人は背筋が丸まって下を向いて歩く人が多いけどその全く逆。上を向いて背筋を伸ばして歩く。お客さんは見た目で70%あなたの印象を決めるからこれめちゃくちゃ重要!

④成果を出している人と全く同じことをする

そしてこれは不変の真理。成果を出す人の共通の行動に「モデリング」というのがある。

成果を出している人のやっていること、言っていること、持っているもの、単純にそれらを全て真似してやってみるという事だ。それを意識していると話し方が、「○○さんと似ているね」「似たようなタイプだね」と言われるようになる。そうすると同じ行動をしているから同じような成果が出やすい。

いつまでもできないできないと言って我流で事を進めたり アドバイスを受け入れなかったり、目の前の辛い営業の仕事をただ辛い辛いと言ってばかりいたり・・そういう風になると永遠にパフォーマンスは上がらない。

甘えではないが今の会社の営業は辞めたいという場合

営業という仕事は好きだしこれからも営業をやって経験を積んでスキルアップしたいけど、今の会社で続けることだけは考えられない、嫌だという場合は環境を変えて頑張ってみるのも一つの手だ。

前述した営業を辞めたいという気持ちが甘えには当てはまらないケースの場合だ。つまり転職という事になるけど、転職活動をする場合、営業が嫌で特に短期間で辞めてしまうと「ストレス耐性が弱い」と判断されやすい。

求人広告などで求人を探して自分で応募するとWEBの登録情報でそういうところを懸念されて面接でアピールする機会を与えられることなく選考見送りになってしまう場合も多い。

できれば転職エージェントに申し込んでアドバイザーに面談してもらい短くても営業としてのこれまでの経験や これからやっていきたい営業の仕事を見つけてもらうのが効率的だ。
今いる会社での営業が辛いならその辛いポイントを踏まえてアドバイザーに求人を紹介してもらおう。

営業で転職エージェント使うならここ

ご参考までに同業目線でのお勧めできる転職エージェントは以下。転職エージェントについては別記事で詳細に現役目線でお伝えしているので下記記事を参照してほしい。

まとめ

●営業を辞めたいという気持ちが【甘え】に当てはまる3大パターン

①アポが取れない・話を聞いてもらえない
②数字を追うのがつらい
③訪問しても訪問しても「検討」ばかり

●営業を辞めたいという気持ちが【甘え】には当てはまらない2大パターン

①仕事時間が長い・休みが少ない
②商品やサービスに自信が持てない

●営業を辞めたいのが【甘え】の場合に甘えをなくす方法

実現したい目標や夢が【ある】場合はその実現に向けて今の環境がその役に立つのかをしっかり見極める
実現したい目標や夢が【ない】場合はまず自分の目標、夢を持つ

●【甘え】から営業を辞めたいという思う人がパフォーマンスを上げてイキイキ働く為の4つのポイント

①セルフイメージを上げる
②ポジティブな言葉
③明るく大きな声で姿勢を正す
④成果を出している人と全く同じことをする

●甘えではないが今の会社の営業は辞めたいという場合は転職エージェント数社に登録して面談してもらう!

まずは今日の内容に沿って自分を見つめなおしていくきっかけになればうれしく思う!
今日はここまで!
See you mate!