上司が性格悪くて嫌い!を理由で転職すべきかに迷ったら

20代の転職
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会社員として働くうえで最もストレスになるのが同僚や先輩といった社内の人間関係のストレス。
特に直属の上司とはその上司の性格や関わり方によって、働きやすさに大きな違いが出る。

僕も昔は本当にやりづらい上司の下で何年か働いたこともあるし、
仕事や会社は好きでも性格の悪い上司だけが嫌い、という人も多いと思う。

上司が嫌いで会社を辞めることや転職を考えたりする人も実情多いし、
月に数人はそういう理由で転職の相談を受ける人もいる。

今回は上司が嫌いという事を理由にして退職し転職をするという時の
注意点やデメリットなどをお伝えしてあなたの決断のお役に立てたらと思う。

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性格悪い!嫌い!と部下に思われる上司

まず部下に嫌われるタイプ、ストレスを与えるタイプの上司は大体以下のタイプのどれか。
あなたの上司も下記のどれかに当てはまるようならその先読み進めていくと良い。

①言う事がころころ変わる

先日はAが大事だと言っていたのに今日はBが大事だという日によっていう事が変わるタイプ。
当然部下のあなたは行動基準が分からず混乱する。
しかもうまくいかなかった場合はそれを突いてくるからストレスになる。

②自分の武勇伝が多い、上から目線

自分の過去の栄光に浸ることが多い。
時代も違うのに以前のやり方や自分のやってきたことが正しい、普通だと言い聞かせてくる。
その割に今やらせてみたらそんなにできる気がしない、口だけの背中で見せられないタイプ。

③大声で怒鳴る、不機嫌な時が多い

これは一番嫌われるタイプ。
社員に寄り添おうとせずできない部分だけをフォーカスして詰めてくる。
部下はうつなどにもなりやすく、成果を出すためのモチベーションが恐怖を避けるという事からしか来ない。

④えこひいきする、正当に評価しない

特定の部下は評価するのに、自分は評価されない。
こんな時は本当に自分の存在意義が感じられなくなる。
頑張っても評価されることがないからやる意味がない感がある。

⑤思考が浅い、上の言いなり

あまり物事を深く考えず会社の意向をそのまま伝えてくるタイプ。
会社の上層レベルの会話をクッション入れることなくそのまま伝えるから、
部下にその意図が伝わらず実際に動かすことができない。
上にはヘコヘコしてる。

そして何と言ってもこのタイプ、あなたの成果を横取りする上司が多い。
さらに、よくない成果をあなたの責任にしやすい。
自分自身の保身に躍起になるタイプだ。

上司が嫌いという理由で転職すべきか

上記の5パターンのような上司が嫌いという理由で転職という考えがちらついてきたとき、
その理由だけで本当に転職してもいいものなのか一人で自問自答してないだろうか?

結論から言うと取るべき行動をとってからであれば、さほどあなたの転職活動の印象には影響しない。
一方でただ嫌いという思いだけですぐに転職するなら、それはよくないという事になる。

上司じゃなくても社内の特定の人間が嫌いという事で転職をすぐに決めてしまうのは
環境に対する適応力や働きかけがあまりできないとみられる傾向もあり、印象としても良い印象に取らない人事の人が多い。

しかし上司が本当に嫌いでどうしようもないという人は
なかなか社内にも相談できる人がいない場合が多く、間違った選択をしてしまいやすい。

上司が嫌いという理由で転職をするという事はそのアクションの採り方がまず大事になってくる。
まず落ち着いて以下の内容を自分に問いかけてみよう。

A:今の仕事自体は好きな場合

まず何をおいても今の仕事が好きかどうかは重要。
今やってる仕事自体にあなたのエネルギーが注げる仕事なのか、ワクワクする仕事なのか。
もしそういう思いがあるなら転職するという決断は時期尚早。

まずは社内での問題解決に行動を移すべきだ。
自分が一番好きな仕事をすることが一番の社会貢献であり、あなたの一番の幸せにはつながりやすいと思う。

嫌いな上司に直談判

まずは何よりも上司と直談判できるのであればしっかり2人で話すことに尽きる。
まあ嫌いというレベルまで行くと2人で話すということ自体避けたい場合が多いと思うけど、、
二人でしっかり話ができるとあなたへの見方や行動や変わることもある。

望み薄でもまずは働きかけてみよう。
自分から切り出して環境を自力で整えるという事も
社会人としても非常に重要なスキルだと言える。

上層部や人事に相談

直談判しても変わらなかったり、直談判自体が無理だと思ったら
人事権のある人事部やあなたの上司の上司にあたる役職者に正直に実状を打ち明けてみよう。

こうした場合、あなたからの相談に対してしっかり動いてくれる会社と全く対処してくれない会社で別れる。
後者なら同業他社に転職するのもあり。

しっかり動いて対応してくれるならあなたの上司への効果的な指導や
配置換え、部署異動も検討してくれるだろう。

また、この時にやるべきことは必ず嫌いな上司とのやり取りなど証拠を残すこと!
その上司がヘコヘコ野郎で無駄に上層部に信頼されているケースもあるので
末端の社員の意見は取り合ってくれないこともある。

