面接の緊張をほぐす為の【事前準備】と【当日対策】

就職活動
スポンサーリンク

面接はたくさんの人が苦手とするものの一つ。

実際に企業の採用担当者も
面接官をやっていて就活生や転職希望者の緊張や不安が結構伝わってくるらしい。

面接ではどれだけ自己PRや質問の準備していても
あの場の雰囲気が苦手でどうもうまく自分を表現できないというケースが多い。

今回は面接に緊張をほぐし苦手意識をなくすために
面接前日までにできる4つの対策と、
当日緊張をほぐす7つの方法をお伝えする。

スポンサーリンク

面接の緊張をほぐす為の【事前準備】と【当日対策】

面接はこれを読んでいるあなたにとってはおそらく居心地の良い状況ではないと思う。

面接が苦手という人が面接で結果が出ないのは「面接が苦手」と思ってしまうことによって
面接で思わず出てしまう行動や言動がその結果を作ってしまっている

面接の苦手意識から言動行動で、面接の結果に影響しやすい以下のような言動や行動が多い。

緊張して言いたい事がまとまってない、早口で何言ってるか分からない

緊張して何を言っているか分からない人。
多くの人はこれに悩まされる。

自分の言いたいことが言えない、伝わらないというのは仕事での活躍を見据えると致命的。

緊張して目が泳ぐ

緊張が体に乗り移ってしまう状態。
話す相手と目を合わせることが出来ず、やり場が無くなるので目が泳いでしまう。

やはり相手の目を見れず話せないのはコミニュケーションにおいてマイナスポイントとなってしまう。

自信のなさが見た目に出る

自信のなさから

・背中が丸まる
・下を向く
・爪を触ったり手をもじもじする

こういう行動を「逃避行動」という。
逃避行動とは自分が都合の悪い状況に置かれたときに思わず取ってしまう行動の事。

こういう行動をとってしまう事はやはりいい印象を与えない。

面接の苦手対策~緊張をほぐす4つの方法~【事前準備編】

面接では当日では何ともならないこともある。
前日までに日常生活で気を付けておくと緊張からくる行動を防ぐことが出来るポイントをお伝えする。

①普段話さない年上の人、初対面の人とどんどん話す

緊張する=慣れてない環境

という事だ。
慣れていない環境だから緊張して普段通りに話すことが出来ない。
面接官はほとんどの場合、

・「年上」
・「初対面」
・「目上」

の人という事になる。

普段あなたは話すのが気楽な友達や家族としか話してないという場合は
「年上」で「初対面」で「目上」の人と接するという経験が圧倒的に少ない

そういう経験がないからいざ面接でも緊張してうまく自分が出せない。

・どんどん新しいコミュニティに飛び込んでいく
・知らない人でも積極的に声をかける
・苦手だと思う人にも声をかける

こういう行動を意識して増やさないと何も変わらない。
面接対策というよりもあなたのコミニュケーション能力を高める方法でもあるので
是非心掛けてほしい。

②逃避の方法を使わない

人って自分の都合の悪い状況に置かれると何か特定の行動をしがちになる。
前述したように目をそらしたり、何か物を触ったり、頭をかいたり、体の一部を触ったり・・

この「逃避の方法」は人によって違うけど、
あなたはこの逃避行動を無意識のうちにやっているから
面接という都合の悪い状況に置かれたときに逃避の方法をとってしまう。

あなたの中で逃避の方法と呼ばれる行動を減らそう。

Ex.
・電車待ちでスマホを触る
・相手に見られると目を逸らす
・会話に困った時に物を触る
・話したくない人がいる時に隠れる
・意味のないジェスチャーがやけに多くなる

「あっ今居づらい!やり過ごしたい!」と思った時に上記のような行動をとることを止めよう。
面接でもそのクセが出てしまうからね。

③結論から話す、言い切りを意識する

緊張してうまく話せないなと思う時はダラダラと話が長くなりやすい。
普段から一言で答えを返すという事を心掛ける。

「結論から言うと○○、なぜなら●●」

という言い方を普段からするようにした方が良い。

緊張してダラダラ話しがちな人は
「○○なんですが・・・」、「○○で・・・」と
ずっと会話が続きがちになる。

「○○です。」「○○だと思います。」
と文章に端的に〇をつけることを心がけると良い。

④声量1.5倍

普段から自分の声量の1.5倍の声で話すようにした方が良い。
自分の中で1.5倍と思っていても大体せいぜい1.1~1.2倍くらいのもの。
腹から声を大きく出すと緊張が声に乗って出ていく。

これは自分が声が小さいと人から言われたことのある人は試してみると良い。

僕はずっと野球をやっていたけど、試合で緊張する時は声を張り上げて出すことによってその緊張はだいぶほぐれる。

大きな声で話すことは自信の表れにもつながるから超おススメだ。まずはこれだけでもできるところなので絶対に意識すべき!

