
「仕事で全くやる気が出ない」

「会社に行っても面白くない」
社会人になって10年近くになってくると様々な責任や背負うものも増えてくる。
僕が毎日面談する求職者の人たちもこういうことを言う人が増えてきている。
20代であればやる気がなくても何かのめりこむきっかけがあればコロッと変わるケースも多いけど、社会人になって10年近くたち始めた30代のタイミングではなかなか難しい。
そうは言ってもまだまだ人生の半分以上くらいは付き合わないといけない!
今回はまだまだお付き合いをしないといけない「仕事」に対して日々エネルギーを高く保ちながら取り組む方法をお伝えする!
ちなみにこれは全部僕がやっている方法!
効果は絶大!
●やる気が出ず仕事でもモチベーションが上がらない人
●自分の気持ちの浮き沈みが激しくて嫌になってきた30代の人
→自分のマインドが上がり、気持ちの安定を保てる方法が分かります。
30代が仕事でやる気が出ない原因
30代で仕事でやる気が出ないのは原因は主にこの場合が多い。
・後輩にパフォーマンスで負ける
・上司から承認されず給与が上がらない
・部下と上司の板挟みのストレス
・家庭、お金の問題の影響が出る
求められる成果が出せない
まずはパフォーマンスが出せないということ。
30代になると20代のころに比べると給与も上がっていると思う。
会社や経営者としては30代でそれなりの給与を与えている人からは、やはりそれに見合ったパフォーマンスが欲しいところ。
頑張っていても求められるパフォーマンスが発揮できない30代の人は徐々にそれがストレスになったり、「やっても無駄だし・・」と努力することが無意味に思えてくるようになる。
「何をやっても意味がない」→「やる気が出ない」となる。
後輩(年下)にパフォーマンスで負ける
後輩や年下にパフォーマンスで負けると徐々に居場所がなくなってきたりもする。
特に!
プライドの高い30代の人は、自分よりキャリアの浅い人や若い人に成果や評価で抜かれると、その自分の実力のなさが認められないから仕事が嫌になってやる気がなくなる。
そして辞めることを考える。
上司から承認されず、給与も上がらない
逆に30代になってやってもやっても会社や上司から承認されずやる意義が感じられない場合、やる気がなくなる。
特に30代の場合はチーム、課、部署などの組織を任されている場合が多いものの、任されていた部門で周りを巻き込んで成果を出しても給与が上がらない。
やることはすごく多いのに成果に直結しない仕事も多く評価が上がらず収入も上がらない。
どんどん任される仕事や責任は大きくなるのにそれに見合った給与だと思えないと当然やる気は下がる。
部下と上司の板挟みのストレス
上司からは部下のパフォーマンスについてあーだこーだと言われストレスを感じ、
部下には背中を見せながら強い気持ちでモノを言わなければいけない。
30代になると多い立場の中間管理職との宿命。
上司に詰められたり指導を受ける時に感じる「できない自分」と
部下の前で見せないといけない「頼れる自分」。
この2つのギャップに苦しみ、だんだん心がついていかず
やる気をなくすのがこのパターン。
家庭の問題、お金の問題を抱えて影響を受ける
30代になると家庭を持つ人も多くなる。
家庭でパートナーと上手くいかないという場合や、お金の問題を抱えたりする場合に仕事で著しくやる気が出ないというもの30代に多い傾向。
