就活や転職でなかなか懇意の会社から内定が出ず、
どれだけ受けても受けてもお祈りメールばかりが届いてしまう・・
そんな時半ば就活をあきらめようという気持ちになる就活生や転職希望者を何度も見てきた。
今回はそんな時にその状態から結果を劇的に変える思考と具体的な方法についてお伝えする。
是非これを読んでリスタートを切ってほしい!
就活はあきらめたらそこで試合終了
「あきらめたらそこで試合終了ですよ。」
スラムダンクの安西先生の名言だね。
まさにその通り。
そして僕は実は知られざる高校野球フリーク(笑)
数年前に目ん玉がひっくり返るくらいの衝撃的な試合があった。
その試合を演じたのが石川の星稜高校。
夏の甲子園をかけた県大会決勝戦に挑んだ星稜高校は
9回ウラ最後の攻撃を残して0−8で敗色濃厚。
しかも8回まで2安打。完全に抑えられていた。
僕は当時スマホでチェックしていたが波乱の多い高校野球といえども
8点を1回でひっくり返す可能性は見出せなかった。
しかしなんとその9回裏、打線が爆発して9点を取って
9−8でサヨナラ勝ちで甲子園行きだ。
ドラマチックにも程がある。マンガを見ているようだった。
星稜の選手たちはあきらめてなかった。
ある選手は試合が始まってから甲子園でプレーする自分たちの姿を頭で描き続けていた。
そのイメージや気持ちが結果をもたらしたんだと思う。
とにもかくにも、
高校野球の歴史で最も衝撃的な試合の一つだった事は間違いないだろう。
就活であきらめず成功イメージを持ち続ける思考
星稜高校の試合を観て、成功イメージを持ち続ける事の重要性を改めて思い知らされた。
就活に例えると入社してから活躍する自分の姿を描来続けていればきっと現実になるという事。
そう、全てはイメージだ。
何社受けても内定のなかなかでない人がいる。
その人は内定が出ないという状況に嫌気が段々さして、
もうダメなんじゃないかと勝手に想像し不安になる。
しかし不安=現実ではない。
現実は目の前で起こってきた事や起こっている事だ。
もうダメなんじゃないかと思う事はただその人の決め付けだ。
こんな悪い事がおそらく起こるだろうとね。
しかしそれに根拠はない。
今までの事実は将来の悪い結果をもたらす原因になるか?
答えはNoだ!
先ほどの野球の話に戻るけど
星稜高校は8回までたったの2安打で0点。点差は8点差。
その事実はそのまま敗れ去って甲子園に行けないという事には何ら関係がないという事だ。
「9回2安打0点で8点差」≠「そのまま負けて甲子園に行けない」
あなたがこれまで就活が上手くいかず30社以上落とされているとしよう。
「30社落とされている事実」≠「あなたがこれから内定が出ず就職できない」
という事だ。
つまりこれまでのあなたがめちゃくちゃ落とされてきた過去の経験は
あなたがこれから内定が取れないという未来に一切関係がない。
だから不安になる必要がない。
過去や現実の事に捉われて勝手に悪い未来を想像してしまう人の何と多い事か。
あなたがどんな過去やどんな現実があったとしても、理想の将来や理想の結果を思い続ければいいんだ。
ずっとイメージし続ければいい!
就活であきらめそうになった時、改めて見直すポイント4つ
就活で結果が出ず諦めモードになる前に、
必ず一度自身の活動を振り返って改められる点は改めておこう。
勉強でも仕事でもスポーツでもなんでもそう。
結果が出ない=必ず要因がある という事を理解しておいてほしい。
あなたが「これだけ頑張ってるのに!」、「これだけ努力してるのに!」
と思っていても正しいやり方、手順でやれてないと当然結果は出てこないからね。
下記の4点、順番に確認してみてほしい。
①自分の希望を明確にする
あなたの会社選びは明確な基準に沿って行われているだろうか?
企業選びの観点には
●絶対なくてはならない譲れない必要条件
●あればまあ良し、なくてもまぁ譲れる
●絶対にこれは避けたい
のそれぞれを明確にしておく必要がある。
業種、職種、勤務地、給与、休日、企業規模、仕事のスタイル、社長、社員、キャリアアップ、社風・・・
いろんな視点があるけど、自己分析をした上で
本当に上記の3つの条件があなたの中で整理できているだろうか?
紙に書いて整理し直すことをおすすめする。
参考記事①:就活がつらいと感じる人がやるべき自己分析のポイント
参考記事②:「就活の軸」が重要な3つの理由と決める時のポイント
②第一印象(見た目・声のトーン)は客観的に見てよいか?
まず盲点になりやすいのが第一印象。
面接では面接官はあなたに合った最初の7秒で50%以上の印象を決めつける。
見た目が受け入れられにくければ当然、どれだけ頑張っても第一印象が足を引っ張ってしまう。
今一度あなたの第一印象をしっかり見直そう。
これはあなた自身でやるのではなく当然他人にフィードバックをもらう事。
出来れば異性が好ましい。
異性から見てあなたがどのように映っているかは非常に第一印象では重要だ。
参考記事:面接の準備で「第一印象」を決定づける3つのポイント
③エントリーシートのポイントを押さえているか(書類が通らないケースが多い場合)
エントリーシート(ES)など書類では、
●設問の意図に沿って回答しているか?(何を知りたくてその質問をしているのか?)
●見やすくオリジナリティのある回答・PR(あなた独自の回答になっているか?、他者と比べて印象に残るか?)
この2点が主に評価されるポイントだ。
大企業になると何千、何万という数の書類をチェックする。
あなたの書類を隅々までじっくり見ている時間はない。
採用担当者の手を止めさせるような書類を書く必要がある。
参考記事①→エントリーシート(ES)の自己PRが書けない時は3つの型で決まり!【具体例付き】
参考記事②→エントリーシート(ES)が上手く書けない!落ちる3つのパターンと対策
④自己満足な自己PRになってないか?(面接で通らないケースが多い場合)
面接での自己PRもエントリーシートと同様、
なぜその質問をするのかという事を汲み取り、それに対するアピールをしないとダメだ。
独りよがりなアピールになったり、変に自分を盛りすぎてしまったりしていないだろうか?
面接についてはかなり多くのポイントがある。別記事を参照して確認してみてほしい。
面接のアピールは「活躍してくれそうだな」と思わせること。
そして入りたいという熱意をしっかり伝えることだ。
まとめ ~就活をあきらめる前に、結果を劇的に変える思考と4つのポイント~
●就活は諦めたらそこで試合終了!
→「今まで上手くいかなかった事実」と「これからうまくいかない未来」はイコールにならない。
●上手くいったときのいいイメージを持ち続けることが出来るかが勝負!
下記の点は改めて見直そう。
①自分の希望を明確か?
②第一印象は問題ないか?(見た目・声のトーン)
③エントリーシートなどの書類はポイントを押さえているか?
④面接では自己満足な自己PRになってないか?
今日はここまで!