「警察官を辞めたい…」30代で民間企業への転職で押さえるポイント

資格・スキルアップ

警察官としてやってきたけど一般企業に転職したい・・・

警察にはもうそろそろいられないな・・・

警察からどんなところに転職できるんだろう・・・

この一年間で転職の相談に乗った方の整理をしていて意外な事に気がついた。
それは気がつくと実は結構警察官の方の転職の相談に乗っている機会が多かった事。

うまくいった事例もそうでない方もいるけど、
今回はその事例も含めて警察官が民間企業に転職する際のポイントを挙げていきたい。

【この記事が役に立つ人】
●警察官としてキャリアを積んできたけどそろそろキャリアチェンジしたい人
●人間関係などが原因で警察に居づらくなっている人
●警察から転職したいけど初めての転職で何かと不安な人

【この記事が伝えていること】
→警察キャリアの市場価値がわかります。
→警察官から民間企業への転職活動の進め方が明確にわかります。

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警察官を辞めても民間企業で働く事は全く違う!

まずこれに尽きるんだけど、この感覚が持てない人が相当多い。
民間企業で会社員として働くマインドは警察官(公務員)として働くそれとは全く違う。

警察官から民間への転身は30代ならまず収入減少を覚悟

警察官は公務員。税金から給料が発生している。
民間企業が売上や利益から給料が出ているのは言わずもがな。

警察官時代は上司に給料を決められるわけでもない。
ただ年数を重ねたり、昇進があると少々給与も上がったりはする。
民間企業は生産性や成果をはじめとした、貢献度合いで給与が決まる。

特に警察官で10年以上勤めて役職がついたような立場の30代半ば以降の人が転職をしようと思うとまず相当給料が下がってしまうのは覚悟しなければいけない。

30代半ばの人だと警部とか警部補くらいまで行くと年収でいうと600〜700万くらいもらってる人が多い。

まず民間企業でスタートしようと思うと350〜400万くらいからのスタートになることを覚悟しないといけない。

そこから成果を出して会社に認められて給与を上げて行くという流れになる。
20代ならそんなに収入も大きく変わるわけではないし民間企業でも再スタートが切りやすい。

30代や40代は民間企業での実務経験がないから特にギャップが生じやすく企業側も転職する側も抵抗を覚える人が多い。
まずはその覚悟が必要になってくる。

警察にはない成果還元型か安定固定型か?

警察官から民間企業へ転職するにあたっては
まず今後の自身のビジョンや方向性をしっかり決めて行く必要があるし
家族がいるならそれを家族にしっかり理解してもらう必要がある。

そして働き方として
「成果還元型」の仕事に就くか「安定固定型」の仕事に就くか
をある程度決めきったほうが良い。

例えばあなたが30代の警察官だとしたら、役職にもよるけど年収でいうと500〜600万程度はあると思う。
そこに執着するか、下がってもいいから安定的に働きたいか?という事だ。

「成果還元型」

今の収入水準をある程度保っていきたい、もしくは保つ必要があるなら「成果還元型」の仕事になってくる。

未経験からでも始められる歩合支給率の高い営業職などはそれに当てはまる。
例えば保険、不動産・住宅などは再スタートが切りやすい。

転職一年目でもしっかり取り組み成果を出せば600万円以上の収入は手にできる。
何年か経って成果を出せるようになれば1,000万以上も現実的な話だ。

ただし、元警察官の人はなかなかこれまでなかった動きや行動をする事に対して抵抗のある人が多く、相当覚悟を持って決め切ってやり続けることが必要になる。

つまりこの先の明確なビジョンや目標を持ててないと厳しい結果に終わり転職をさらに繰り返す事になる。

今年転職の相談に乗った人でも一人、生命保険の営業に転職して8ヶ月で挫折してしまった人もいる。

「安定固定型」

「安定固定型」を望むのであれば上記の通り初年度は350〜400万くらいの収入になることを覚悟した上で、仕事に対しての自身の思いや理念をしっかり持てていないと当然続かない。

こういうことを社会に還元していきたい!
こういうサービスを多くの人に知ってもらいたい!

そういった仕事上の思いがないと警察官の時の給与と比較した時の給与の低さが受け入れられずやっていけない。
ここはそういう思いを家族にしっかり話して理解してもらった上でしっかり軸を決めておきたいところ。

警察官から民間企業への転職を決める、あるいは考え出した時点で相当悩んでいると思うから
家族もその点しっかり話せば理解してくれるケースが多い。
この一年で転職相談に乗った人もそのケースがほとんどだったしね。

警察官を辞めたいなら経験を活かした仕事に就こう

これは転職を考え出したなら一度は誰もが考える事かと思うけどその代表的なものが警備会社と探偵・調査会社になってくると思う。

どちらも警察時代の経験が大いに役に立つ仕事だと思う。
実際に私のクライアントの警備会社と調査会社の中でも何人も警察経験者が経営している会社がある。

どちらも警察経験者という事ならポイントをわきまえていて採用はしやすいと考えられている。
でも警備会社にしろ探偵・調査会社にしろ警察官時代と同じように仕事ができるわけではない。

