面接でなぜか落ちる人の5つの理由と具体的な対策【就活・転職共通】

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なぜか就活の面接で落ちる・・!

何がダメなのかよくわからない・・

感触はいつもいいのに結果が伴わない・・

「面接で感触はすごく良かったです!」「伝えたいことはしっかり伝えられました!」なんて面接後に嬉しそうにいっていても、なぜか受からない、落とされるという人はその原因を知らずに次に移るケースが多い。

今回は就活において面接でバッチリだと思っていても落とされた場合のそもそもの原因とその対策についてお伝えしたい。次の結果の改善に向けて参考にしてほしい。

【この記事が役に立つ人】

●面接でいつも感触は良くても不採用になる人
●面接で自分は何がダメなのかわからない人

→企業の採用担当者が見ているポイントを踏まえて自分の見直すポイントがわかります。

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面接でなぜか落ちる人の5つの理由と具体的な対策【就活・転職共通】

面接を何十社も受けて毎回感触は悪くないと感じながら不採用が続くパターンの就活生には共通する原因がある。まずは企業があなたを面接で落とす場合の5つのパターンを知っておこう。

①微妙な差で他の候補者を採用する
②そもそも面接のタイミングが悪い(遅い)
③ポテンシャルが感じられない
④面接の受け答えが自己満足でズレた答えになっている
⑤企業が求めるアピールができていない

①微妙な差で他の候補者を採用する

そもそもこの場合はどうしようもない。割り切る必要がある。
あなたの中では100%の対応ができたとしても面接では採用枠に限りがある場合もあり、他の候補者との相対性も重要になる。

②そもそも面接のタイミングが悪い(遅い)

企業は実はもう採用枠がないのに面接をするケースもある。

●今内定を出している候補者が辞退した場合に備えて念のため
●面接の事前に社内異動で欠員の対応をした(これは中途採用の場合多い)
●あなたの直前に面接を受けた候補者が優秀だった

企業は一度あなたを面接に案内したら企業側から「見送り」とは言いにくい。企業側も選考の無碍な対応についての風評被害は避けたいところで、一度面接に案内すれば途中で切り捨てるという事は極力したくないしね。

③ポテンシャルが感じられない

これはそもそもあなたが「頑張ってくれそうだ」と思わせるアピールができていない。見た目、話し方、姿勢など元気に頑張ってくれそうだと思ってもらえていない。

つまり第一印象だ。

見た目、話し方、姿勢という第一印象は面接においては最も重要なのは言うまでもない。第一印象が与えるポテンシャルのイメージは別記事で詳しく説明しているので参考にしてほしい。

④面接の受け答えが自己満足でズレた答えになっている

ここは事前に対策することで十分対応ができるところ。

これは転職の面接でもそうだけど僕は26歳の時4度目の転職をした時、これでもかというくらい不採用通知をもらった笑。その頃を今になって思い返すと、思いっきりズレた回答が多かった。今思い返すと恥ずかしさ極まりない。(笑)

特に新卒面接や20代中盤の若い人の転職面接の場合は、そうなりやすい。聞かれたことに対して良く見られたい気持ちが先行しすぎて“自分自身がイケてると思い込んでることを伝える”という状態になってしまう。面接時の質問では面接官が聞きたいことを伝えなければいけない。

⑤企業が求める資質をアピールできていない

1社1社、企業というのは欲しい人材が違う。求める性格や経験がそれぞれ違う。
企業を紹介して面接で不採用となった後に企業から面接のフィードバックを必ずもらうようにしているけど、最も多い理由がこれ。

「当社には○○が合わない」という事。

当然無理やり合わせるものではない点もあるが、企業はあなたを自社の基準に照らし合わせて判断している。つまりあなたがそれが何かを知ろうとせずにあなたが言いたいことを言っているだけでは企業には何も刺さらない。