家庭やお金の問題の専門家ではないのであまり語るのは控えるけど、僕自身も両方で問題を抱えたことが仕事に影響したこともあり、実はそれらを乗り越えてきた自負がある。
その経験もお伝えできると思う。
30代が仕事でやる気が出ないのは「人」「環境」に左右されすぎている
上記の30代で仕事でやる気が出ない要因に共通することがある。
それは
●「周りの人」
●「環境」
に影響を受けているという事だ。
例えば20代だと
・まだ自分がこの先どんな仕事していいかわからない
・どんな人と付き合ったらいいのかわからない
・どんなキャリアを積めばいいかわからない
という考えで悶々として答えが見えずやる気を下げてしまうパターンが多い。
一方で30代は自分自身でやる気をなくしているのではなく、周りの環境の動きを受けて自分が左右されてしまう場合が多い。
特に影響を受けることが多いのが前述の通り、「上司(雇用主)」「配偶者」「お金」の3つだ。
仕事でやる気が出ない30代の為の7つのモチベーション回復術
30代で仕事でやる気が出ない人が今後やる気を取り戻して
イキイキ毎日を過ごすして仕事をするために僕自身がやっていることをお伝えしたい。
これらはめちゃくちゃ効果が絶大なのであなたにもぜひやってほしい。
②アファメーションを作る
③人のために働く意識を持つ
④スーツ、シャツ、靴などをオーダーで作る
⑤完全にイメチェンするレベルで髪を切る
⑥小さく決めたことを継続する
⑦人生1勝99敗理論を頭に入れておく
①自分のイメージする未来を作ってみる
30代のあなたがこれから先イメージする将来、夢として持っていることを
まず目に見える形にしてみることをおすすめする。
・将来行きたい場所
・欲しいもの
・会いたい人
・達成したいこと
これらのイメージを実際に自分で作ってみると良い。
ただ漠然と考えているだけではなく、しっかり視覚に訴えかける状態を作っておく。
イメージに近い写真や雑誌の切り抜きでも良い、
これらを手帳などのシートに貼り付けていつでも見れるようにしておく。
ちなみにこれは僕がいつも持ち歩いているイメージをいくつか合成した写真だ。
左上:コーヒーの美味しいライブカフェをオープン!
右上:世界の行きたいところ一周!
左下:海外で子供たちにキャリア教育!
右下:スカイダイビング!
このような写真を10枚も20枚も作って毎日持ち歩いてみている。
こうすることによって自分以外の周りがどんな環境であろうが、常に前向きな気持ちで自分自身の先のイメージを持ちながら目の前の仕事に取り組めることが出来る。
目の前の問題なんて、壮大な夢に比べたら小さいものに思えるし、そんなことでいちいちつまづいてられるかってマインドを持てる。
②アファメーションを作る
写真や絵だけでなく、自分を奮い立たせるアファメーションを作って声に出して毎日読んでみるのが良い。
アファメーション(Affirmation)とは「断定」、「肯定」という意味だ。
あなた自身を肯定するスローガンのようなものをいくつか作っておく。
「私の元気と笑顔に周囲が魅了されている!」
「私の元には今日もビッグな仕事が舞い込んできている!」
「私は今日もお金に好かれてお金が私に吸い付いてくる!」
「私はたくさんの人から信頼され今日も頼られている!」
こういうアファメーションを手帳に書いたりスマホに保存したりして毎日読む。
言葉にして発するという事は脳がそれを受け取ってくるから意識が全く変わる。
「やる気が出ない」、「誰々が嫌い」
こういった気持ちとは全く無縁の状態になる!
