「休みがない!」ストレスで転職を考えだしたら行う【5つのステップ】

転職
スポンサーリンク

休みが少なくて本当に自分の時間がない!

年間120日くらいは休みが欲しい・・

周りも休んでないから休み取りづらい・・・

転職の相談に長年乗っていると、休みが多い会社に移りたいと思いながらストレスを抱えている人が本当に多いと感じる。

休みが取れずストレスが半端ないという理由で転職を考えたり、仕事を辞めたいと思う人が順番にやるべきことをお伝えしたい。

【この記事が役に立つ人】
・休みを取りたいけど、なかなか言い出せない人
・休みがほとんどとれずストレスを感じて転職を考え始めた人

【この記事が伝えていること】
→休みを主張する勇気が持てるようになります。
→適切な転職への5つのステップが分かります。

スポンサーリンク

「休みがない!」ストレスで転職を考えだしたら行う5ステップ

休みがない!ストレス!と感じる人に、まず最初に僕の持論からお伝えしたい。

休みがないことがストレスに感じるという事は今の仕事があなたの「天職」ではないという事。当然休暇というのは何をするにおいても重要だし、心身を休めてリフレッシュすることは人間生活を送る上で必要だ。

でも心から楽しいと感じたり心から意義を感じられる仕事に就いていると、休まないことが全くストレスに感じなくなる。自分の好きなことをやっているからだ。好きなゲームをやり始めたら時間を忘れていつまででもできるようになるのと一緒。

僕は昔ブラック企業で疲弊してた時は休みもほとんどなかったけど、「休日」という部分でいうと実は今もほとんど変わっていない。でも今の仕事が好きだし、天職だと思えるから休みがなくても気にならない。

ハードに働いたら体は回復させてあげないといけないから、栄養のある食事と適度な睡眠や運動で労わっている。今休みが取れないことが精神的にストレスに感じているという事は、今の仕事はあなたにとって「天職」ではない可能性がある。これに気づいたら自分の天職は何か?を探していくところからがスタートになる。

休みがなくストレスに感じた時の対処法は2つ。

「天職」と思えるように今の仕事を見つめ直す
「天職」にだと思える仕事に転職する
この2つ。

そしてこの2つを実現させるために行うべき行動は5ステップある。

①自己分析して将来のビジョンを描く
②今の仕事がビジョンに合致するかを確認
③今の環境で改善ができないかを考える
④自分の心と体を満たす方法を考える
⑤転職に舵を切る

①自己分析して将来のビジョンを描く

まずは休みがどうこう言う前に自己分析。今の環境に嘆いているばかりでは、そこにいていいのか、新たな環境に移れるのかどうかも分からない。転職をする人などでも「休みがない」という理由だけで転職する人は仕事観やキャリア上のビジョンが薄っぺらいから伝わりづらい。
 
現実的な転職理由として考える人は多いんだけど、それ以外のところであなたの方針や考えが明確に言えないようならダメ。まず自分をしっかり持つべき。「休みがなくストレス」というのは単なる他責。自分で受け取り方を変えていく事が大事。
 
自己分析で軸を決めていく方法は別記事で詳しく案内しているのでぜひ取り組んでほしい。
僕自身もこれに時間をかけて取り組んで軸を見つけることが出来た。

②今の仕事がビジョンに合致するかを確認

自分が出した今後のビジョンに対して、今の環境が合致するか、活かせるところがあるかを考えてみよう。これ、実は意外にある。自分自身が今後やりたい事や目標が明確になれば今の環境で活かせることはたくさんあるはず。
 
どんな仕事でも目的意識や目標があればそれに関連付けるようになるもの。逆に目的意識やビジョンがなければただの作業に過ぎない状態になってしまう。ただ意味のないものに思えてしまう。今の仕事を改めて見つめ直してあなたの人生にとって必要な要素があるか?をしっかり見極めよう。