音声をボイスレコーダーで撮ったり、メールやLINE等での記録を必ず残して事実を伝えないといけない。

部下同士で徒党を組む

同じ部下同士でその上司に一気に畳みかけよう。
ここは数の論理で複数で圧力をかければたじろぐ場合もある。
部下複数に言い寄られると罪悪感を感じたり、自分を見直さないといけないという気持ちも出てくる場合がある。

B:上司以外の社内の人間や環境は苦ではない場合

問題視するのがあなたの上司一人に限っての事という事であれば、
上司さえいなくなれば満たされる状況になるという事でもある。
その場合は上司を大人な対応でつぶすという事を考えるべきだ。

一切気にしない、一喜一憂しない

これは無視するという事ではなく、真に受けないという事。
これができる人は精神的にタフな部分を持っている人に限られるが、
上司がいちいち言ってくることを一切自分の感情に触れさせない。

どれだけ怒鳴ってきても陰険に語りかけてきても、ちょっとうるさいBGMくらいの認識でいた方がいい。
一切の喜怒哀楽を出すことなく何を言われても虫の鳴き声くらいに思っておこう。

口を出せないほどの成果を出す

仕事で圧倒的な成果を出して口を挟ませないこと。
シャカリキに仕事を頑張って黙らせるという事ができれば一番格好いい。

仕事に対してはモチベーションが保たれているならぜひこの手段で乗り越えてほしい。
「なにか?」くらいのことが言えるレベルまで徹底的に結果を出そう。

事実を基に論破し黙らせる

メモ、音声、メール等の記録をしっかり残し、
言ってることのずれや矛盾に対して正論で論破しよう。
これを続けるとあなたにはモノを言いにくいという印象になって結局面倒くさいことを言わなくなる。

上司が嫌いで転職することを決めた場合

前述のA、Bそれぞれの対策を取ってみても
上司の言動行動が変わらない場合や、あなたの気持ちも晴れない場合は
転職をするという結論になってしまう。

転職先を決める前に今の職場を辞めてはダメ

上司と衝突したり上司との関係がもう耐えられない人だと
勢いで辞めて後で転職先を探す人もいる。

しかし、これはダメ。
しっかり自分のいく道を固めてから退職意思の表示をすべき。

上司といる時間も辛くはなるけど、そこは我慢我慢。
まず水面下で転職活動を始めて、自分の足元を固めよう。

先に辞めてしまうと転職先の面接評価も悪くなる。
転職先を決めずに退職するリスクはこちら
(30代向けの記事だけど参考まで)

転職理由に上司のことは含めない

20代の若い人に多いのが、いちいち転職理由に
上司と合わないとか理不尽とかってことを言う人。
ハッキリ言ってそういうことは言う必要がない。

転職理由はあくまで前向きな理由しかいらない。

・今までの○○の経験を活かしてより広い分野にステップアップしたい!
・もう少し裁量の大きい仕事をしたい!
・成果をより収入につなげられる仕事がしたい!

といった感じのあくまで前向きな感じのする理由を書いたり言ったりするべき。
余計なところでパワーを使うことになるので賢くいくべきだ。

転職活動は人材紹介会社(転職エージェント)に相談するのがベスト

上司の言動行動に頭を抱えているなら、転職活動のやり方としては
人材紹介会社(転職エージェント)に相談するのが一番いい。
理由は以下の2つ。

①上司に対するイライラやストレスを受け止めてくれる

担当のアドバイザーに現状を話すことで気分が晴れたり、
共感してくれることであなたが安心して今の事や先のことを話せる余裕を持てる。
(まぁアドバイザーによるところもあるけどね。。)

②上司の過度なストレス下の自分の転職活動を代行してくれる

上司とのやり取りが毎回ストレスで気持ちが乱れる時は
転職サイトなどでたくさんの求人を見てもぴんと来なかったり
過度のストレス下で集中して活動に専念できない場合がある。

転職エージェントに相談することであなたの状況を客観的に汲み取って、
あなたの代理人として求人企業を紹介してくれる。

書類制作から企業選定、退職から入社まで継続してフォローしてくれるので安心だ。

おすすめの転職エージェント4つ

ご参考までにお勧めできる転職エージェントは以下。
ここから2~3社くらいは登録しておくとよい。

マイナビエージェント

新卒サイトで非常に若手採用企業とのパイプが強い。
求人情報数も多く特に20代、30代のキャリアの浅めな方でも挑戦できる企業をたくさん保有。

リクルートエージェント

30代ならリクルートエージェントがおすすめ。絶対的な求人情報数は他の追随を許さない。
情報の数ならNo.1のエージェント。

dodaエージェント
他のエージェントが保有しない掘り出し優良企業求人が結構ある。
キャリアアドバイザーのレベルも高く安心して相談できる。

パソナエージェント
細かいフォローや求人企業の案内など一つ一つ対応が丁寧な社員教育の行き届いたエージェント。
初めての転職という方は最も安心できる。

ご参考までに
フリーターや職歴が薄い20代におススメの転職エージェント5選
最後の転職にしたい30代におススメの転職エージェント4選

今日はここまで!