30歳、社会経験なし、資格なしでも応募した4社全てから内定を取った男の思考

30歳、社会経験なし、資格なしでも応募した4社全てから内定を取った男の思考。

転職活動をしてもなかなか内定が出ずに苦しむ人はいつになっても多い。
一方で、今まで面談した転職希望者で「30歳、正社員としての社会人経験なし、資格なし」(転職面談時は派遣)にも関わらず、応募した4社全てで内定が出た男性がいた。

 

これには僕自身もとても驚いたけど、その4社の採用担当が内定を出す理由がわかったような気がした。
これまでの経験、資格、年齢に関わらず、人事担当者を採用したいと唸らせるほどの理由・・

 

それは「PHD」だ。

PHDと言ってもPHD(博士号)のことではないよ。

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貧乏で、空腹で、決意している人

PHDとは

 

Poor(貧しい)
Hungry(空腹の)
Determined(決意した)

 

という単語の頭文字のこと。

 

「貧乏で、空腹で、決意している人」

 

荒野で草食動物を今すぐ狩らないと自分も子供も死んでしまうライオンのような人のこと。
もう少しわかりやすくいうと、つまりは「成功しない」、「結果を出さない」という選択肢がない人のこと。

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こういう人は特に中小企業でこれから事業をどんどん伸ばしていきたい会社の経営者からしたら本当に必要な人だ。
死にもの狂いで思い切った行動を起こす準備ができてるだろうか?

 

これまでどんな人生を歩んできても、どんな経験があってもなくても、今この瞬間からの行動によって全てが変わることをその面談した彼に教えられた気がする。

 

彼にはとにかく社会経験がなかった。
でも今すぐに稼がないといけない理由があった。

 

彼は父親が急に倒れて、そのまま亡くなってしまった。
彼の父が残した借金が数千万円あり、理由や経緯はわからないけどその借金を母親が支払っていかないといけなくなったようだった。
彼は独り身でまだ結婚もしていなかったけど、相当な額の借金だった為すぐにでも稼げる仕事について、
少しでも早く母親と借金を返していく必要があった。

 

これまでテキトーに自分の好きなことだけをやりながら、派遣社員で食いつないでいたようだったけど、
父親が亡くなってそういう状況になって変わったようだった。

 

とにかく稼げる仕事をということで営業職に絞って転職活動を始めて、
住宅、保険、マンション、通信と歩合が大きい営業職ではあるけど受けた全ての会社で内定が出た。

 

結局、彼は紹介したある会社で通信回線の営業として新たに人生をスタートさせたけど、
30歳まで社会人未経験だった点も逆に後押ししてか、スポンジのように営業ノウハウを吸収して、
1年も経った時にはその支店でトップの売り上げを誇る営業マンになった。
正確な月収まではわからないけど、おそらく行く月で100万円程度は稼いでいると思う。

決して諦めない、決めつけない思考

その後何ヶ月か経ってからその会社の採用担当者から聞いたその人についての話に本当に感心した。
それをシェアしようと思う。

 

ある月の月末最終日に彼は会社から与えられた予算は達成していたようだったけど、
自分自身で決めた目標まであと30万円ショートをしていた。

 

そこである見込みの中の某会社に対して彼自身が絶対に導入した方が得策だと思うサービスがあった。
内容を見積もると30万円相当で、その月の目標を達成させる為にはそのサービスを売り切るしかない状況だった。

 

月末最終日、それを絶対に買ってもらうという決意で顧客のところにいったらしい。
その最終日の午前中に、顧客の担当者に少し時間をもらいそのサービスの説明をした。

 

答えは「考えときます。」
でも彼は絶対にここで売り切ると決めていた。

 

もう一度状況を整理し、提案するサービスがいかにその顧客に必要であるかを話した。
「部長に相談して考えておきます。」
部長は昼に戻ってくるという事で、午後にもう一度訪問した。

 

部長と担当者にもう一度プレゼンした。
部長も「検討しておきます。」
でも今日絶対に首を縦に振ってもらわなければならなかった。

 

もう一度状況を整理し、今、月内にやってもらう事の必要性を伝えた。
「社内で考えときます。」これで3回目の「検討」。

 

もう一度どんなベネフィットがあるかを整理して伝えた。
そして最後に嫌われるのを覚悟で勇気を出して
『決断を引き延ばす理由って本当にありますか?』と伝えた。

 

「・・・」
答えは返ってこなかった。

 

「今決めなければ多分数日経っても決めないと思います。押し売りではありません。しかし本当に必要だと思うのであれば今決断してみてください。今必要ないと思えば断ってください」

これが会心の一撃だったようで部長から「お願いしようか。」の一言。

 

17時にようやく契約にこぎつけたらしい。
1日がかりの攻撃的な商談で彼は月末最終日に無事その月の自分で立てた目標を達成できた。

 

この話を聞くと彼はまさに「貧乏」で「空腹」で「決断」していたんだと思う。
受注をもらわないという選択肢、失注という結果でも良いという甘えが一切ないよね。

 

自分も営業をしてきた経験が長いけど、自分がそこまでできていただろうかと考えても首を縦に触れない。
PHDを持っている人はこういうことが出来る人だね。

本当に優秀な経営者の採用の判断基準

本当に優秀な経営者は、人材採用については明確な採用基準がある。
PHDを持っているか?
これだけ。

 

当然スキルや、少しの職歴等も見ると思うけどただ一番重要視するのはPHDだ。
この人は貧しくて空腹で決意しているか?

 

PHDを持っている人を雇うと当然結果が出るのが早いから会社が早く成長するからね。
それで会社もその人もhappyな結果になってwin-winが成立する。

そこで仕事をしなければならない理由、稼がなければならない理由

その彼のようにPHDをあなた自身の中に持って、内定を獲得するにはまず、
「そこで仕事を“しなければならない理由”は何か?」
「そこで“結果を出して稼がないといけない理由”は何か?」
を徹底的に考えて明確に答えられる人だと思う。

 

あなたはなぜ稼がなければいけないの?
・・・本当に稼がなといけない?

 

あなたはなぜ結果を出さないといけないの?
・・・本当に結果を出さないといけない?

 

ライオンは必ず獲物を仕留めないと子どもに食事を与える事が出来ない。
今日目の前のシマウマを絶対に仕留めなければいけない理由がある。

 

あなたが仕事をする理由は何だろう?
あなたがそこで活躍する理由は何だろう?

 

あなたはPHDをもってるかな?
貧しくて、空腹で、決めきっているだろうか?

 

今日はここまで!
See you mate!