転職したいけど自信がない!スキルもない!という人は転職すべきか?

転職
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転職したいけど自分に自信がない、スキルもない、
という理由で転職を迷う人も多いと思う。

実際は「転職したい」という気持ちがあるのに
なんとなく自分で自分の価値を決めてしまったり、
武器として使えるものがあるのにそれに気づいてなかったりすることで
転職できないとかしない方がいいと思ってしまう。

スキルがない!という人に限って自分のスキルの棚卸ができていない。

現役キャリアアドバイザーの視点で転職を考えだしたときに
自信やスキルがないと思ってしまうあなたに考えてほしいことを今日は書こうと思う。

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転職に対する自信って何?

そもそも転職する時に何があったら自信と言えるのか?

金八先生じゃないけど、まず言いたいこと
自信というのは「自」らを「信」じると書く。

つまり自分自身を信じる気持ちがあるかないか。
それだけでしかないという事。

これまでどんな仕事をしてきたか?どんな人生を送ってきたか?
は全く関係がないと考えた方が良い。

今は転職に関する世間の考え方、捉え方は昭和や平成初期の時代とは全く異なっている。
新しいキャリアを重ねることで新しい経験のかけ合わせができ、
より新しい価値が生まれる。

1社で定年まで勤めあげるキャリアモデルは崩壊してるわけだし、
自分のこれまでの経験が活かせる分野は何かあるはずだ。

これまで何をしてきたか?よりも、
これからどうしていきたいか?の考えを明確に持っているかいないかが重要だ。

それをしっかり語れるようにすれば自信がないというのは大きな問題ではない。
これからの期待やあなたの希望に対してあなた自身を信じることができるか。

僕はそれが「自信」だと思っている。

自分のスキルに自信がない!そもそも転職におけるスキルとは?

転職において「スキル」の場合は、
一方通行の「自信」のように自分で思っているだけではだめだ。

明確に応募先の企業側にもしっかり見られるのでそこで合うか合わないかの判断をされるので
しっかり棚卸をして考えるべきだ。

転職におけるスキルとは以下のようなものがある。
これを一度しっかり考えて棚卸してみよう。

その上で転職に繋がるものがきっとあるはずだ。

実務経験

実際にあなたが行ってきた業務の経験になるわけだけど、
どの業務をどのくらいのレベルで行ってきたかという事を数字で表現するという事が大事だ。

これは転職先の企業と事業規模が合うか、数字感覚は合うかなど、そういった感覚を確かめる意味もある。
100円のペンを売っていた人がいきなり3,000万円の住宅を売ると
金銭感覚が違いすぎて見積もりが出せないということもある。

例えば、
Ex.1 販売職
・車の販売平均●台/月、接客数は●組/月、売上平均は●万円/月
・集客方法:DM送付、イベント集客、手紙・TELでの来店者フォロー平均●名/月

Ex.2 経理・事務職
・月次、年次決算、給与計算●名/月、社会保険手続き、売上管理、売掛金・請求書管理

というような感じであなたが携わってきた仕事のボリューム感や感覚を知りたいという訳だ。

例えばこれまで正社員として働いた経験が浅いという人でも、
アルバイトで勤めていたところでどれくらいの量の仕事をどのくらいの期間こなしていたか
というのをまとめれば立派な実務経験になる。

業界経験

アルバイトだろうが正社員だろうが一定の業界に携わった期間があればそれは業界経験になる。
当然アルバイトと正社員ではその業界に対する関わり方の深さが違うけど、
アルバイトでも経験したことがあればその業界の勝手くらいはわかったりする。

その業界に対してアレルギーはないかというのもここで見れるわけだ。

PCスキル

現在ではPCを使用しない仕事はないと言っていい世の中になっている。
転職市場ではPCスキルは武器になるが言ってしまえば当たり前のスキルだ。

基本操作ができるという事が武器になるということは言えないが
一定のレベル以上までこなせると武器にはなる。

Office系の基本操作はできないとやはりどうにも厳しい。
Wordで文章を作成する、Excelで表計算する、Powerpointでちょっとした企画書を作る。
これくらいは最低限押さえておきたい。

例えばExcelでマクロを汲んだり、Powerpointで効果的なプレゼンテーションスライドが作成できるなどは
重宝されるスキルになってくるので押さえておきたい。

他にもイラストレーターやフォトショップといったソフトを使えるスキルも非常に効果的だ。
ちょっとした名刺やチラシをデザインして作ったりなどできると頼られる局面が非常に多い

