転職がうまくいかない女性が一気に結果を好転させる【6つの手順】

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僕は今まで500名以上の女性とキャリア面談をしてきた経験があるけど、
今回はその経験をもとに「転職がうまくいかない」と悩む女性について、その状況からの脱却のプロセスをお伝えしてみたいと思う。

まああくまで僕の経験からくる独断と偏見もあるけど、
企業側の事情や考え方も踏まえた上での結構自信のあるリアルな意見なのでぜひご参考に。

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転職がうまくいかない女性の4大特徴

これまで面談してきた女性の求職者で、「ずっと転職がうまくいかない」と相談に来る人には共通した特徴がある。
まあ大体このパターンに分類されるねっていう4大特徴を挙げてみたので、
自分自身を客観的に一度見てどれに当てはまるかを考えてみてほしい。

特徴①:市場価値を理解していない

まず自身がどれくらいの市場価値があるかをわきまえてないケースがある。

あまり転職市場では求められてない経験が大いなる武器になると勘違いしている。
また未経験やブランクのある人が正社員としてすぐに仕事に就けるという甘い考えを持っている人も実際多い。

A:つぶしの利かないキャリアの自覚がない

ほんの代表的な一例だけど以下に該当すると大きなPRになりづらく正直、アピールにはならない

一般事務経験が長い

特定分野での専門知識・スキルがあれば別(ex.マクロ・VBA組める、経理に精通してるなど)

窓口や受付の経験が長い

ここも専門的ではないから評価されづらい。
特に金融機関の窓口など業界でしか使えない知識や資格が多く実際あまり評価されづらい(融資営業の経験などあれば別)

参考記事:【銀行・郵便局の窓口を辞めたい!】30代女性の転職市場での価値は?

契約社員や派遣の期間が長い

あなたでなくてもできる仕事で責任が伴いにくいと判断されがち。

少人数・小規模な会社で一通りの業務を経験

何でもそれなりに出来るけど器用貧乏的な印象(専門的なアピールができるなら別)

転職回数が多すぎる(5~6回以上)

女性に対しては男性よりある程度寛容だが、さすがに多すぎる

参考記事:仕事をコロコロ変える女性の特徴と長く続けるポイント

B:ほぼ社会経験がない・ブランクが長い

「早々に結婚して旦那さんの収入に頼ってきた為パート経験程度しかない30~40代の女性」

こういうタイプの女性が子供を連れて離婚し、正社員として仕事を探すケースは最近かなり多い。
この場合はキャリアアドバイザーとしても実際アドバイスが本当に難しい。

その人となりが非常に良くても、仕事観がほとんどない場合が多い。
30歳が見えてきていて社会経験が浅いとかなり不利になる。

特徴②:素直さ・謙虚さがない

30~40代になるとなかなか素直にアドバイザーの指示に従えない人が多い。
謙虚さもなく、ゼロから何でも受け入れようとしないと全く結果が出ない。

特徴③:見た目や言葉遣いが悪い

女性はやはり見た目や言葉遣いが悪いと敬遠されやすい。

特に今までブランクのある女性は家庭など自分自身のコミュニティで取っているコミュニケーションがそのまま転職活動にも出てしまう事がある。
男性ももちろんだが女性は特に敬語の使い方などで謙譲語と尊敬語がごちゃごちゃになっていると本当に残念な印象を与えてしまう。

特徴④:ハングリーさが感じられない

僕が特に思うのはこれ。

転職活動がうまくいっていないのになぜか余裕がある女性。必死な感じが伝わってこない。
必ず転職を決めて入社後に絶対に成功してみせる!といういわば反骨心みたいなものだ。

転職がうまくいかないと言いながらハングリー精神のない女性はよくこんなことを言う

「自分でも受けれるいいところがあったら紹介してほしい」(人任せ)

逆にハングリーな女性は

「この仕事に就きたいが(この会社に行きたいが)どういう風に進めたらいいか?」

くらいのコミュニケーションになる。

転職がうまくいかない女性におススメの活動の6つの手順

転職がなかなかうまくいかない女性が、今からもう一回結果を出すためにどのように取り組んだらよいのかについて6つの手順を順番にお伝えしたい。

既に取り組んでいることもあるかもわからないけど、
取り組めていないことがあれば「全て」実践してほしい

手順1:見た目と服装を変える

まずは見た目と服装を変えること。

これはあまり聞かないかもわからないけど僕は断言する。むちゃくちゃ重要!
いつも転職活動で停滞する女性に言っている。

●髪型をキャリアウーマン風にイメチェンする(髪型は絶対変えてみるべき)
●パンツスーツを新調する(パンツスーツでなくても洗練されたビジネスファッションを1パターン作る)
●使うペンを変える(安いペン使わない)
●ネイルは大人し目の色で(主張しすぎない、地味過ぎない)

などが挙げられるが
相手から見られる印象を良くするのも目的の一つだけど、僕が思うのはあなた自身のセルフイメージの向上のためだ。

やはり自分が身に付けるものや使うものをしっかりそろえると
自分自身でやる気が出たり、気持ちが新たになり自信が湧いてきたり、私できる!という気持ちになりやすい。

転職だけでなくてもなんでもマインドが一番大事だと思っている。
まずはそこからやることをおすすめする。

手順2:転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談

もしあなたが転職エージェントに相談していないならすぐにした方がいい。
他の記事でもたくさん書いているけど、独りよがりでうまくいかない転職活動はドツボにハマっているのと一緒。