周りの人があなたに何と言ってようが、仕事で上司やお客さんから怒られようが、あなたのマインドには全く関係を感じることが無くなる。
ちなみに僕はこれ写真とアファメーションを動画にして音楽をのせ毎日聞いている。
③人のために動く
30代のあなたが仕事でやる気が出ない時、一番タブーなこと。
それは自分の事ばかり考えて行動することだ。
逆に何か周りの人のためを思って行動したり、人のために考えてあげる事が大事。
周りの人のお役に立てると、あなたは存在意義を感じることが出来る。
・掃除や片付けなど人が好んでやらない仕事を率先してやる
普段周りから認められなかったり、評価されなかったりすると、変な「承認欲求」が出てくるもの。
30代になると「どれだけ人に貢献できるか」で人間の器を測られる場合が多い。
一度誰かが喜ぶことをしてあげたり、困っていることを助けるサポートをしてあげたり、周りの人が喜ぶことにフォーカスして自分の損得考えず行動してみよう。
ぜひ周りからのあなたに対する見方が変わり自分の存在意義とか生きる意味みたいなものがひしひし感じられるようになる。
④スーツ、シャツ、靴などをオーダーで作る
これもマインドを上げる良い方法。
30代であれば、スーツや、シャツ、靴などは既製製品でなく、あなたの体に合ったオーダーのものを着用してみよう。
自分にしか身に付けられない一着、一足というのは気分が全く違う。
昔はオーダーは高かったけど、今は3万円あればオーダースーツ1着が作れる時代だ。
いいものというよりは自分にしか切れないものを着用してあなた自身の自己肯定感を上げてみよう。
きっと自然と胸を張って意気揚々と仕事ができるようになる。
30代でオーダースーツ着てたら仕事ができないとダメだという意識も生まれるしね。
⑤完全にイメチェンするレベルで髪を切る
髪を切ることも、今までのイメージの自分とはおさらばするという意味でも重要。
周囲の人にもずっと同じイメージを持たれるとあなた自身に勝手なレッテルを貼られることもある。
30代になると自分の決まったパターンから抜け出すのが怖くなりがち。
ぜひ思い切って変化をつけて気分を一新してみよう。
前述のオーダースーツなどもそうだけど、
状態が良くないと思った時、自分が何も変えようとしなければ状態は変わらない!
という事をぜひ覚えておいてほしい。
⑥小さく決めたこと継続する
やる気がない時=自信を無くしているとき と言える場合も多い。
30代になると職場でもそれなりのポジションができていたり、家庭でも決まったルーチンがあったりするからわざわざあなたがやらなくても何とかなっている事柄が多い。
やる気が出ない時は仕事でもそれ以外の事でも何でもいい、普段このままいくとやらなかっただろうという生活の中での小さなことを決めてそれを続けることで徐々に自分に対する自信やモチベーションが高まる場合がある。
●朝起きたら水を一杯飲む
●トイレ掃除は毎日行う
●会社のゴミ集めは毎日行ってみる
●お客さんの納品書に必ず手書きメッセージを入れる
そういう他愛のない事でいい。
まず今日はそれをやると決め、実行する。
「決めた事を実行できた」いう感覚で自分を承認する事が出来、有言実行できたことに快感を覚える。
するとそれを続けたくなってきて続けだすと途中で止めにくくなる。
物事を継続できるとそれが自信になってやる気がみなぎってくる。
⑦人生1勝99敗理論を頭に入れておく
今成功者と言われている人たちは、あなたが今感じてるくらいの挫折感や劣等感なんかは何百回と味わってきている。
でもあきらめずにやり続けて一つの成功を掴んできている。
そう、人生1勝99敗でOK。
だってそうやってもがき苦しむことってすごく人間らしいし、あなたが死んでしまう時に成功談や上手くいった経験しか無かったらすごく味気ない人生になってしまう。
最後に人生を振り返った時に、「苦しんだ時期があったから楽しい人生だった」って言えると思っている。
今あなたが上手くいかないことがあったり、誰かとうまく付き合えないという場合、それは何かあなたの成功へと続く失敗や試練だと予め思っておこう。
そうすればいちいち上手くいかないことがあってもそこで立ち止まることがない。
まとめ ~【仕事でやる気が出ない】30代の為の7つのモチベーション回復術~
30代で仕事のやる気が出ない時は
立場的に誰にもなかなか相談できない時も多く、どんどんふさぎがちになってしまう。
でも部下の前や家族の前では気丈にふるまったりしなきゃいけない。
そういうあなたの中でのギャップが鬱につながったり、精神に異常をもたらしたりもする。
そうならないようにあなたは強いマインドを付けなけれなならない。
周りの人、環境というのはあなたがコントロールできるものじゃないから、
いろんなことが勝手に降りかかってくる。
それに対していちいちあなたがコントロールされていたら、周りに活かされる人生になってしまうしね。
是非今回挙げた事を実践して、仕事でやる気を出してみてほしい!
今日はここまで!
See you mate.