あなたの経験や考え方、スキルなどを踏まえ企業が求めるポイントにどうアピールしていくかが重要になる。

面接官の対応が良すぎて自分に好印象と勘違い

採用担当者や面接官もいろんな人がいるけど、優秀な面接官に当たった場合は非常に多いケース。面接官というのは前述の通り、会社としてあなたに良い印象を与えたい。

優秀な面接官はだれに対してもすごく優しく柔らかい対応で接している。聞いてくれているなという雰囲気を醸し出す。しかし面接ではあなたの回答が支離滅裂だったりよく分からない答えを返していても言っていることはしっかり聞いており、あなたに対して感じることも表情や言動とは全く逆のことも多い。

面接官があなたに好印象を持っているのではなく、あなたが面接官に好印象を持っているだけ
の場合も多いので面接官の表情や言葉は気にしないようにしよう。

面接に落ちまくる人が認識すべき「割り切り」と「対策」!

面接に落ちまくる人は「割り切るべきこと」「対策すべきこと」を認識して、粛々とその対応をできるようにしたい。

A:面接で落ちる場合に最初から割り切っておくこと

そもそもあなたを採用しない原因として挙げた

①微妙な差で他の候補者が採用された
②そもそも面接のタイミングが悪い(遅い)

この2つはどうしようもない。

そういう可能性もあるかもわからないと事前に理解しておくことでショックの度合いや受け入れ方も変わってくる。ここは割り切るしかなく、あなたが太刀打ちできる問題じゃないしね。

唯一あるとすれば、そんな充足した状況でもあなたを引き留めておきたいと思わせる十分な魅力がなかったとも言えるけど、やや不可抗力。

面接に落ちた時の対応策を予め考えておく

また、面接なんて全て受かる人なんてほとんどいない。
落ちた時にへこむこともあるかもわからないが対策を予め決めておくと精神的に余裕が持てる。

・落ちたときの気分を切り替える手段を挙げておく
・1勝99敗理論
・そもそもあなたに合わないことが分かったというプラス思考
など前向きな姿勢で行くことが何よりも大事になるけど、詳しくは別記事で説明しているので参考にしてほしい。

B:面接で落ちる人が十分に対策しておくこと

次の面接に向けて、準備できることはまだまだある。

③人物的にポテンシャルが感じられない
④面接の質問への返答が自己満足でズレた答えになっている
⑤企業が求める資質を理解できていない

この3つについてはあなたは適切に対策をしなければいけない。

対策①:ポテンシャルを感じさせる対応をする

これは十分にあなたは対策しておく必要がある。
髪型、服装、声の大きさ・トーン、前向きな発言など様々なポイントがある。そのような第一印象については別記事にて

ここで一つ覚えておきたいのは正しい敬語を使うという事。実は年代関わらず正しい敬語が使えない人が多い。

○○でよろしかったでしょうか?
○○の形になります。
おっしゃられる
その他多数・・・
こういった敬語の誤りはあなたの印象を損なう。必ず第三者に自身の敬語の違和感についてフィードバックはもらうようにしよう。転職エージェントの優秀なアドバイザーならその点もしっかり指摘してくれるはずだ。

対策②:面接での質問の意図を理解し最大のアピールになる答えを返す

質問には必ず聞く人、聞く会社の意図がある。もう一度言っておく。質問には必ず聞く人、聞く会社の意図がある。

おおよその会社は面接時にこれを聞いておくという面接マニュアルみたいなのが結構あって、人事担当者が変わるごとにそういうマニュアルを引き継いでいる場合が多い。
会社としてその質問一つ一つに聞く意図が必ずあるからだ。「なぜその質問をしたいのか、その質問をすることによりどういったことを聞きたいのか?」これを理解して受け答えをしないと面接に落ちまくるという原因になる。

ここは最も重要になるので次章で上記④の面接でよくある質問の意図をまとめておいた。いつも僕も企業で面接の経験が少ない面接官にも伝えてる質問なのでぜひご参考あれ。

面接で落ちる理由 No.1は【質問の意図の理解!】

面接でのよくある質問とその意図&NG回答をまとめたので参考にしてほしい。

「自己PRをしてください。」

【意図】
・オープンな質問に対してわかりやすく簡潔明確にまとめて伝えることができるか?
・特徴のあるアピールができるか?