あなたの市場価値を理解した上で適切な戦略を立てたり、企業との間に入っていろいろと調整してくれるアドバイザーにサポートしてもらった方がいいのは間違いない。

もしあなたがハローワークや転職サイトから応募してるだけなら、すぐに転職エージェントに登録して面談を受けよう。

僕の女性のおススメのエージェントは断然パソナキャリアだ。
詳細は下記参考にしてほしい。

参考記事①:【パソナキャリアは女性におススメの転職エージェント】は本当か?
参考記事②:パソナキャリアは第二新卒や未経験には有効か?【業界人のリアルな意見】

【パソナキャリアの登録はここから】↓↓

手順3:自分自身の5年後10年後のキャリアプランを立てる

次にあなた自身のキャリアプランを考えること。
これができてない人が圧倒的多数。

今就く仕事に躍起になりすぎているといいことはない。
一度落ち着いて5年後や10年後に

・どれくらいの収入を得たいか
・どのようなポジションで働いていたいか
・どんな働き方がしていたいか
・どんなスキルを身に付けていたいか
・どんな人と一緒に仕事をしていたいか
・家庭とのバランスなどはどうしたいか

こういったことを具体的に(数字を交えて伝えられるレベルまで)考えなければいけない。
そして書類や面接でこれらを具体的に伝えることにより、未来志向がある説得力のある話になる。

こういう話をすると
「えーそんなの考えたことありません」
「えーわかりません」
って女性結構多いけど、それは甘えすぎ。

厳しめに言うけど、自分の人生を自分でコントロールする気概のない女性を社会は求めていない!
自分の目的地を表すことが出来ないカーナビに用はないのと一緒。

参考記事①:食いっぱぐれない女性の仕事は?【女性が学歴・キャリアなし!から始める仕事7選】

手順4:直近1年で習得する資格や技術を決め、すぐ取り組む

手順3に続く内容になるが、5年後、10年後のイメージを持てたら
それに対して今すぐ取り組むべきことに速攻で取り組む。

資格や技能の習得にすぐ入る。
その場でAmazonですぐ参考書や問題集を買ってすぐにやりだす。

これくらいのスピード感がなければ、ビジネスの世界では通用しない。

参考記事①:資格なし30代女性は転職できるか?取ったほうがいい資格は?
参考記事②:【40歳女性】の転職で手に職を付けられる仕事とは?

手順5:転職エージェントと並行して自分で「直」応募!

僕は転職がうまくいかない女性の求職者にこれをアドバイスすることは多々ある。
手順3、4であなたの方向性などが明確になればそれが実現できる環境を自分でググったりして見つけ出し、そこに直接応募することをしてもて欲しい。

転職サイトに載っていたり、転職エージェントに案内してくれる求人ではない。
あなたの夢や目標が本当にかないやすいと思える会社や組織を自分で探して直接電話やメールで応募する。

渾身のパワーを込めた履歴書や職務経歴書、PRシートなどの応募書類を郵送してからなず見てもらうとかね。
これくらいのことが出来るとハングリー精神も感じてもらえて、他の女性との違いも出せて選考は進みやすい。

手順6:書類応募や面接時には必ず仕事観とビジョンを熱く語る!

ただ無機質に書類を書き上げたり、面接のときに聞かれたことに淡々と答えるだけではあなたの良さは伝わらない。

「これがやりたい」
「これを手にしたい」
「こういうことが出来るようになりたい」

こういった願望をしっかり言葉にして伝えることで、
企業の担当者はあなたの頑張り度を予想し、判断する。

自分で決めたビジョンを熱く、表現しよう。

転職がうまくいかないことは予め想定して開き直って進める

まず転職活動なんて20代の時はさっと決まっても
30代や40代にもなればキャリアのある人でも時間はかかる。どしっと構えて挑もう。

いちいち選考の結果で一喜一憂しないマインド

落ちるのなんて普通。世の中にはあなた以外にもたくさん優秀な人で条件の合う人はいるしね。
それに中途採用は特にタイミングと企業側の都合というのがある。

不採用の通知が来たら「その会社は自分に合わないことがわかっただけ」と思ってしまおう。
いちいち1社の結果で一喜一憂しない。
あなたはそんな小さい人間ではない!

参考記事:面接で失敗して落ち込む自分を切り替える方法

ダメだった時のフィードバックは謙虚に受け止める

でも不採用になった時は、いろんな要因がある。
企業側の選考都合という事もあればあなた自身に改善すべき問題やポイントが合う場合もある。

転職エージェントにお世話になるとアドバイザーがこういったこともしっかりフィードバックしてくれる。

・○○の経験が浅く映ってしまった
・○○のところの知識がなかった
・志望動機がはっきりしていなかった
・自身の強みが良くわからなかった
・質問があまりなく興味が感じられなかった
・質問の内容が自己中心的だった

このような選考のフォードバックはすぐさま改善して次に挑もう。
その他アドバイザーが指摘してくれた内容に関しては真摯に受け止め改善しよう。

ここで頑固さが出たり素直に行動できないと結果は変わらない。

まとめ ~転職がうまくいかない女性が見直すべき活動【6つの手順】~

以上いかがだっただろうか?
出来ているところ、出来ていないところを一つ一つチャックしながら進めていってほしい。

そうは言ってもやっぱり一番大事なのはあなたのビジョン。

【どんなこところを目指して、その為に何をするのか?】を明確にすることが重要。

実務経験が求められるのはいつも当たり前だけど、
キャリアがあまりないのなら今何ができるかより「今後どうしたいか?」に目を向けて、それに対してハングリーな姿勢を出してほしい。

子供がいるから、家庭があるからというのは、残念ながら言い訳になってしまう。
その為にどのように工夫して取り組むか?
という考え方にシフトしないと結局は何も今と変わらない。

少々厳しい意見だったかもわからないけど、これ結構リアルな内容で書いたつもり。
参考になれば幸いだ。
今日はここまで!
See you mate!