③今の環境で休みの改善ができないかを考える

②までがしっかり考えることが出来れば、今の環境で休みをうまく調整できないかを能動的に考えてみよう。
 
・思い切って休ませてほしいと会社に伝える
・人に作業を依存しない方法を考える(セルフ化を考える)
・人の採用を提案する

思い切って休ませてほしいと会社に伝える

まずなんでも言ってもない事には始まらない。言うのはタダ。会社も基本的にあなたに辞められると困るわけだから、しっかり向き合ってくれる可能性はある。

ただ注意点としては、誰に言うかが大事。これは会社によって全く違うので一概にいう事はできないけど、あなたの上司が発言力があればそれでもいいと思うし、あなたの上司が雇われ根性丸出しの人なら、経営陣に直接言う。例え、休みをくれなくてもあなたのその気持ちに配慮してくれたり寄り添ってくれる場合がある。休みがなくてストレスを感じる人のほとんどは、「休みが欲しい」という事を会社に言っていない。

もう一度言うけど、言うのはタダ。言わなければ休みが増えることはない。

人に作業を依存しない方法を考える(セルフ化を考える)

ほとんどの会社で思うのが、スタッフが今当たり前のようにやっていることで、本当は自分たちでやる必要のない業務が多いということ。

今の業務をゼロベースで見直して、今のやり方、システム、仕組みがなかったと考えた時に今ある仕事をやる場合、今のやり方、システム、仕組みをもう一度使うだろうか?という事。

これは考えると以外に無駄なこと多い。またレジ袋が有料化になったように、今まであなたの会社やそのスタッフがやってきた事を顧客にお願いすることで大幅に時間のかかっていた業務が削減できる可能性もある。

・事務作業をシステム化する、外注する
・発送していたもの等を電子化(メールなど)する
・スタッフがやっていたことを顧客にお願いする
・会議を全てオンラインにする(移動の時間を無くす)
・動画を作ってスタッフの教育や顧客の商品説明をする

こういったことをあなたが提案して推進すれば業務の負荷が減り、休める日も多くなる。頭を絞らずに、ただ環境の良し悪しに嘆いているだけの人に成長はない。

人の採用を提案する

人の採用を会社に提案することもすぐに思いつく方法の一つ。しかしここで大切なのは、ただ人を採用してほしいと伝えるだけではダメという事。コロナ以降、会社も経営状況がシビアな会社も多くなってきている。不透明な先行きの中でただ人だけを闇雲に増やすという会社は少ない。

あなたに必要なことは、入れた後にどのように育成しどのような体制を作っていくかという絵を見せること

先々の組織のビジョンを見せることで上司や経営陣も納得する可能性はある。ただ人だけ増やしてほしい!というような言い方は良い交渉の仕方とは言えない。

④休みを取った時に心と体を満たす方法を考える

休みが欲しいと言っても、休みを主張する人は結局休んでも有意義に過ごせない人も多い。そう、結局休みが増えても自分の不満が満たされることはなく、同じ不満が続いてしまう。だから予め休みを今以上に取れたとしたらその時間を使ってどのようなことに取り組むか、どう過ごすかをあらかじめ考えておくことが重要。
 
・資格の勉強をする
・ジムにいって体を鍛えてメンテナンスできるようにする
・副業を始める
・趣味の○○する時間に充てる
・飲みに行く
・ツーリングに行く
このように予め休みを取った後、その時間を何に使うかを決めておくことが重要。休みが増えても、結局心身充実しない人も多くいるのはこれができていないから。実際、あなたが本当に求めるのは休みではない可能性もある。

⑤転職に舵を切る

これまで①~④のことがしっかり実行できていて、今の職場が合わないという事なら転職に舵を切ってもいいと思う。

転職は思った以上に時間がかかる。今の休みが全くない状態で活動するとなるとパワーもそれなりにかかる。自分で会社を見つけて1社1社応募して、書類で落ちて、また探して・・・書類が受かったら面接日程の調整もして今の業務の時間をやりくりして・・・

さらにストレスに感じる人も多い。なので転職エージェントにお世話になってあなたの代理人(アドバイザー)にしっかり動いてもらう方がいい。あなたの自己分析によって固まった方向性を伝えて、それに合致した会社を紹介してくれる。選考日程や雇用条件の調整も間に入ってしてくれるのでだいぶ負担は軽くなる。