面接の苦手対策~緊張をほぐす7つの方法~【当日編】

面接当日は、緊張の対策として
まず時間にかなりの余裕をもって準備することをおすすめする。
その上で以下のことを実践すると良い。

僕も毎回相談に乗っている就活生や転職希望者にお伝えしていることだ。
僕自身の体験ベースでの意見なので参考にできるところだけでもやってみてもらうと良い。

①風呂に浸かってから出陣

風呂はリラックス効果を生む。
可能な限りシャワーではなく、湯に浸かろう。

体が温まってリラックス効果を得てスッキリした状態で面接に臨むことが出来る。
そして入浴剤や石鹸、シャンプーのにおいが落ち着かせる効果もある。

面接だけでなく大事な商談やプレゼンがある時にもその日の朝とか直前に風呂に入るようにしている。

②向かう道中に心を落ち着かせるBGMを聞く

あなた自身の心を落ち着かせるBGMを用意して、面接に向かう道中で聞いておこう。

人によって好みはあるのであなたのリラックスできる音楽でも良いと思うけど、参考までに僕のおすすめは

・ノラ・ジョーンズ全般
・ビートルズ全般
・You Tubeの朝カフェBGM(You Tubeで「カフェミュージック」と検索すれば出てくる)
・ピアノJazz全般
・ボサノバ全般

まあ僕の好みからくる主観で恐縮だけど、ノラ・ジョーンズはマジでおすすめだ。
心がフラットな状態で面接に臨めるようになるだろう。

③30分以上前について近くの喫茶店でコーヒーを飲む(飲み物はあなたの好みで)

これは事前に心を整えることが出来るのと、自分が一番についているというある意味余裕を感じることでなぜか自信がつくのでおススメ。

かなり余裕のある時間について近くでコーヒーを飲むことで他の候補者との間で優位感を感じることが出来る。
「一番に着いてコーヒー飲めるくらいの余裕あるし、焦らないよオレ。」みたいな感情を持つことが出来る。

またこの時間に面接での自己PRや質問も再確認できて万全の状態で面接に臨むことが出来る。

④トイレに行って身だしなみを整える

会社訪問前にビルのトイレに一度入り、身だしなみをチェックする。

●ネクタイの結び目
●髪型
●メイク直し(女性)
●うがい
●油取り紙

このようなちょっとした身だしなみへの気遣いで最後の準備をしよう。
見た目を最後にチェックすることで、少々の自信をつけて面接に臨むことが出来る。

⑤深呼吸をゆっくり3回行う

面接前の深呼吸はどんな時もリラックスをもたらす。
興奮状態、緊張状態でそのレベルを抑制することが出来る。

面接室に入る前、前の人が入っているときなどあなたの面接直前の待ち時間に行っておこう

ここで注意点!

深呼吸しようと言ってもみんな呼吸のやり方が浅い。
深呼吸は深く複数回行う必要がある。

●7秒かけてもうこれ以上は吸えない!というくらいのところまで深く空気を吸い込んで

●7秒止める

●7秒かけて息を吐き出す(体全体を脱力する感じで)

このセットを3回。(約1分)

そのことにより脳に酸素をしっかり送り込んで頭がさえるようにしよう。

⑥声量1.5倍で話す

これは先にも述べた通り!
腹から声を大きく出すと緊張が声に乗って体から出そう。

声が小さいと自覚のある人は絶対にやるべき。
大きな声で話すことは自信の表れにもつながるから超おススメだ。

緊張してる時こそ大きい声を出すと不思議と緊張はほぐれる。

⑦ハンカチは絶対持参する

1000~2000円程度のハンカチを1枚持っておこう。
ハンカチは身だしなみの基本だけど、
ハンカチを手にすることで清潔感からくる自信を感じることが出来る。

これも気持ちの問題になるのかもわからない。
けど身だしなみや自分の持ち物というのは持ってるだけで自信が湧いてきたりする。

まとめ ~面接が苦手!緊張をほぐして最高のアピールをする方法~

要は「面接」という特殊な環境や「面接官」という特殊な相手という
あなたが普段慣れない状況でしかない。

緊張や苦手意識というのはその慣れない状況下だから来るものだ。

緊張をほぐす方法は前述の通りいくつかあるけど、
一番はあなたがそういう状況を面接以前の日常生活で意識的にどんどん作って慣れることが出来れば
緊張することはなくなる。

最初自転車に恐る恐る乗っていたのにいつの間にか何も考えず乗れるようになっているように、
面接に似た環境を自分で作っていけば大体のことは解決できる。

是非試してみてほしい!