就活の面接を【ウソ】で乗り切ってもいいのか?

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「面接でウソってついてもいいの?」
「就活全般ウソってつかない方がいいのかな?」
「ウソって企業にバレるのかな?」

という疑問を抱いた時、どのように考えたらいいだろう?

その悩みに対しての僕の回答は
条件付きで面接ではガンガンウソついてもOKという事だ

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面接ではウソをつくことが重要

ウソっていいの?という意見、ごもっとも!

まず面接で評価される要素は大きく3つ。

①見た目
②声
③話の内容

この3つだ。

面接に自信のないという人は自分自身で
「面接は苦手」
「面接は緊張するもの」
「面接は上手く話せないもの」
とかって言う勝手な思い込みをしている。

本当にそうだろうか?

就職活動の面接をやった事がないのになぜ「緊張する」って言えるのか。
実はほとんどの人が「面接」という言葉に対してのイメージだけでそうなっている。

周りの人もそういう人が多いから確証や実体験なく何となくそう思っている場合が多い。

面接に対するイメージは実態のない「株の値動き」と一緒

面接に対する多くの就活生のイメージやスタンスは
株価が上下するのと一緒だと思っている。

「この株は上がるだろう!」と勝手に言う人が多いと実際にその株を買う人が増えて株が上がる。
「この株は下がるな・・」と勝手に言う人が多いとその世論に振り回されてみんなが本当に株を売るから株価が下がる。

つまり実態がない。

面接でも同じだ。
「面接は緊張するもの」という勝手で実態のない思い込みを持った状態で面接を受けるから実際に緊張してしまう。

まずはその状態から脱却する事だ。
つまり、「面接は苦手」、「面接は緊張する」と思う自分にウソをついて偽りの自分を演じるという事だ。

①面接での「見た目」のウソ

面接では周りの友達も
「面接は緊張する」
「面接では思った事が言えない」
「面接の質問が怖い」

という人が多いから、そういう意見を聞きすぎて
ある意味あなた自身もその言葉に洗脳されている可能性がある。

だからそんな人が面接を受ける時の基本は「ウソ」だ。

例えばあなたが今
「面接ダメかも・・」
「緊張して何も言えなくなるかも・・」
単なる思い込みの不安に強く駆られていたとする。

でも、それとは裏腹に
背筋を伸ばして前をしっかり向いて席にまっすぐ座る。
そしてシャキッとしたスーツにシャツを着て靴もピカピカ、
髪もさっぱり気持ち良く清々しいヘアスタイル。

すると面接官は自信がなくて緊張していると思うだろうか?
見た目は心に連動させる必要はない。

面接でいつまでも結果が出ない人は自分の心が持っている不安と、見た目を連動させている。

面接が不安な人の特徴は

・落ち着きがない
・早口になる
・背中が丸まる

こんな感じの人はいつまでたっても成果が出ない場合が多い。
見た目は自分の思いにウソをついて感情とは違う自分を演じなければいけない。

見た目は完全にウソつきになるべきだ。

②面接での「声」のウソ

先にも書いたけど誰でも面接は不安になるもの。絶対にね。
面接での不安がそのまま一番出やすいのが「声」。

声は絶対に自分の不安な心と同化させてはいけない。
声は一番自分の弱気な心が乗り移る。
あなたがどれだけ不安でも腹から声を出して元気に明るいハリのある声で臨もう。

社会人になると
前日に彼女や彼氏にフラれようが、友達とけんかしようが、仕事でミスをしようが
次の日も100%の自分でお客さんの対応をしないといけない。

そんな時に自分に弱々しい声でいいと思うだろうか?
もちろん、それではちゃんちゃらダメ。

どんな時でも100%の印象を与えるのがプロの社会人
面接でもそれでいくしかない。

声はちょっと大きいかな?と思うくらいがちょうどいいと言われている。

まさしくそうで、声の聞こえない社会人には仕事を任せようと思えない。
スキルや経験がなくても若者でも年輩者でも、誰でもできることだからね。

あなたの不安とか落ち込みとか、関係ない。
声も大いにウソつきになろう。

③面接での「話の内容」のウソ

話の内容でのウソはどうだろう?

「ウソはバレる・・」
という不安が大きいならそれが後々ストレスになるのならウソをつくべきではない。

僕が就活生に伝えている意見としては「あなたの性格によって変えるべき」という回答になる。

根本的に話の内容でのウソつきは良くない。
しかし、就活は戦争でもある。
きれいごとばかりはいってられない時もある。

【あなたが心臓に毛が生えたタイプの場合】

許容される範囲を考えて話を盛ったり、なかった話を整合性の取れる範囲でならでっちあげても良い。

その代わり、自己PRの記事でも書いているけど、ウソの話の事実だけを伝えては全く意味がない。
盛った話の根拠となる行動や継続した経験を上手く話さなければアピールにならないので気を付けてほしい。
参考記事→自己PRで「行動力」と「継続力」を完璧にアピールする方法

ウソも方便だし、結果を出すためにそれが上手くアピールになればあなたもOKだろう。

【あなたが正直者タイプの場合】

この場合は話の内容でウソをついてしまうと、あなた自身の心が乱れてしまう。
ついたウソがアピールに繋がったとしても、
「ウソをついたこと」があなたを不安にさせて、後悔に行きついてしまう。

そうなるとその後悔が他の事にも影響したり、引っかかってしまう。
そういう性格なら話の内容ではウソをつくべきではないだろう。

ウソの話はバレるのか?

