グループディスカッションの対策はたった3つのポイントを押さえること

面接
スポンサーリンク

今回はグループディスカッションでやれると役に立つ話。

グループディスカッションでは3〜6人くらいのグループになって30分くらいの時間を取る。
グループディスカッションは言ってみれば会議だ。

会議は全員の総意を確認し、物事を決める。
つまり全員で一つの答えや結論というのを導きださなければいけない。

しかも決められた時間内にね。

スポンサーリンク

グループディスカッションでは対策という対策はない!

medium_2987232840

いきなりこんなことを言ってしまえば元も子もないかもわからないが、対策という対策はない。
ただこの記事を読んでなるほど!と思ってくれたらそれでOK。

なぜかというと、グループディスカッションは何人かのグループで進めるわけだけど、
そのメンバーによって雰囲気や展開も変わるし、一概にどうしたらいいとは言えないからね。

だからグループディスカッションに臨むべき姿勢、スタンスというものを理解して進めてほしいというだけ。

グループディスカッションではリーダーや司会やればいい、という勘違い

毎年、就活の話をしているとグループディスカッションで勘違いしている人が必ずいる。

グループの中でリーダーや司会に立候補したり、
グループディスカッションを中心になって進められればアピールになると思っている人だ。

これは間違い。

別にリーダーの資質を見ているわけではないからね。
むしろ突っ走りすぎて空回りに終わる場合も多い。
リーダーや司会に立候補したりというのはそれなりにアピールにはなるけどね。

実は逆にマイナスポイントも最も大きいのがリーダーや司会だ。

リーダーになったものの、メンバー全員のアイデアを上手く引き出せず
自分の意見や価値観を前面に出しすぎて自分本位のディスカッション場になってしまったり、
アピールしたいが故に周りのメンバーに対しての細かいところの配慮が欠ける人が多い。

そうなるとせっかく立候補してリーダーや司会になっても、残念な結果になってしまう。

グループディスカッションのポイントは「答えの導き方にどう貢献するか」

①グループディスカッションでの役割の意味を考える

グループディスカッションで大事なのは
自分がそのディスカッションで答えを導くのにどのように貢献できたかという事だ。

決してリーダーだからという役割の大小が重要なのではない。

例えばグループディスカッションではリーダーのほかにも
タイムキーパー、書記、監視係、特別に役割のつかない人もいる。

タイムキーパーであれば、時間の観点から提案を出す。
しっかり時間の経過とディスカッションの進捗を見極め、
例えば「残り〇〇分で××を考えるようにしましょう!」と提案できるか。

書記係の人はグループの意見をまとめながら、
そのまとめたものを俯瞰した位置から物事がいえるか。

特に何も役割がついてない人でも何も役がないからこそ
全体のバランスが取れるという見方もある。

リーダーはディスカッションの進行はもちろん、全員の意見を引き出す事が出来るか。
特に就活に限らずこういったグループディスカッションでは、
全員が自由にアイデアや意見を出し合える雰囲気を作らないといけない。

②メンバーを「承認」することで発言を活性化させる

グループディスカッションでは周りのメンバーを承認するという事が
非常に有効に働くケースが多い。

ディスカッション(討論)の場では自分の発言したことが受け入れられていると感じると
どんどんそこから波及して発言が引き出されやすい。

逆に出された意見が「それは違うんじゃないかな?」と否定されたり、スルーされたりすると
次にそのメンバーは意見が出しにくくなる。

グループディスカッションでは出た意見が合ってるとか間違ってるとかではなく
考え方や価値観は十人十色、いろんな意見があることが望まれるやり方だ。

人の持つ意見という事はどんな意見でも尊いものだし、
それをシェアしてくれるだけでも十分貢献してくれていることになる。

ぜひ周りのメンバーの意見を「なるほど!」「いいね!」「そういう見方もあるね!」
で反応するようにしてディスカッションを盛り上げてほしい。

③グループディスカッションではメモを取ることも効果◎

グループディスカッションで是非やってもらいたい事を一つシェアしたい
これは目先のグループディスカッションだけでなく就職後も使えるスキルだ。
普段からぜひ練習をしてほしい。

それは・・・

「メモを取る練習」だ。

メモと言っても記者メモ、つまり誰かの話を聞いている時に
相手の目を見てうなづきながらメモを取る事だ。
新聞記者がインタビューの時にやっているアレだ。

これはグループディスカッションの際にけっこうアピールになる。
本当に会話して目を見ながらメモるのはその影響力はハンパない。

目を見てるから真剣に聞いている感もあるし、メモを取ってるから安心感もある。
この姿は仕事に置き換えた時に採用担当者から見たらすごく活躍してくれそうなイメージがある。

グループディスカッションでは
是非このスキルをマスターして使いこなしてほしい。

その為にはここはどうしても
普段からトレーニングする必要がある。
一度友達と話しているときでもいいからやってみるといい。
段々出来るようになるはず。

あなたはそれが出来れば、デキるビジネスマンだ。

今日はここまで!See you mate!