同業他社への転職はなぜ失敗するのか?【失敗しない3つのポイント】

公開日: : 転職, 営業・販売職 ,

転職を考えた時、まず同業他社というのが頭に浮かぶケースが多い。
当然業界のことわかってるし各社の立ち位置やポジション取りもわかっている場合が多いからね。

でもふたを開けると同業他社への転職は失敗に終わるケースも実は多い。

今回は同業他社への転職がなぜ失敗に終わるのかというポイントを踏まえた上で、
僕なりの同業他社への転職で失敗しないポイントをお伝えする。

同業他社への転職で失敗する3つの理由

いきなりだけど同業他社への転職で失敗する代表的な理由はこの3つ。

理由①:業界を知ってるプライド

やはり今まで同じ業界で経験を積んできたというプライドが邪魔をして、
素直に新しい事や新しい環境にゼロベースで臨むことが出来ない。

周りからも「ある程度知っているだろう」という目で見られるのもあって、
逆にあなたが知らない事があっても「知らない」と言えなくなる。

そうすると本当は聞きたいことも聞けなくなったり、知らないことを知ったかぶりしてしまう場合がある。
特にこういうのは歳を取れば取るほど顕著になる。

そして結果が思うように出なくなる。
特に40代以上は同業他社への転職で失敗するケースでははこれが一番多い。

理由②:会社の環境に適応できない(待遇、人間関係)

同業他社ではあっても、以前の会社とは全く別だという事がなかなか飲み込めない人も多い。
僕が相談に乗る求職者で同業他社で転職をして失敗した人も、以前勤めていた会社の環境に慣れてしまって
新しい会社でのやり方、人間関係がなかなか飲み込めない。

待遇もそう、会社も違えば給与も違う。
前の会社ではずっと続けてきた信頼があるからそれなりの給与がもらえていたかもわからないけど、
同業他社とはいえ別の会社では新人。そこでの信頼はゼロからの積み上げだ。

にも関わらず以前の待遇にこだわる人が多い。
そういう人は環境が変わっても成果を出してもう一度以前の水準に戻すという気概で転職をするという基本が頭にない。

新しい会社はあなたには経験ではなく実際の結果でしか判断できない!
という事を頭に入れられてない。

理由③:根回しの不足と不義理

案外このパターンも多い。
同業他社での転職になるから、取引先、顧客などは被る場合が多い。

その中で顧客や取引先を前職と同じように引っ張ってしまったり、
やり方が違う中で同じ対応をしてしまい、、新しい会社にも違和感を持たれる。

また、そういう場合に前職の退職前に義理を通して話をするなど、
不義理をしないための準備や行動行う必要がある。

同業他社への転職で失敗しないための3つのポイント

同業他社への転職で失敗しないために、まず絶対必要な姿勢や考え方をお伝えする。
これは僕自身も一度経験があるし、多くの相談に乗っている求職者のパターンを見ても間違いない!

素直にゼロから勉強するつもりでやる!

まず何をおいてもあなたのこれまでの経験を前面に出していくような姿勢だと本当にうまくいかない。
新しい会社の人たちにも良く思われないし、今までの経験や知識を前面に出していくスタイルだと本当に人が離れていく!

その為の心得として、入社3~6か月の間は

●知っていることは聞かれたら答える
●できることは頼まれたらやる

というスタンスを持ったほうが良い。

そしていい機会だし、もう一度業界の事や商材のことをゼロから勉強してみるのも良いだろう。
同業から来たけど勉強熱心というのは転職先の人にも評価を得やすい。

同業他社の転職先の社長から
「今までの経験をどんどん活かして改革してほしい!」のようなことを言われているようだったら、その会社で改善できる業務のポイントがあればどんどん伝えていっても良いだろう。

でも残念ながらそういうスタンスになると転職先の他の社員たちは今までの居やすい環境からあなたという異端児が新しく加わり環境が変わることで居づらさを覚えてしまうのでその点、嫌われ者になることをある程度覚悟して仕事をした方がいい方がいい。

顧客もゼロから作るつもりでやる!

営業や販売の仕事なら、顧客は前職であなたについていた顧客もいることだと思うけど、
これを引っ張ろうと思うといろいろと上手くいかない場合も多い。

顧客を転職先にもっていくのは義理を通したり、しっかり手順を踏んでいくことが必要になるが、
そもそも顧客はゼロからもう一度作るつもりで転職をしなければダメ。

だから今の会社で一定の売上があってもそれは前の会社の看板があっての顧客になる。
前の会社の看板で撮った顧客はどこまで行っても基本的には前の会社の顧客になることをしっかり頭に入れよう。

経験を売ろうとしない!あくまで成果!

一番言いたいのはここっ!!

同業他社への転職に失敗する人で一番多いケースがこれ。

・今までの会社では一定の成果を出してきたからこれだけ給料が欲しい、
・たくさんの経験をしてきたからこれだけの条件をのんでほしい!

こういった希望を転職先に伝えてしまうケース。

これは本当に思うけど、環境が違えば考え方や価値観が違うのは当たり前。

自分の給与や待遇はその経験や知識を活かした成果で決める!という考え方がないと本当にうまくいかない。
まず「給料や待遇を決めるのはあなたの仕事の結果」という事を深く認識する必要がある!

メジャーリーグとNPBの例

例えばメジャーリーグと日本の野球ではメジャーリーグの方がレベルが高いと言われている。

でもメジャーリーグで活躍した外国人助っ人が日本の野球に来てメジャーと同じように活躍できないケースと一緒。
日本の野球をなめきって、成果を出せない。アメリカとは野球の仕方が違うからね。

メジャーで活躍した人で日本で同じように活躍する外国人の共通点
・とにかく勉強熱心
・選手やスタッフと自分から馴染もうとする
・日本語をしっかり覚えようとする

これは同業他社への転職に失敗しないポイントとしても一緒のことが言える。

あなたが以前の会社でどれだけ成果を出したかは関係がない!
あくまで次の会社の環境でどれだけ成果を出すかで自分の稼ぎを作ることを考えないとダメ。

まとめ ~同業他社への転職はなぜ失敗するのか?【失敗しない3つのポイント】~

同業他社への転職に失敗するパターン、逆に同業他社へ転職してうまくいくパターンは大体決まっている。

知識やスキルはあって人間として仕事に真摯に向き合い謙虚に取り組む姿勢がなければやはり上手くいかない。
あなたにどれだけ知識や経験があっても、それは決してなくなるわけではないから頭の片隅に一旦置いておき、
真っ新な状態で新しい環境で身を置いていくと上手くいくケースが多い。

是非それを頭に入れて同業他社への転職を検討してほしい。
今日はここまで!
See you mate!

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Kevin@キャリアアドバイザー

Kevin@キャリアアドバイザー

20代で4社のブラック企業を渡り歩き、迷走に迷走を重ねた末にキャリアアドバイザーという天職に辿りつく。 その迷走経験を活かし500人以上の転職相談に乗ってきた30代現役キャリコン。企業の採用支援実績は600社以上、上場企業の人事代行も務め採用コンサルタントとしても活動中。

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  • 名前:Kevin
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