拳銃なんて持てないから何かの際には危険な時もあるし、捜査令状も持たせてもらえないから捜査権がなく、強制的に調査を進めることもできない。
警察時代よりうまく効率よく職務を進めないといけないことも多い。

そして何より警備業にしろ探偵・調査会社にしろ、民間企業には変わりはない。
あなたの成果や貢献に対して給与が支払われる。
調査会社にしても求められる結果を持ってこなければ仕事は成り立たない。

わかりやすい話、探偵・調査会社で浮気調査を担当したとして依頼者が求める決定的瞬間や証拠をしっかり持ってこなければ依頼者から十分な報酬は受け取れない。
警察時代はそういったことはないからね。

ぶっちゃけ警備会社でも探偵調査会社でも、どちらにいっても30代半ばでの転職だと考えたとして、良いとこ初年度年収は400万円程度だ。

そこからしっかり仕事で成果を出して役職に就き、給与を上げていく他ない。

警察官を辞めたいならまずは転職エージェントに登録

警察官はほとんどこれまで民間企業の面接を受けたことのない人が多いと思う。
20代ならポテンシャルで何とか通っていくが、難しいのが30代。
警察での実績も邪魔して逆にうまく面接対応できないケースが多い。

PRも十分にできないこともあるから、転職エージェントの転職支援を受けた方がいい。
当然これからのキャリアプランの相談に乗ってくれたりもするし、その上であなたに合った企業をどんどん紹介してくれる。

また事前に応募書類の添削もしてくれたり面接の事前ロープレなどの面接指導もしてくれる。

警察官から転職するあなたにおすすめの転職エージェント

転職エージェントについては初めての人であれば利用の仕方や利用の注意点をしっかり最初に頭に入れておいた方がいい。

大きなキャリアチェンジのタイミングなのでしっかりあなたの見方になってくる転職エージェントやアドバイザーに巡り合うことが重要だ。30代ならdodaや保有案件数の最も多いリクルートエージェントに登録しておくとこれからの活動がスムーズに進む。

転職エージェントについては別記事で詳しく説明しているのでしっかり読んでアクションを起こしてほしい。

警察官を辞めたい理由、ぶっちゃけ異性関係

まあ何人もこれまで相談に乗らせてもらったけど、ほとんどがこれ。

最初表向きには転勤が耐えられないとか、組織が嫌とか、汚い仕事が嫌とかっていう理由をいってる人が多いけど、色々聞いていくと実際は警察官同士で不倫したとかなんとかでいづらくなってしまうケースが多い(苦笑)

本当は心の奥底では警察を続けたいって思いを持っているから民間企業への転職が覚悟が決まらない人が多い。

でも辞めると決めたからには腹をくくらないといけない。

同じように異性関係が原因で離婚も経験し35歳で警察官をやめた人は10年後の今、会社社長として日々奮闘している。

彼は私も仲良くさせてもらっている尊敬できる社長で、仕事も人間関係もソツなくこなし誰からも慕われる経営者になっている。

彼は警察官をやめて2年くらいは警察時代に比べると低い給料だったようだけど、仕事で成果を出すことにコミットして、転職3年目には警察時代の給与を超えて現在は社長にまでのし上がった。
今は再婚もして子宝にも恵まれ幸せな家庭を築いている。

要は警察を辞めると決めたからには自分が目指すビジョンをしっかり決め切って、家族など周囲の人に理解してもらった上で腰を据えて仕事に向き合うべき。

しばらくの間は収入が下がっても歯を食いしばって頑張り、成果を出すことにコミットする。
そういう覚悟を持ってから転職活動を始めよう。

まとめ ~「警察官を辞めたい…」30代で民間企業への転職で押さえるポイント~

●「警察はつぶしがきかない」
→キャリアアドバイザーのこれまでの経験から言ってもまあ間違いない。

●警察から民間企業へは扱いづらさから、30代なら現在の給与を維持することは難しい。
※30代でも350~400万くらいを覚悟しておこう。
→民間企業で成果を出すして稼ぐための努力を!!

●成果報酬型か安定固定型かを明確にしよう
→自分が今後民間に転身するスタンスを明確にしよう。

●警備会社、調査探偵会社はこれまでの経験を活かしやすい
→経験が生きるから給与が保てるという事はない。まずはおそらく下がる。

●警察官からの転職で転職活動の経験が浅い30代は必ず転職エージェントを活用する
→あなた本意では上手くいかない。必ずキャリアアドバイザーのアドバイスに沿って進めたほうが効率的。

やはり警察から民間への転身で一番違うのは
自分自身の報酬は自分自身の成果次第ということ。

会社の利益に貢献できてなければ稼げるようにはならない。
この辺りが警察官をずっとやってきた人はなかなか理解するのに時間がかかる。

でも自分を信じて始めないと何も変えられない。
強い気持ちを持って突き進んでほしい。

というところで今回はこの辺で!
See you mate.