「仕事を辞めたい」が怖くて言えない!【ノンストレスで伝える方法】

転職
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「仕事辞めたい」なんて言い出せない・・

辞意を伝えるなんて何て言われるか怖すぎる・・・

辞めるなんて言ったらそのあとどうなるか不安・・・

仕事を辞めたいと思ってもなかなか会社や上司には伝えづらいもの。ちょっと高圧的な上司とかなら辞めると言えばなんといわれるか不安になったり、これまでの辞める前の人への冷遇を見てきて怖くなってきたりしてなかなか言い出せないことも多い。

今回は仕事を辞めたいということが怖い!言い出せない!という人がノンストレスで辞めることを伝える方法を、転職に伴う退職アドバイスを何十人もしてきたキャリアアドバイザーがお伝えする。

【この記事が役に立つ人】
・会社を辞めたいけどなかなか言い出せない人
・上司や会社に何を言われるか怖くて辞めたいと言えない人
・自分のこの先が心配で辞めたいと言い出すのが怖い人

【この記事が伝えていること】

→状況別の退職の切り出す決意の持ち方
→ノンストレスで辞意を伝える方法
→辞意を伝えることにストレスを感じない精神を持つ方法
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「仕事を辞めたい!」が怖くて言えない状況を整理する

仕事を辞めたいけど怖くて言えないという場合、その状況別に対策を考える必要がある。仕事が辞めたいのに怖くて言えないというケースには大体以下の3つに分かれる。

あなたの状況はどれに当てはまるかチェックしてみよう。

①今の仕事の代わりが利かず自分がいない状況が想像できず怖い場合
②今の会社は辞めたいが、自分の今後がまだ不安定で怖い場合
③会社の上層部や上司が怖くて言い出せない場合

今の仕事は辞めたいが代わりがいなくて言い出すのが怖い場合

今はあなたしか担当してないポジションであなた以外にその仕事をやれる人がいないという場合、「辞めるなんて言ったらそのあとこの仕事はどうなるんだろう・・・」と会社のその後を心配してしまうケースがある。

この場合は心臓に毛が生えたタイプの人ならこんなことを気にせず、決めたらすぐに辞意を伝えるという事ができる。

しかしこのパターンに当てはまるならあなたはそうではなく、会社のことや一緒に働いている人のことを一番に考えるタイプだと思う。

自分の人生を優先した方がいい

お世話になってる会社とはいえ、考えるべきはあなた自身の人生!というのが僕がいつも求職者にアドバイスしている事。今の時代、大手と呼ばれる会社でもどんな状況になるかわからないし、そうなったことも踏まえ自分の身は自分で守らなければ会社は守ってくれない。

自分が納得のいく決断をして、一歩一歩進んでいかないと絶対に後悔する。
会社のことを考えるよりもあなた自身の将来へ一秒でも早く歩を進めることを優先しよう。

その事が理解できれば、強い気持ちを持って会社にもノンストレスで辞意を伝えることができるはずだ。

後任配置は完全に会社の仕事

そもそも、あなたの仕事の後任探しは会社の仕事。たとえあなたが見て他にやれそうな人が今いなかったとしても、その状況を作ってしまったのは会社の責任でしかない。

あなたが辞めるとなれば後任を作るという人事配置も当然会社の仕事。そこに変な罪悪感を持つ必要は一切ない! 

後任に対する不安について配慮は必要だが、責任を感じるのは全く違うという事を理解しよう。

退職届は書いて確実に渡す

辞めることを決めたならまずやることは退職届を確実に書いておこう。退職届はあなたの退職意思の明確な意思表示になる。

会社の規定で1か月前までに申し出るとか3か月前までに申し出るとかって規定もあると思う。それを気にする人もいると思うけど、知っておくべきなのは、法的には退職意思を示して2週間経てばあなたは辞めることができるという事退職を決めることや次のステージに進むことは法律的にも尊重されている。

しかしそこは人間。これまでお世話になった温情もある。あなたが後任が見つかるまでできる限りのことをしてあげたいと思うなら、2か月とか3か月とか、上司と相談の上ある程度の期間を決めて力を貸してあげるのもよい。

退職届を出してなければあなたの意思表示はうやむやにされる場合もあるので、そこはしっかり渡した上で退職時期を決めよう。

会社は辞めたいが、自分の今後がまだ不安定で怖い場合

今の会社は絶対に辞めたいけど、自分自身の今後が決まっていなくて不安で辞めるとなかなか言えない場合は当然あなた自身の今後の身の振り方をしっかり決めてから辞めるべき。

