4月に転職するのは難しいのか?転職決断に向けた【3つの理由】

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4月に転職するのって難しいの?

4月の転職ってベストなの?

4月に転職するためにベストな活動スケジュールは?

今回は4月に転職したいと考えたときに4月に転職をかなえることは難しいのか?ベストなのかどうか?について、500人以上の転職支援をしてきたキャリアアドバイザーのリアルな意見を参考にしてほしい!

【この記事が役に立つ人】
3月で今の会社を辞めて4月に新しい会社でスタートしたいと思っている人
4月の転職するのがベストかどうかわからず不安な人
4
月の入社に向けたスケジュールがわからない人

4月転職がいいかどうかの考え方と、転職に向けた活動のタイミングがわかります。

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4月に転職にするのは実際難しいのか?

まずは結論から。
4月に転職するのが難しいというのはウソ。
 
難しくもなんともない。あなたが転職したいと思ったタイミングで転職するべき。
でも後述するけど、4月の転職はやめた方がいい難しい場合もあるのでその点も心得ておいてほしい。
 
4月に転職が難しいと考える必要がない理由は以下の3つ。
①多くの企業はいつでも採用したい!(時期にこだわったら乗り遅れる)
②自走できれば問題ない!
③欠員は急に出るので補充もすぐ!

①多くの企業はいつでも採用したい!(時期にこだわったら乗り遅れる)

多くの企業はいい人材がいればいつでも採用したい。
いい人材と会えて話がまとまりさえすれば時期は関係ない。必ず4月に採用したい!なんて言ってたら本当は採用できるはずだった優秀な人を他社に奪われることになる。

②自走できれば問題ない!

4月は新入社員もスタートする時期。新卒採用と中途採用の担当部署が分かれているような大きい会社なら話は別だけど大多数の中小企業は新卒社員と同様にあなたにも一から手取り足取り教えている余裕はない。

もしあなたのスキルが新卒と同等か少し毛が生えたくらいなら4月の新卒との同時スタートは難しいかもわからない。でもそれなりに一定の経験値をもとに自分で考えて動いて成果を出せる自走型タイプであれば問題ない。

新卒社員と違って最低限のビジネスマナーや業界事情は心得ている場合が多いから新卒ほど手はかからないと思ってもらえる

③欠員は急に出るので補充もすぐ!

急な人員の欠如はどこでも往々にしてある。一部門に大人数がいる大企業であれば変えは利くかもしれないが、数百人規模の中小企業なら急な退職者が出たら採用もスピーディーに行う。4月という時期を気にしながら採用をかける企業は少ない。

4月入社の中途採用が難しいケース

そうはいっても4月の中途採用が難しいケースはある。

①新卒メインで採用している会社
②中途を4月に同タイミングで大量募集する会社

①新卒メインで採用する会社

企業によってスタンスは分かれる

A:新卒採用からの育成をメインにする企業
B:新卒はあまりとらず中途採用を基本にする企業
Aの場合は4月に新入社員が多く入ってくるからなかなか同時に中途社員を入れると同時に教育はしづらい。大きい会社で新卒採用と中途採用の部門が分かれている会社なら問題ない。
 
Bの場合は随時採用している場合が多いので採用時期はあまり気にする必要はない。 

②中途を同じタイミングで大量募集する会社

中途採用を同じタイミングで大量募集する場合は期間を決めて採用するので当然競争率が高い。
募集内容を見て期間を決めて募集している特に大手の企業は要注意。

その時期が4月であればしっかり戦略を持って応募しないと他のライバル候補者との比較で戦いづらくなってくる。

大手企業は特に急な経営陣からのお達しで戦略的に10~30人を同時に募集するケースがある。4月の募集がそのケースであればしっかり対策をする必要がある。

4月の転職に向けてのベストな行動のタイミングは?

4月に転職をしたいと考えた場合、入社は5月のGW明けまで見据えておくとよい。
なぜかというと4月は年度初めになる会社もあり、4月は期首で新体制などでいろいろと忙しくしてる会社も多い。新卒採用をしている会社ならその新入社員の対応もある。

またあなた自身も3月が1年の締めになるケースあるから3月末までは業務も立て込むことも考えられるし携わっているプロジェクト等の限もある。

転職活動をそれまでにやっていても4月の1か月間は移行の期間として含みを入れておいた方が無難。

4月(5月)入社を考えた場合の大まかなスケジュールは以下だ。
(あくまで一般的な進め方なので職種や経験によって検討は必要)

転職軸、方向性の確立 121

やはり転職活動のスタートは年末年始でしっかり終わらせておきたい。

・転職理由の整理
・転職の軸、方向性の確立(次にどんな場所でどんなキャリアを積むか?)
・転職希望条件の明確化
・履歴書、職務経歴書のベース作成

この辺りまでは終わらせておきたいのがこの時期。12~1月にかけては求人数も少ないので、この時期にしっかり求人を実際に探すまでの準備をしておくとよい。

求人応募 1~2

実際に1月の正月明けのタイミングから徐々に求人をチェックし始めよう。1月3週目あたりからは春に向けた求人が徐々に出始める。この辺りで求人サイトを見始めたり、転職エージェントなどにも登録を始めるとよい。

選考・内定 1~2月

1月後半からは選考が始められるのが一番良い。多くの企業では2回程度の面接と適性検査などでスムーズに選考が進んでも2~3週間は最低かかる。4月の入社を見据えるなら、2月中には内定を受け取れるとよい。

しかしここはあなたの経験に合った求人がすぐに見つかりスムーズに行った場合だ。
管理職などの役職者の場合は選考にもっとしっかり時間がかかる場合もあるのでもう少し余裕を見て早めに方向性の確立や求人の検索を始めておく必要がある。

退職交渉 2月末~3月上旬

4月の入社を見据えるのであればやはり内定を得た後、2月末か3月早々に退職意思を伝えて引継ぎを行うべき。あなたの現職での役職や会社の依存度にもよるけどやはりどれだけ短くても1ヶ月程度はかかる。

会社のあなたへの依存度が高く1ヶ月では引継ぎができない場合もあるのでその場合はもう少し余裕をもって活動を始めるべき。

しかし、法的には退職届を会社に提出しさえすれば2週間で自主退職が許される。あとはお世話になった会社にどれだけあなたが義理を果たすかによる。いきなり一方的に辞めるというやり方はあまり好ましくないので早めに辞意を伝え、引継ぎなど飛ぶ鳥跡を濁さずしっかり引き継ぐようにしよう。

入社 4月初旬~5月初旬

入社が4月にできれば一番良いが前述のとおり忙しい4月の時期に入社することが会社にとってどうなのかという事を念頭に入れながら4月は有休を消化しながら5月のGW明けに入社するという考え方まではも言っておいた方がよい。

まとめ ~4月の転職するのは難しいのか?転職決断に向けた【3つのポイント】~

4月の転職は難しいという事ではない。

企業はいつでも採用したい会社が多いと基本捉えて、あなた自身はあなたのタイミングで活動すればよい。ただし4月に新卒採用をメインにしている会社や同時期に大量採用する競争率の高い会社などは採用を避ける会社のタイプだけは頭に入れておくべき。

今日はここまで!
See you mate.