昨日は日経の合同説明会で先週に引き続き15生向けに逆転就活の講演をした。
いいとか悪いとかじゃないけど、合同説明会という場に来て、
本当に来てるだけの感じの就活生が多いかな。
就職と就社
そんな彼らに火をつけるべく1時間講演したあと、1人の就活生が質問をしてきた。
就活生「就活をずっと続けていますがなかなか内定が出ません。これからどうすればいいのか分かりません」
(内心さっきの講演でこうすればいいというのを全部伝えただろ〜と思いつつも)
僕「そもそもだけど〇〇さんは本当に就職したい?」
就活生「もちろん就職したいです。」
僕「なんで?」
就活生「ん〜生活するだけの糧を得る為に会社に入らなければいけないからです。」
この場合は「就職」ではなく「就社」だ。
個人的にカウンセリングをしたり、キャリアを考える機会に、
「何の為に仕事をするか?」
「何の為に職を得るのか?」
という根本的な事を理解して就職活動をしている人は本当に稀だ。
これは新卒の学生だけではない。
いい歳の中途採用の社会人でも同じだ。
あなたは可能な範囲で誰かの役に立つ義務がある
「職」というのは僕自身はこう定義している。
”自分自身が社会や人の役に立つ為にできる仕事や活動”
つまり会社に入るという事ではない。
個人で誰かが求めている事を提供してもいいし、起業してもいいと思う。
非営利団体でも構わないと思う。
まず「就職」というのは会社に入る事ではなく、役に立てる活動や仕事を見つける事だと認識してもらいたい。
会社を通して自分の使命や役割を果たす
その上で企業というものを考える。
企業も同じく社会に役立つサービスや商品を提供していく団体だ。
だからその企業に入る人も社会にどのように関わって
自分なりの使命や役割を果たすのかという事を考える事が重要だ。
社会の役に立とうと思っても独力では限界がある。
だから同じ使命感を持った多くの人が集まって組織として協力し合う会社がある。
つまりあなたが社会に対して役立っていきたい事を会社を通して実現していくってこと。