20代のキャリアがまだ浅い場合のおススメの転職エージェント

20代のキャリアがまだ浅い場合(経験があまり主張できない場合)
第二新卒AGENTneo
キャリアスタート
マイナビジョブ20's
20代で比較的キャリアが浅い場合、第二新卒AGENTneoキャリアスタートマイナビジョブ20'sなどに登録して求人の紹介を受けよう。今の環境を1週間で辞めるという場合、多くの人が自分自身のキャリアの方向性が定まっていない。
そんなあなたにはこの3つのエージェントならこれからの方向性や可能性を慎重に考えた上で適切な求人を示してくれる。もう次は簡単に転職を繰り返したくないという場合はしっかりまずはアドバイザーの面談を受けてみよう。

20代後半~30代以降のキャリアの場合(一定分野で3年以上のキャリアが主張できる場合)

20代後半~30代以降のキャリア層の場合(一定分野で3年以上のキャリアが主張できる場合)
doda
リクルートエージェント
マイナビエージェント
BIZREACH(ビズリーチ)(※年収600万以上のミドル・ハイクラスなら)
20代後半~30代以上のキャリア層なら大手のリクルートエージェントdodaに登録すれば豊富な求人情報数の中から自分自身のキャリアに合ったものを選んでくれる。
これらのエージェントはやはり求人数が多いのでたくさんの可能性を見出すことができるのが一番のポイント。同業界でなくてもそのスキルや経験が活かせる思いもよらない会社や業界にも目を向けることができる。
※女性の場合は以下にも登録しておくとよい。
パソナキャリア

女性なら女性アドバイザーも多く、親切さが他に比べて突出しているパソナキャリアに登録しておくと安心だ。特にまだ転職エージェントを使ったことないとか、転職が初めてという場合にはびっくりするくらい丁寧な対応をしてくれるので安心できるのもポイント。

上記の中から2~3社並行して進めていくとよい。一度転職エージェントのアドバイザーと面談が出来ればあとはあなたに合った求人を紹介してくれるので残業で忙しくて時間が取れないあなたでも転職活動がスムーズに進んでいく。

休みを主張する前にワークライフバランスを考える

ワークライフバランスという言葉が一般的にもなってきていて僕はちょっと違和感がある。100の充実感があるとする。「仕事やプライベートの充実度はどれくらい?」って聞かれた時に、

「仕事100:プライベート0」
「仕事0:プライベート100」
「仕事50:プライベート50」
「仕事70:プライベート30」

という答え方をしている限り本当の人生の充実って叶わないんじゃないかと思っている。

なぜかというと、仕事とプライベートは調和されて統合されている。「仕事は〇〇だけど、プライベートは△△・・」とかって言ってる人周りにいたらその人はワークライフバランスの本当の意味わかってない人だと思う。

まず仕事とプライベートを分けて考える思考自体が状況をどんどん悪くしている。本当に仕事もプライベートも充実させている人はそんな言い方は一切しない。そういう人はワークライフバランスをとるという考えが無くなる。

「ワーク&ライフが100%」だ。

仕事もプライベートも一緒で総合プロデュースしないと本当に満足した人生にならないでしょ、って思う。どうせ生活するために仕事って必要だし、多くの人が1日に8時間くらい、ほとんどの時間を仕事に費やすことになるんだから、人生において有意義な仕事にしないとホントの満足って得られないと思う。

繰り返しになるけど、例え休みが増えてもそこに目的がなければ人生の充実感は変わらない。
だからこそ自己分析をして自分の目指すものをしっかり認識することが何よりも大事。

まとめ ~「休みがない!」ストレスで転職を考えだしたら行う5ステップ~

休みが欲しいと思っていても、すぐにただ休みだけを主張していても結局満足感は得られない。

①自己分析して将来のビジョンを描く
②今の仕事がビジョンに合致するかを確認
③今の環境で改善ができないかを考える
④自分の心と体を満たす方法を考える
⑤転職に舵を切る

この順番で今の環境と向き合って自分自身でその環境を切り開いていく事が重要。会社や上司など、周りの他責にしていても何も変わらない。

仕事もプライベートも一緒。自分の人生を総合プロデュースすれば、休日の日数なんて気にならなくなる。誤解しないでほしいのは、僕が別に休みを取らないことを推奨しているという事では全くないという事。休日は適度に必要だし、リフレッシュすることも必要。

ただ他責にして休みだけを主張していてもあなた自身が考え方や進み方を変えなければ結局得られる満足感はあまり変わらないという事ね。

今日はここまで。
See you mate.