【NG回答】
→ツラツラ生い立ちや経歴を時系列で話すこと。端的に印象付けないとダメ。
ダラダラと何が言いたいかわからないのはダメ。

「あなたの長所は何ですか?」

【意図】
・明確に自分の長所を理解しているか?
・その強みは入社後に活きそうか?
【NG回答】
→その会社での仕事に全く活きそうにない強みを延々と話す。
何をアピールするべきかが理解できてないと仕事でも顧客に対して同じことをする。

「あなたの短所は何ですか?」

【意図】
・明確に自分の短所を理解しているか?
・その短所を克服するために今どういう事に取り組んでいるか?
克服するために取り組んでいることまで言える就活生は少数。ここ必ず押さえよう。
【NG回答】
→その会社での仕事に全く活きそうにない強みを延々と話す。
何をアピールするべきかが理解できてないと仕事でも顧客に対して同じことをする。

「学校やバイト先であなたはどのような人だといわれていますか?」

【意図】
・周りから普段どう見られているか?
・客観的な自分を理解しているか?
・周囲の評価から自分にどのような認識を持っているか?
→○○だと思われてるから××してます くらい言えるとベスト。

【NG回答】
→「特に何も言われたことはありません」「意識したことはありません」
これは全く周囲に対する自分の立居振舞を意識できてないとなる。

「これまでの経験で最大のミスや挫折は何ですか?」

【意図】
・失敗した時の対応能力。
・あなたが挫折した時にどのように乗り越えたか
・その挫折を繰り返さないために今どう取り組んでるか?

【NG回答】
→「特にない」は△。
挫折を経験したことない、と答えると×にはならなくてもアピールにはならない。

「学生時代に最も頑張ったこと、成果を出したことは何ですか?」

【意図】
・成果を出せた要因
・あなたのどのような取り組みがそこに活かされたか
※できる限り具体的に伝えられた方が良い
参考記事→最も効果的な自己PRの作り方

【NG回答】
→「○○です!」と答えるだけでは不十分。成果を出したことを聞いているわけではない。
その成果を出した経緯を知りたい。

「志望動機を教えてください?」

【意図】
あなたがなぜその会社で働かないといけないのか?という明確な理由と志望度の確認。

【NG回答】
あなたが伝える志望動機を、そっくりそのまま他の会社にも伝えた時に無難に通じてしまうような志望動機は×。
その会社でしか使えない志望動機を考え抜く必要がある。

「あなたの人生の目標を挙げてください。」

【意図】
あなたの目標が会社の方向性に合うかどうかの確認
あなたの目標を達成させることがその会社で活躍することに繋がるのかどうかは重要

【NG回答】
起業したいとか、海外で生活したいとか、金持ちになりたいとかそういう目標は
会社の仕事と必ずしも一致しない場合が多い。自分本位の目標はダメ。
会社の事業とリンクさせられる目標を伝える。

「当社に入社したらどのような仕事をしたいと考えていますか?」

【意図】
「仕事内容をちゃんと理解しているか?」の確認。理解が浅ければ、なかなか答えられない。企業の事業計画の方向性に合った希望を伝える必要がある。

【NG回答】
企業が注力していこうと思っていない事業に携わりたいということや、管理部門(総務、人事、経理)などをしたいというと落とされやすい。

「あなたの趣味は何ですか?」

【意図】
・趣味を通じての価値観がどのようなもので仕事にどう活かせるか
・自分の趣味を面白くPRできるか

【NG回答】
「○○です。○○なところが面白いからです」というだけで
仕事に関連が持たせなければアピールにはならない。あなたの趣味が何かという事に面接官は関心がない。
それを通じてどういう思考を持っているか?それが仕事に活きるかという事だけだ。

まとめ ~面接でなぜか落ちる人の5つの理由と具体的な対策【就活・転職共通】~

【面接であなたが落ちまくる理由】

①微妙な差で他の候補者が採用された
②そもそも面接のタイミングが悪かった(遅かった)
①②は対策不可! 不可抗力になってしまう。

③人物的にポテンシャルが感じられない
④面接での質問の回答がズレている
⑤企業が求める資質を理解していない
③④⑤は効果的に自分をPRすることと質問の意図を理解して受け答えを!

今日はここまで!
See you mate.