20代後半から30代に入ってくると、その後の転職を考えた時にもブランクというのはやはり印象が良くない。

先に転職先はしっかり決めておくべきだ。次さえ決めておけばノンストレスで「辞める!」ということを声高に伝えることができる。

転職活動は転職エージェントで先に進めておく

転職活動は、複数の転職エージェントに登録して先に進めておくべき。今の仕事もしながらだとなかなか選考をうまく進めづらい部分もある。

選考企業への効果的な推薦や選考日程調整、条件調整をしてくれるので今の仕事をしながら効率よく選考を進めてくれる。

転職エージェントは以下の中から2~3つくらいは登録しておくとよい。

リクルートエージェント
doda
パソナキャリア

20代でまだキャリアが浅めならこれも
マイナビジョブ20's

転職エージェントの選び方などについては別記事でもお伝えしている。

経済的、精神的にも余裕があるならリセットしてからもあり

もしあなたが、貯蓄もそれなりにあり、精神的にゆっくりできる余裕もあるというようなら、先に辞めてゆっくり転職活動をするのもいい。

仕事をしながらの転職活動はやはりやることも多く、なかなか並行して進めることができない場合も多い。全面的におススメをすることはできないが、今の会社を辞めてしまってから転職活動に集中することも一つの手。

しかし、コロナウイルス感染拡大以降は転職市場では企業の採用選考は非常に慎重になっている。人材不足は継続しているので求人自体はそれなりにあるが、選考基準は非常に高い会社がほとんど。

転職活動期間が長期化する可能性は高いのでそのリスクは頭に入れておこう。

会社の上層部や上司が怖くて言い出せない場合

辞めたいということが怖くて言い出せないことで最も多いのがこれ。

会社の上層部や上司が結構怖くて辞めるなんて言ったら、なんていわれるか怖くてなかなか言い出せないという人。

会社はあなたの気持ちを受け入れないことはできない

まず認識しておくべきことは、あなたの職業選択に関する意思を会社は受け入れないという事はできない!ということが法律で保障されているという事。

職業選択の自由は国民全員に認められている権利でもある。だからあなたの意思を会社や上司は否定することはできない。あなたが辞めたいと言えば、それを受け入れるしかないという事だ。そのあなたの意思に反してあなたを強制労働させるという事は労働基準法で禁止されている。

まずはしっかりあなたの意思を伝える決意を持とう。

自分の人生を大切にするという強い気持ちを持つ

怖い会社の上層部や上司に何か言われたとしても、お伝えした通り一時的なストレスだと捉えよう。辞意を伝えた場合、よく上司から言われることが以下。

「このまま中途半端で辞めていいの?」
「他に行っても今のままなら同じことだよ」
「今まであなたの育成に時間、コストかけてきたのに何を言ってるの?」

的なことを言われるケースがある。これを読んでいるあなたの仕事ぶりまでは僕はわからないのでこう言われたことが本当にそうだと思える場合もあるけど、そうやって言われてもおそらくもうこれ以上はその環境では頑張れないと思っているというあなたがいると思う。

そうなったら自分の意志や自分のこの先の将来を大事にする意識をしっかり持とう。何を言われても自分のこの先の未来に決意をもって、それでも「辞めます」「それでもいいです」を言い切ろう

乗り越えるべき壁を投げ出してるだけなら注意

繰り返すけど、乗り越えるべき壁というものも仕事の中には必ずある。

その壁を乗り越える価値があるかどうかは自分で判断しよう。嫌だから投げ出すという事で辞める決断に至っているならそれは本当に次も同じことを繰り返すことにつながるので注意が必要だ。

社会は甘いものではない。簡単に投げ出すことは何も成し遂げることのできない自分を作り出してしまうのでそこはしっかり自分自身で見極めよう。

義理もヘッタクレもない場合は退職代行サービスもあり

会社や上司に大した温情もなく、義理もヘッタクレもないという場合で上司と話したくもないという場合は、退職代行サービスを使うのもありだ。

退職代行サービスは、ストレスを抱えたくないあなたに代わって会社との退職交渉をしてくれる。お勧めするのは退職代行Jobsだ。弁護士がついてくれて会社にしっかりあなたの権利を主張してくれる。今日明日にでも即刻退職したいという場合は依頼もありだ。

ただし退職代行サービスはお察しはつくと思うけど人間関係が醸成されている中ではそれは崩壊してしまうことになるので注意しよう。あくまであなたがもう今の会社の人間とは一切顔も見たくないし話したくもないという場合に利用することが望ましい。

はっきり言って丸投げ、ノンストレスで今の会社を辞めることができる。

まとめ ~「仕事を辞めたい」が怖くて言えない!【ノンストレスで伝える方法】~

今の会社を辞めたいと思う場合、

①今の仕事の代わりが利かず自分がいない状況が想像できず怖い場合
②今の会社は辞めたいが、自分の今後がまだ不安定で怖い場合
③会社の上層部や上司が怖くて言い出せない場合

この3パターンのどれにあたるのかによって、持つべき考え方や行動をしっかり考えよう。

全体に共通するのが、あなたには自由が保障されているという事だ。

あなたが自分の人生をしっかり考えた時に、どこかにも書いたが周りへの配慮は必要だが責任を感じる必要は全くないという事。

自分自身の選択で歩みを進められるようにならなければ本当の意味での幸せはやってこないと僕は思う。是非最良の選択を。

今日はここまで!
See you mate.