資格

これはその仕事を行うにあたって必要になってくる資格というものもあれば、
なくても仕事はできるがあると一定の知見を認められるというものがあるが、
やはり資格に対しては取れるものは絶対取ったほうが良いと思うというのが考え方。

なぜかというとどこまで行っても「人間は学べる生物」という他にないということだ。

自分が持っていない知識はつけておいて損はないし、
それが一見今やっている業務に関係のなさそうなことでも、
何よりその資格を取得するというプロセスを自分で経たという事が自信につながる。

自分は何かを決めて取り組んで結果を出したという一連の流れがあなたの血肉になるし
たとえ資格の取得に失敗したとしても転職ではその姿勢がある意味スキルとして見てもらえる場合もある。

語学スキル

語学も重要なスキル。
グローバル化の中でどんな会社でも海外と取引をしたり、
海外の人材とコミニュケーションを取るという事は当たり前に起こることだ。
その中で少しでも他言語に触れた経験は大きな武器になる。

実際には英検、TOEFL、TOEIC、英語以外にも○○語検定などに
挑戦した経験があればそれは語学スキルになる。

実際にそういったテストの点数というよりも、
話すこと、聞くことの方が今は重要だけどね。

マネジメントスキル

年齢を重ねれば重ねるほど問われるのがこのスキル。
やはり部下や組織を率いて一定の成果を出した経験というのはどこに行っても大きな武器になる。

今は特に働く方に有利なルールになっていることが多いせいか
自分勝手にいろんなことを会社や上司に言う人もとても多い。

そんな中でそのような人たちをまとめ上げて組織を率いる立場の人間は
転職市場でもとても重要視される。

会社の上層部と若手の板挟みになって意見を調整する役目もあるのでストレス負荷も高いが、
その臨機応変な対応で部下のモチベーションの上げたり巻き込んでいったり、上司への報告の仕方、会社への働きかけなど
様々な対場の人にコミニュケーションの取り方を変えるという転職における立派なスキルだ。

コミニュケーション・プレゼンテーションスキル

周囲との意思疎通をスムーズに行う意味のコミニュケーション。
社会人では様々な立場の人と意思疎通をスムーズに行わなければならない。

会社の上層部、末端のアルバイトスタッフ、顧客、パートナー企業、仕入先、、

それぞれに取るべきコミニュケーションの方法が違う。
上手く相手にメリットを感じながら自分にもメリットを享受させる、
いわゆる「Win-Win」の関係を構築するのが上手いこともコミュニケーションのスキルだし、
誰とでも円滑な意思疎通ができるよう笑顔で誰とでもスムーズに話せる、それもコミニュケーションスキルだ。

他にも人前で効果的に話すことができるプレゼンテーションのスキルもある。
一つのことを魅力的に話せたり、感情の使い方が上手かったり、そういったこともスキルだ。

スキルが一つもないという場合は転職すべき?

あなたがもし20代であればまだ可能性はある。
今は第2新卒や既卒と呼ばれる実務未経験、社会人未経験を歓迎する会社も増えてきている。

入社後に十分な研修をっとの得ている会社も多くなってきている。
新卒社員と同様、「社会人とは?」というところから始める会社もあるし、
名刺の渡し方、電話のかけ方などから習得できる会社もある。

「自」分を「信」じる「自信」さえあれば十分やっていけるから心配はいらない。

ただあなたが30代であれば正社員として転職をしていくのは少々難儀だ。

企業側の見方からすると中途採用で転職者を採用していこうとする場合、
30代にはさすがにあなたのほかの候補者に業界経験や実務経験を多く持つ人が非常に多くいる。

そうするとスキルが一つもないというと、さすがに不利になる。
その場合はもう一度経験の棚卸をじっくりやってみるという事と、
何よりも30代のあなたが「ここだけは絶対に他の人に負けない」という点を明確にすることだ。

30代になって自分の強みが明言できないことが最も致命的だ。
その点しっかり整理して話せるようにしておこう。

まとめ

転職の自信がないという人は単に「自」分を「信」じていないだけ。
「自」分のことを「信」じさえすれば自信は持てる。

スキルはもう一度棚卸をすべし。

・実務経験
・業界経験
・PCスキル
・資格
・語学スキル
・マネジメントスキル
・コミニュケーション・プレゼンテーションスキル

結論、自分のことを信じて、スキルを棚卸してみれば
十分通用する状態になったりもする。

是非一度考えてみてほしい。
今日はここまで!