ウソがばれるのかどうかについては、話の内容によってはバレる時もある。

大手企業や地元で名の知れた優良企業などは
エントリー学生の数も非常に多い為、初動対応で
調査会社などにまとめてあなたの身辺調査を入れている場合もある。

そこで何か問題になったら落とすという動きをしている会社も増えてきている。

小学生や中学生の頃に出した実績や家族環境などをしっかり調べ上げているところもあるので気を付けよう。
経歴や家庭環境についてのウソは高い確率でバレるので止めた方がいい。

それよりも許容範囲の度合いを考えて、自分のことで話を少し盛るくらいであればよいだろう。
ウソに関しては意見が分かれるところだと思うが、これが僕のスタンス。

面接で上手くウソをつくトレーニング

面接で「ウソの自分」を演じるのは、実は普段から簡単に訓練できる。

「見た目でウソ」をつくトレーニング

見た目のウソは日々心掛けないと急に意識してできるものではない。
なぜかというと体の動きは特に毎日のクセが、いつ何時も出てしまうからだ。

毎日以下のように体の動きを意識しよう。

●背筋を伸ばす
→背筋が丸まっていないかをいつも気にかける

●上を向くクセをつける
→逆に下を向くことを止める。下を向く回数が多いと自然に背中が丸まる。

●正しく着こなす
→正しいスーツの着方を覚える。

・正しいシャツのアイロンのかけ方
・ネクタイの締め方
・ワンポイントアイテムの使い方(タイピン、カフス、チーフなど)
・靴の磨き方
などはこの機会にしっかり付け方をマスターしておこう

●清潔感のある髪型
→周りから見てどうか?を意識する

見た目については別記事をぜひ参考にしてほしい
参考記事→面接の準備で「第一印象」を決定づける3つのポイント

髪型は見られている意識を持たなければダメ

髪型については無茶苦茶多いんだけど、自己満足ではダメ。
周りから見られている意識がない人が多い。
髪型が周りにどういう印象を与えているかは友達や家族に確認して客観的に意見をもらおう。

特に営業や販売など、対面での仕事を希望する人は特に!

「声でウソ」をつくトレーニング

実際にマイナスに感じた事とは違うリアクションを取る練習をしたらいい。

●嫌いなものを食べたとき、すごく美味しいリアクションをする
●全く面白くない不快なテレビ番組を観たとき敢えて興味深く面白そうなリアクションを取ってみる
●嫌いな人に会った時に少しだけ我慢してすごく明るく接してみる

そんな簡単な事で実はウソは演じられる。

最初は当然違和感があるけど、この違和感とか感覚みたいなものが面接と一緒だ。
この違和感になれると、バリバリ不安な面接で「ウソの自分」を演じきれるようになる。

「話の内容でウソ」をつくトレーニング

話の内容でのウソは「トレーニング」と言ってしまうと悪いことを伝えている感じもしてしまう(苦笑)
でも効果的にアピールができるのなら心臓に毛が生えたタイプのあなたならOKという考えだ。

その時にトレーニングしておくことは、
前述の通り、自己PRの作り方をマスターしてそれを実践することに尽きる。

話すネタは適当に考えたらいいだけの話。
そのネタをどのようにPRしていくかというのは
自己PRの作り方で紹介しているので参考にしてほしい。
参考記事→自己PRで「行動力」と「継続力」を完璧にアピールする方法

就活の「ウソ」はプロスポーツ選手のマインドで!

最後にお伝えしたいのが、
面接含めた就活全般は、この記事読んでいても上手くならない!という事。

就活はスポーツだから実際にやらないとできるようにはならない。
面接だって何度も練習や模擬面接のような機会を作るべきだ。

エントリーシートなどの書類でも
自己PRも作り方をマスターして効果的にアピールができるやり方を覚えないといけない。

スポーツも自分の身にどんなことがあっても結果を残さないといけないし、
プロ選手になるとお客さんに夢を与えるべくいつも笑顔と夢をふりまかないといけない。

身内が亡くなっても大会に出て最高のパフォーマンスを出すアスリートや監督もいる。
どんな状況でも状態の悪い自分を偽って良いパフォーマンスができるよう望んでいこう!

今日はここまで!